京都在住の私がすすめる「京のまち歩き」
京都を歩く 更新日：2017.08.03
北野エリアを夏着物で夕涼みさんぽ
※掲載した内容は全て取材時点での情報であり、現在の内容と異なる場合があります。
8月の京都の夜を彩るライトアップイベント「京の七夕」*が、昨年から北野天満宮にもエリアを拡大して行われています。青もみじの木陰に水辺のライトアップが幻想的な夏の夕暮れ、夏着物で歩いてみませんか。
*「京の七夕」公式ホームページ
市バス「北野白梅町」からスタートです！
市バス「北野白梅町」へのアクセス：JR京都駅より市バス205・50・101系統で約28分
※嵐電北野線「北野白梅町」駅と隣接
モデルコースの所要時間：約5時間
ルート
市バス「北野白梅町」からスタート！ |
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徒歩約1分（約140m） |
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徒歩約11分（約910m） |
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徒歩約8分（約710m） |
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徒歩約5分（約500m） |
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夏の京都をワンランク上の夏着物で散策
きょうときものれんたるうめさくら
京都着物レンタルUmeSakura
北野白梅町駅そば、和装の街・京都の方にもファンが多い着物レンタルのお店。帯締めの作家として数々の作品を世に送り出してきた店主がセレクトした上質な着物を借りられると評判を集めています。こちらは、正統派コーディネートによる上品な着こなしが最大の特長。夏季には紗や絽の涼やかな印象の夏着物が揃います。
さらに完全予約制のため、1組ずつじっくりと着物選びや着付け、ヘアセットをして貰えるのも嬉しいポイント。お太鼓結びの帯に帯締めを締めて帯揚げを挿すと、背筋がしゃんとしてくるようです。夏の京都を涼やかに、そして凛とした着姿で歩く楽しみが広がる着物体験をぜひ。
目にした瞬間、涼やかさを感じる夏着物のコーディネート例。レースの帯締めが引き締めます
西大路通から西へすぐの場所にある店舗。店名は近隣の北野天満宮の「梅」、平野神社の「桜」に由来
| 基本情報 | |
|---|---|
| 所在地 | 京都市北区北野紅梅町76地図 |
| アクセス | 市バス10・15・202・203・205号系統ほか「北野白梅町」より徒歩約1分、嵐電北野線「北野白梅町」駅より徒歩約2分 |
| 電話番号 | 075-432-7677 |
| URL | |
| 営業日 | 月曜日～火曜日・木曜日～日曜日 9：00-19：00（着物返却は18：30まで） ※完全予約制 |
| 休業日 | 水曜日 |
| 料金 | 着物レンタル1名6,500円（税込）※学割・平日割・カップル割もあり。翌日返却の場合の追加料金1名2,000円（税込）、綿浴衣お持ち帰りプラン 女性セット1名7,300円（税込）※夏季のみ |
西陣生まれ、心華やぐつづれ織の和小物
かみしちけんあだち
上七軒あだち
世界的に有名な高級絹織物である西陣織。その一種であるつづれ織は、縦糸1に対して横糸1という平織組織でありながら、織り上がった表面は横糸しか見えない特殊な織物です。そんなつづれ織のアイテムが豊富に揃う同店は、花街・上七軒にありながらも気軽に覗ける1軒。店内には伝統工芸士の足立 敏氏が手掛ける帯をはじめ、モダンなデザインの名刺入や財布などの和小物が並びます。
また2017年より、デザイナー菊池あかねさんによる花街シリーズの和小物ラインも新登場。23色のつづれ織と精緻な刺繍で表現された名刺入は、上七軒の芸舞妓さんも愛用しているそう。この夏登場のキーケースは組紐のストラップ付！リップやUSBケースとしても活用でき、手にするたびに心が華やぎます。
風情ある上七軒通に面した店舗。軒先にかかる暖簾のロゴは、北野の梅と商標「起多乃綴」の起がモチーフ
外出先で役立つ、つづれ織の鼻緒留め。普段、鞄の持ち手に付けておくとワンポイントアクセントにも
| 基本情報 | |
|---|---|
