東海道五十三次の宿場町を巡ろう! 日本橋〜品川宿 JR東京駅~京急青物横丁駅/JR品川駅まで京急本線で約4分

※2023年3月現在の情報です。

歌川広重「東海道五拾三次/日本橋・朝之景」

※国立国会図書館デジタルコレクションより転載

東海道五十三次をたどるウォーキングの旅のはじまりは、日本の道路の起点である「日本橋」です。東海道最初の宿場である「品川宿」までのコースはほぼ平坦で、ウォーキングが初めての方でも踏破しやすい道のりです。
百万都市江戸の中心であった日本橋は、お店が軒を連ね、橋からは江戸城をはじめ富士山も望める江戸の名所の一つでした。品川宿では、道の両側に旅籠や茶屋が軒を連ね、吉原に次ぐ遊里(ゆうり)としても人気があった宿場町です。時代が遺した歴史を感じる数々のスポットと現代の風景が入り混じる「昔」と「今」が同居する味わい深い街並みを楽しめるコースです。
東海道近隣の史跡や名所をたずねながら、老舗の和菓子店やせんべい店といった銘店にも立ち寄り、さらには人気のカフェなどもご紹介します。歴史に興味のある方はもちろん、運動のため気ままなウォーキングを楽しみたい方、また新しい旅の視点をお探しの方など、どなたにもご満喫いただけるコースです。今だからこその“歩く旅”をはじめてみてはいかがでしょうか。

ルート&スポットMAPルート&スポットMAP

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歩いて巡るスポット歩いて巡るスポット

  • 江戸時代から続く国道の起点 日本橋「日本国道路元標」

    徳川家康が幕府を開いた慶長8(1603)年に創架された日本橋。この翌年に、幕府直轄となる5つの主要な陸上交通路の起点として定められました。北へ続く中山道・日光街道・奥州街道、西へ伸びる甲州街道、そして南へ向かう東海道へと、まさに日本の道路が始まる場所です。
    橋のたもとには「日本国道路元標」のレプリカが設置されており、橋の高欄中央部の照明灯には麒麟(きりん)像が飾られています。この麒麟は日本の道路の起点となる日本橋から飛び立つイメージによって、羽が生えたデザインとなっているのが特徴です。また橋柱の銘板は江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜直筆の銘板であるなど、見どころがいっぱいです。

    詳細情報

    日本橋・日本国道路元標

    住所:東京都中央区日本橋室町1-1

    アクセス:東京メトロ銀座線・半蔵門線三越前駅より徒歩1分

    営業時間:−

    休日:−

    JR東海ツアーズ社員の
    スタッフレポ♪

    日本橋の周辺には、東京らしい高層ビルが立ち並んでいます。そんな都会の中心にも昔の名残を感じられるスポットでした。時代が進んだ現代から一気に江戸時代の風景を思わせる不思議な感覚になる場所です。明治44(1911)年に架け替えられた、現在の美しい石造二重アーチにも魅了されました。

  • 創業200余年の名店 「榮太樓總本鋪 日本橋店」

    江戸時代から160年続く看板商品「金鍔(きんつば)」や定番の「梅ぼ志飴」をはじめ、季節の上生菓子や、伝統を守りながら新しい手法を取り入れた甘味などを提供する榮太樓總本鋪の本店。本店限定品の、本わさびを原料とした珍しいお菓子も売られています。
    床面の敷石には創業当時に敷かれた御影石が1枚だけ現在もはめ込まれており、店内の各所には和菓子作りの道具や昔のお菓子の缶なども展示されています。日本橋のたもとで積み上げてきた長い歴史を感じられる銘店です。

