なばなの里｜日本最大級のイルミネーションと四季の花を楽しむ三重の人気観光スポット

なばなの里 イルミネーション｜光のトンネルと水上演出が圧巻

なばなの里の代名詞といえるイルミネーションは、毎年10月下旬から翌年5月頃まで開催される期間限定イベントです。2025年度は2025年10月18日～2026年5月31日までの開催が予定されています。約650万球ものLED電球が園内を彩り、そのスケールは日本最大級とも言われています。
イルミネーションは毎年テーマが変わるのも特徴です。過去には「日本の絶景」「富士と海」「大自然の息吹」など壮大なストーリー仕立ての演出が登場し、何度訪れても新鮮な感動が得られます。

光のトンネル 華回廊

中でも人気なのが、全長200メートルに及ぶ「光のトンネル 華回廊」です。お花のテーマパークならではの花をモチーフにした暖かな光が頭上を覆い尽くし、柔らかな光を演出しています。

水上イルミネーション 光の大河

「水上イルミネーション 光の大河」は、幅約8ｍ、長さ約130ｍのスケールで躍動感あふれるダイナミックな大河を演出。鏡のような池に映り込む光が幻想的な空間を作り出し、訪れる人々を魅了します。長島にある木曽三川をモチーフにしており、約10分間のプログラムで四季の移ろいや滝の流れを美しい音色のBGMに合わせて最新LEDで表現します。なばなの里 中央の池で実施されていますので広範囲で見学することができますが、チャペルの対岸の橋の上が特に人気のスポットです。

フラワーライトアップ

11月下旬～12月下旬頃は紅葉ライトアップ、2月下旬頃～3月下旬頃はしだれ梅ライトアップと河津桜ライトアップ、3月下旬～4月下旬頃はチューリップのライトアップと、季節ごとに様々な花木との共演を楽しめるのもなばなの里の魅力です。

季節を彩るなばなの里の花々

梅・しだれ梅＆桜｜早春を彩る華やかな花景色

2月上旬から約150本の梅が見頃を迎え春の訪れを感じさせます。特に日本料理「翡翠（かわせみ）」の周囲が美しくライトアップも実施されます。2月20日頃からは、しだれ梅が見頃を迎え3000坪の梅苑で色鮮やかに咲き乱れます。運が良ければ梅に誘われたウグイスの姿を見ることができるかもしれません。3月上旬からは早咲きの「河津桜」、3月下旬からは「ソメイヨシノ」「しだれ桜」など花のリレーが続き園内を彩ります。

チューリップ｜180万株が一面に広がるカラフルな絨毯

3月下旬からは13000坪の花ひろばにてチューリップが見頃を迎えます。赤・白・黄色・ピンクから珍しい色・形の180万株のチューリップが咲き誇り、花ひろばに併設された展望台からは、ダイナミックな色鮮やかな絨毯を見ることができます。また4月上旬頃はソメイヨシノも咲き始めるので桜とチューリップの共演も楽しめておすすめです。

見頃：3月下旬から4月中旬頃

ネモフィラ｜SNS映え必至の春絶景

ゴールデンウイークの時期には青い絨毯のように広がるネモフィラを楽しめます。13000坪の広大な敷地に約100万株のネモフィラが咲き、青い空と青いネモフィラのコラボレーションを観ることができます。

見頃：4月中旬～5月中旬頃

あじさい・花しょうぶ｜梅雨を彩る和の花々

梅雨時期には、雨に濡れて一層美しさを増す花々が園内を彩ります。「あじさいと花しょうぶロード」では、なばなの里イルミネーションの象徴ともいえる「光のトンネル」内に色鮮やかなあじさいや花しょうぶなど約300鉢を展示。昼間はもちろん、夜はライトアップされた幻想的な光景を楽しめます。
また「あじさいと花しょうぶロード」だけでなく、園内各所にも約700～800株の紫陽花が咲いており、散策しながら初夏を感じることができます。

あじさいと花しょうぶロード　開催期間：5月下旬 ～ 6月下旬頃

コスモス・ダリア

秋の花ひろばでは、様々な品種が揃うダリアや、ピンク・白のコスモスが150万本と咲き誇ります。9月下旬頃よりピンクや白のコスモスが埋め尽くし、高台や入口付近からの景色は圧巻です。10月上旬頃からはダリアが花ひろばに色を添えます。特になばなの里のダリアは全部で約200種あり、巨大輪という珍しい品種があるのも見どころの一つです。

見頃：
コスモス：9月下旬～11月上旬頃
ダリア：10月上旬～11月下旬頃

通年で楽しめる見どころ

ベゴニアガーデン｜一年中咲き誇る花の大温室

敷地内にある「ベゴニアガーデン」は、世界中から集められた1万2千株以上のベゴニアが咲き誇る大温室です。天井から吊るされた花々と足元を彩る花壇が一体となり、まるで花の宮殿に迷い込んだような景色が広がります。どこを撮っても絵になるので、記念撮影にぴったりです。
またベゴニアガーデン内にはバラ園もあり、2,300坪の広大な敷地に、なんと約900種5,000株以上のバラが咲いています。