| 所在地 | 京都市上京区北野上七軒708地図 |
| アクセス | 市バス10・50・51・55・203号系統ほか「北野天満宮前」より徒歩すぐ |
| 電話番号 | 075-462-7589 |
| URL | |
| 営業日 | 月曜日～火曜日・木曜日～日曜日 9：00-18：00 |
| 休業日 | 水曜日（水曜日が25日の場合営業、翌日の木曜休み） |
| 料金 | 名刺入（片面刺繍）各3,300円（税別）/（両面刺繍）各3,800円（税別）、キーケース3,500円（税別） |
御手洗川ゆかりの地・北野から七夕の願いを
提供元：北野天満宮
きたのてんまんぐう
北野天満宮
旧暦の七夕にあわせて京都市内各地で開催される「京の七夕」。期間中、堀川や鴨川、二条城、梅小路公園などの会場が幻想的な光に包まれます。
2016年より新たに会場として加わった北野天満宮は七夕信仰と縁深いお社。古くから北野の地には衣笠山を源泉とする西大宮川が流れ、その水は境内神域で清められた後、平安京大内裏の御用水として用いられたと伝わります。以来、北極星が瞬く天門に鎮座する北野天満宮は、星と水に守られた「御手洗神事ゆかりの社」として信仰を集めるお社に。「京の七夕」期間中、七夕笹で飾られた境内一円をライトアップの光が照らし、情緒のある風景が広がります。
「国宝御本殿石の間通り抜け神事 御神宝・御装束の展覧」の様子。2017/8/11～8/13 各16：00～20：00／初穂料1,000円（御手洗ろうそく・水みくじ付き）
「御手洗川足つけ燈明神事」の様子。2017/8/5～8/16 各9：00～20：00／初穂料300円（御手洗ろうそく付き）
| 京の七夕 北野天満宮 北野紙屋川会場 | |
|---|---|
| 期間 | 2017/8/5～8/16 |
| 点灯時間 | 日没～21：00 |
| 会場 | 北野天満宮、北野上七軒、今出川通北野門前界隈、北野商店街界隈、大将軍商店街界隈 |
※期間中、御本殿石の間通り抜け神事や、御手洗川での足つけ燈明神事を予定 |
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| 北野天満宮DATA | |
|---|---|
| 所在地 | 京都市上京区馬喰町地図 |
| アクセス | 市バス10・50・51・55・203号系統ほか「北野天満宮前」より徒歩すぐ |
| 電話番号 | 075-461-0005 |
| URL | |
| 時間 | 【楼門の開閉】4月～9月 5：00-18：00、10月～3月 5：30-17：30 ※もみじ苑ライトアップ期間や正月等は夜間も開門 |
| 休日 | 年中無休 |
| 料金 | 参拝自由 |
夏限定！花街の粋を感じるビアガーデン
かみしちけんびあがーでん
上七軒ビアガーデン
北野天満宮の東に位置する上七軒は、京都最古の花街として知られます。室町時代に北野天満宮の再建に使った残木で、7軒の水茶屋を作ったのがそのルーツ。西陣の旦那衆に愛され、毎年春には上七軒歌舞練場で「北野をどり」が披露されます。
そんな花街の雰囲気を一見さんでも気軽に味わえると好評を博しているのが、夏季7～9月限定で開かれる「上七軒ビアガーデン」。芸舞妓さんが浴衣姿で登場し、おもてなしをしてもらえる趣向です。なんとも贅沢なサービスが良心的な価格で楽しめるとあって週末は混みあう場合もあるそう。日程が決まり次第、予約をお忘れなく。
歌舞練場内の日本庭園を開放して行われるビアガーデン。庭園の他にも欄干、中の間などの席も（席は会場おまかせ）
今年は6名の芸舞妓さんが日替わりでおもてなしを担当。場内では上七軒歌舞会オリジナルうちわの販売もあり
| 基本情報 | |
|---|---|
| 所在地 | 京都市上京区今出川通七本松西入真盛町（上七軒歌舞練場内）地図 |
| アクセス | 市バス10・50・51系統ほか「北野天満宮前」「上七軒」より徒歩約3分 |
| 電話番号 | 075-461-0148 |
| URL | |
| 営業期間 | 2017/7/1～9/5 月曜日～日曜日 17：30-22：00（LO21:30） |
| 休業日 | 2017/8/14～8/16 |
| 料金 | 最初の1セット2,000円（生ビールとお付出し付・税込）、追加ドリンク1杯500円～2,000円（税込）、追加酒菜1品1,000円（税込） |