    詳細情報

    榮太樓總本鋪 日本橋本店

    住所:東京都中央区日本橋1丁目2-5

    アクセス:東京メトロ銀座線・東西線、都営地下鉄浅草線日本橋駅より徒歩2分

    TEL:03-3271-7785

    URL:www.eitaro.com

    営業時間:10時〜18時

    休日:日曜日定休

    JR東海ツアーズ社員の
    スタッフレポ♪

    歴史を感じられるお菓子だけでなく色鮮やかな缶入りのものもあり、写真映えするお土産を見つけられるお店でした。また和風の造りをした店内は老舗菓子店の風格が漂う雰囲気で柱には昔使用された歴代の缶が飾られているなど200年にも及ぶ歴史を感じられます。和菓子カフェでは「あんみつパフェ」、「焼きたて金鍔」、「黒豆大福」などのスイーツも味わうこともできます。

  • 千年の伝統を誇る関東のお伊勢様 「芝大神宮」

    伊勢神宮の神様「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」と「豊受大御神(とようけのおおみかみ)」が祀られる、「関東のお伊勢様」と呼ばれるパワースポット。寛弘2(1005)年、一条天皇の御代に御鎮座が創建された由緒ある神宮です。
    現在はとくに縁結びのご利益があるとして有名で、かわいい「恋昇鯉(こいのぼり)」おみくじが人気です。赤と白、2色の鯉におさめられた恋(鯉)みくじには、恋愛成就のための助言が書かれているので、旅の記念にこのおみくじを引いてみてはいかがでしょうか。また、持っていると着るものに困らず、良縁に恵まれるという縁起物の「千木筥」(ちぎばこ)も人気です。
    お参りするにはやや急な階段を昇らなければなりませんが、階段の手前にも賽銭箱があり、昇るのが難しい方でもお参りできるよう配慮されています。

    詳細情報

    芝大神宮

    住所:東京都港区芝大門1-12-7

    アクセス:都営地下鉄浅草線・大江戸線大門駅より徒歩1分

    TEL:03-3431-4802

    URL:https://www.shibadaijingu.com/

    営業時間:9時〜17時

  • 徳川将軍家の菩提寺 「大本山 増上寺」

    明徳4(1393)年に、浄土宗第八祖酉誉聖聰(ゆうよしょうそう)上人によって開かれた増上寺。江戸時代、徳川家康の手厚い保護を受けて隆盛を極めた徳川家の菩提寺です。境内には、2代将軍秀忠をはじめとする6人の将軍やその親族が眠る「徳川将軍家墓所」があります。
    またお寺としては珍しくカフェ「TERA CAFE SHIEN ZOJOJI(テラ カフェ シエン ゾウジョウジ)」があり、都会の喧騒を忘れてゆったりとした時間を過ごせます。国産栗100%使用の生絞りモンブランや和菓子セットを、テラス席で堪能してみてはいかがでしょうか。

    詳細情報

    大本山 増上寺

    住所:東京都港区芝公園4-7-35

    アクセス:都営地下鉄三田線御成門駅より徒歩3分、芝公園駅より徒歩3分

    TEL:03-3432-1431

    URL:https://www.zojoji.or.jp/

    営業時間:9時〜17時

    TERA CAFE SHIEN ZOJOJI

    住所:増上寺境内

    TEL:090-1504-8002

    URL:https://www.teracafeshien-zojoji.com/

    営業時間:10時~17時

    JR東海ツアーズ社員の
    スタッフレポ♪

    境内へ一歩足を踏み入れると、そこには東京にいることを忘れるほど静かな空間が広がっています。大殿の後ろにそびえ立つ東京タワーとのコントラストは格別で、時代の異なる建造物によって構成されている景色に心を奪われました。
    境内には徳川家の墓もあり、じっくり見て回りたくなるスポットです。すでに日本橋から約4km歩いているので、境内のカフェで休憩するのもオススメです。