日帰り温泉 里の湯｜温泉で癒やしのひととき

園内で楽しめる「里の湯」は、露天風呂や打たせ湯、サウナなど多彩な湯船が揃っています。観光や散策で歩き疲れた後に立ち寄ると、心身ともにリフレッシュできると評判です。冬のイルミネーションを巡った後に温泉に浸かると、体が芯から温まります。タオルセット（フェイスタオル、バスタオル）を無料で貸し出しされているので“手ぶら”で利用できるのも嬉しいポイントです。

ショッピングエリア｜花苗とご当地土産をお持ち帰り

なばなの里のショッピングエリアでは、季節の花苗やナガシマリゾートのオリジナルグッズ、三重の銘菓等地元の特産品が揃います。特にフラワーショップ＆ファーマーズマーケット「花市場」では旬の花々やガーデニング雑貨の他、地場産の野菜や果物、総菜など近隣農家さん自慢の品を多数取り揃え人気です。お土産に迷ったときには、地ビールや限定スイーツもおすすめです。

なばなの里で楽しめるグルメ

長島ビール園｜ソーセージと出来立て地ビールを堪能

なばなの里に併設されている「長島ビール園」は、自社醸造の地ビールやソーセージ、スペアリブ、ステーキ等が味わえるレストランです。長島地ビールは原料から仕込みまで本場ドイツにこだわった地ビールで、ピルスナー、デュンケル、ヴァイツェンのビールが併設された醸造所から出来立てを楽しめます。

ガーデンカフェ｜バラをモチーフにした映えデザート

ベゴニアガーデン内の「ガーデンカフェ」では、デザートやドリンクがあり、広い園内を歩いた後のちょっとした休憩におすすめ。バラジャム、花びら形のチョコをあしらった薔薇パフェが人気で、お花に囲まれたガーデン内で優雅な気分でひと時をお過ごしいただけます。

なばなの里へのアクセス

東京・大阪からなばなの里へのアクセス

通常時(初夏6月～秋10月中旬)

新幹線＋名古屋駅からの直通バスが最適
東京・大阪からなばなの里へは、東海道新幹線を利用するのが最適です。東京駅から名古屋駅までは「のぞみ」で約1時間40分、新大阪駅からは「のぞみ」で約50分で名古屋駅到着します。名古屋駅からは直通バスが出ており、約30分で園内に到着します。

イルミネーション期間(冬10月下旬～春5月下旬)

近鉄電車(約20～25分)＋直通バス(約10分)が最適
イルミネーション期間中も名古屋駅から直通バスをご利用できますが、開催期間中は利用される人数も多く混雑や渋滞が予想されます。そのため期間中は名古屋駅下車後、近鉄電車(近鉄名古屋駅-近鉄長島駅)＋バス(近鉄長島～なばなの里)の組み合わせがおすすめです。

なばなの里観光に便利な宿泊エリア

ナガシマスパーランド オフィシャルホテルの宿泊が便利

なばなの里はとても広いので、観光で歩き疲れた後すぐに宿泊できておすすめです。特にイルミネーションの鑑賞は夜遅くなるので、移動の負担が少ないのはうれしいですし、翌日もなばなの里やナガシマリゾートを満喫できます。

ホテル花水木

長島温泉エリアを代表する高級旅館。和室中心の広々とした客室でゆったり過ごせるのでご夫婦や3世代の旅行におすすめです。ご宿泊者専用の温泉もあり露天風呂やジャグジーも楽しめ、疲れた身体を癒してくれます。

ホテルナガシマ

遊園地ナガシマスパーランドに直結するホテルで、家族旅行に人気です。3つのオフィシャルホテルの中ではカジュアルな価格帯ながら、ボリューム満点のビュッフェや男女合わせて17種類の露天風呂や内湯が揃う湯あみの島を楽しめます。またホテルナガシマの全てのお部屋風呂は温泉がひかれており、大浴場に行かなくても温泉に浸かることができます。

ガーデンホテルオリーブ

緑に囲まれたリゾートホテルで、開放感あふれる雰囲気が魅力です。カウンターキッチンで焼き上げるステーキやお寿司・天ぷらなど約100種類の豊富なビュッフェが人気。またお子様向けのキッズバイキングコーナーやベビーチェア、大浴場「オリーブの湯」ではベビーバスチェアやベビーシャンプーなどお子様向けサービスも豊富です。

名古屋市内のホテル

新幹線の発着駅からアクセスが良く、名古屋との観光やビジネスと組み合わせやすくて便利。ホテルの種類も豊富な為、宿泊料金も幅広い選択肢があり、利便性重視の方におすすめ。