  • 過去と現在が混在するフォトスポット 「品川浦船だまり」

    かつては、獲れた魚を江戸城に納める漁村「御菜肴八ヶ浦(おさいさかなはちがうら)」の一つであった品川浦は、海苔養殖の主要な産地として知られていました。現在も屋形船やつり船が並んでおり、ほかにはない独特の風情をかもし出しています。
    水辺の向こうには品川の古い家並みが見え、さらにその奥には品川駅周辺の再開発ビル群が立ち並びます。古くから残る風景と現代の風景が混在するさまは東京の象徴的な一風景でもあります。さらに、早朝や夕暮れどきに訪れると、朝日や夕日に照らされた幻想的な風景を見ることができるのでおすすめです。どこか懐かしい気持ちになる風景が広がる、ふらりと訪れたいフォトスポットです。

    詳細情報

    品川浦船だまり

    住所:東京都品川区東品川1-7-1

    アクセス:京浜急行北品川駅より徒歩5分

    営業時間:−

    休日:−

  • 東海道第一の宿場・品川宿 「北品川の商店街」

    東海道第一の宿場として栄えた「品川宿」の面影が色濃く残る北品川の商店街で、「北品川本通り商店会」「北品川商店街」「北馬場参道通り商店街」で構成されています。街道の道幅は参勤交代がすれ違える道幅と言われ、約7mもあります。今でも当時の道幅をそのまま留め、かつて旅籠や茶屋が立ち並んだ街道沿いには、創業150年の老舗なども軒を連ねています。電線の地中化など歴史的景観が整備され、また各所に名所旧跡を案内する看板が立てられているなど、昔の街道の様子を思い浮かべながら散策を楽しめるエリアです。

    詳細情報

    北品川の商店街

    東京都品川区北品川1丁目~2丁目

    アクセス:京浜急行北品川駅より徒歩1分

    営業時間:−

    休日:−

    JR東海ツアーズ社員の
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    日本橋から歩いてきて、はじめて昔の情緒を色濃く感じられたスポット。当時のままとされる道幅は想像していたよりも広く、驚きます。古くから続く風情ある老舗のお店に加え、宿場町から移植した松や史跡などもあり、各所にある看板を追いつつ当時の風景を想像しながら楽しく歩きました。
    ここまで来れば、ゴールの青物横丁駅まであと少し!歴史の香りに包まれて、気分も盛り上がります。

  • 品川名物・品川巻き 「せんべい処あきおか」

    北品川商店街にある「せんべい処あきおか」は、明治28(1895)年に旧東海道沿いに創業された長い歴史を持つお店。しながわ土産認定品の「手焼きせんべい 東海道品川宿」は、古くから地元の人々に愛されています。
    また細長いあられに、品川の名産である海苔を巻いた「品川巻」は、品川宿を代表するお土産品。海苔は、娘の着物の帯に見立てられているといわれています。ウォーキングのお共に、お土産に、良質な国産米を使って丁寧に手作りされたおかきを購入してみてはいかがでしょうか。

    詳細情報

    せんべい処あきおか

    住所:東京都品川区北品川2-2-8

    アクセス:京浜急行北品川駅より徒歩5分

    TEL:03-3471-4325

    営業時間:平日10時〜20時、日・祝日10時〜18時

    休日:火曜定休

    JR東海ツアーズ社員の
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    東海道五十三次を謳った商品や昔ながらのおせんべいが並ぶ、まさに「街道沿いのお店」という印象。かつて品川で海苔が生産されていた頃からあり、現在も地域の人々に親しまれているのが分かるあたたかい雰囲気のお店でした。
    品川巻の海苔は香りが強く、とてもおいしい!おかきの塩気もウォーキングの活力になりました。

  • 旅と道がコンセプトの古本屋兼喫茶店 「KAIDO books & coffee」

    旧東海道の宿場町として栄えた歴史色の強いこの地に、現代の風を吹き込む「KAIDO books & coffee(カイドー ブックスアンドコーヒー)」。旅や街道の関連本を中心に約5万冊の蔵書を誇る、古本屋兼喫茶店です。蔵書の内約1万5,000冊が店頭に並び、テーマ毎に分類された本棚を眺めていると本との思わぬ出会いも。ふるさとの本を見つけて購入される方もいるそうです。
    バリスタが丁寧に抽出したおいしいコーヒーや、しっとりとした生スコーン、自家製ソーセージと手作り酵母のパンを使ったこだわりのホットドッグなどが楽しめます。

    詳細情報

    KAIDO books & coffee

    住所:東京都品川区北品川2-3-7丸屋ビル1F

    アクセス:京浜急行新馬場駅より徒歩6分

    TEL:03-6433-0906

    URL:https://www.facebook.com/kaido.tokyo/?locale=ja_JP

    営業時間:平日9時〜17時、土日9時〜18時

    休日:月曜火曜定休

    JR東海ツアーズ社員の
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    かつてのようなにぎわいがなくなってしまったこの街を盛り上げていきたい、「人と人の縁を育みたい」といったコンセプトに加え、これから京都に向かう旅人には現地の方を紹介するなど、オーナーの佐藤さんの人情深い人柄もステキなお店です。
    また、こちらで販売しているバターと生クリームをたっぷり使った大人気の生スコーンは、ほんのりとした甘さとしっとりとした食感が何度も食べたくなるおいしさで、おすすめです!百貨店への催事出店もあって売り切れることもあるそうなので、早めに覗くのがオススメです。

  • 東海道品川宿の本陣跡 「聖蹟公園(品川宿本陣跡)」

    宿場町の中でも、大名や勅使が休息・宿泊する旅先の宿舎「本陣」。品川宿は東海道最初の宿場町として栄え、江戸中期以前は南品川宿に、中期以降は北品川宿に本陣がありました。ここはその跡地であり、当時は東海道を行き来する参勤交代の諸大名や公家などによって大変にぎわった場所です。
    その後、明治元(1868)年に明治天皇が訪ずれ、行在所(あんざいしょ)となったことで「聖蹟(せいせき)公園」と名づけられました。入口には土山宿から贈られた街道松が植えられ、園内には当時の東京市長の撰文「聖蹟公園由来の碑」や「聖徳の碑」「御聖蹟の碑」などもあり、歴史の深さを感じられます。

    詳細情報

    聖蹟公園

    住所:東京都品川区北品川2-7-21

    アクセス:京浜急行新馬場駅より徒歩6分

    営業時間:−

    休日:−

    JR東海ツアーズ社員の
    スタッフレポ♪

    実際に品川宿本陣があった場所とのことながら、現代では子どもたちが楽しく遊ぶ街中の普通の公園となっていました。この場所の歴史を示す記念の石碑や胸像、井戸の跡といったものと、元気な子どもたちの姿との対比をまぶしくも感じ、昔も今も人々が集い、つながる場所であることに何とも深い感慨を覚えました。

編集後記

日本橋から品川宿を実際に歩いてみて、普段何気なく通っている道にも、かつて東海道五十三次として使用されていた面影が随所に見られることに驚きました。江戸時代に整備された道が今も多くの人々が行き交う街道であり、生活の一部として利用され続けていることを実感し感慨深いものがありました。「品川浦船だまり」や「北品川商店街」「聖蹟公園(品川宿本宿跡)」など古くからの景観や街道、歴史を感じさせるスポットもあり、過去の時代を身近に感じられる貴重な史跡であると思います。12㎞という長いコースではありましたが、歩き終わったあとの達成感は格別です!ぜひ皆様も昔の時代に思いを馳せながら、ウォーキングをしてみてはいかがでしょうか。

  • ※営業時間などは変更される場合があります。お出かけの際には改めてご確認ください。
  • ※当サイトに使用している歌川広重「東海道五拾三次」の原画は、国立国会図書館デジタルコレクションを元に加工いたしました。

※本サイトに掲載の画像は全てイメージです。