京都在住の私がすすめる「京のまち歩き」
京都を見る 更新日：2018.08.23
岡崎エリアの観光施設！京都・時代祭館 十二十二
※掲載した内容は全て取材時点での情報であり、現在の内容と異なる場合があります。
平安神宮境内に2017年12月にオープンした「京都・時代祭館 十二十二（トニトニ）」。京都三大祭のひとつ「時代祭」を通年体感できる館内では、京都の老舗の逸品や話題のグルメ、限定スイーツ、工芸雑貨が揃います。さらに今秋には劇場が加わる予定。今回は館内の注目スポットを紹介します。
一年を通じて「時代祭」を体感できる文化商業施設
提供元：京都・時代祭館 十二十二
きょうと・じだいまつりかん とにとに
京都・時代祭館 十二十二
「時代祭」は平安神宮の例祭で、平安遷都の日にあたる10（十）月22（二十二）日に行われます。平安時代から明治時代に至る1,000余年の時代風俗を模した行列は、さながら歴史の一大絵巻のよう。そんな年に一度の祭の魅力を体感できる施設としてオープンした「十二十二」の館内では、最新の映像技術でスクリーンに時代祭の風俗行列をテーマにした映像が投影され、祭のムードを味わえます。また、施設一階は土産物とグルメスポットが充実、二階は免税店のほか今秋に秋元康氏がプロデュースする劇場が幕を開けます。
| 基本情報 | |
|---|---|
| 所在地 | 京都市左京区岡崎西天王町97番地2地図 |
| アクセス | 地下鉄東西線「東山」駅より徒歩約10分、市バス5・100号系統「岡崎公園 美術館・平安神宮前」より徒歩約5分、京都岡崎ループバス「岡崎公園 美術館・平安神宮前」より徒歩すぐ |
| 電話番号 | 075-752-1022 |
| URL | |
| 営業日 | 月曜日〜日曜日 10：00-18：00 ※夜間延長営業の場合あり |
| 休業日 | 年中無休 |
| 料金 | 無料 |
京都・時代祭館 十二十二（トニトニ）の見所ガイド！
京提灯の灯りが印象的な
ぬくもりのある館内
エントランスを彩る大きな提灯や、館内各所にあるモダンな提灯は、京提灯の老舗・小嶋商店から派生したブランド「小菱屋忠兵衛」の若手提灯職人によるもの。手仕事の細やかさを感じる京提灯の灯りが、館内をやさしく照らします。
提供元：京都・時代祭館 十二十二
時代祭にまつわる映像が
館内スクリーンに投影
館内では時代祭の衣装をまとった人々の列が進む「時代祭」さながらの映像が投影されています。この映像作品は映像作家・三谷正氏によるもので、柱のモニターでは装束の説明も同時に投影されているので、時代祭について深く知ることができます。
お土産選びにぴったり
老舗の品が勢揃い
エントランスすぐの場所にある「京名物のれん会」・「京都銘店小路」では、京菓子やお漬物、宇治茶、八ツ橋など京都を代表する老舗の味がずらりとラインナップ。京都観光のお土産探しはここで事足ります。
京都の味をカジュアルに
お麩のアレンジグルメ
高タンパク質・低カロリーの生麩の創作串料理を提案する「京生麩のお店 愛麩」。トッピングは定番の田楽のほかにチリソースや明太マヨ、さらにカボチャの生麩にチョコや抹茶を組み合わせたスイーツ串も！目でも舌でも味わえると評判です。
※料金：「木の芽味噌Bar」400円（税込）、「パンプキンチョコBar」500円（税込）
トニトニの限定菓子を
お見逃しなく！
カステラが有名な「然花抄院（ぜんかしょういん）」では、十二十二限定の菓子を販売。職人が焼き上げたカステラの表面に四季の花木の絵柄を刷り込んだもので、鳥居を中心とした美しいデザインの掛け紙が目を引きます。
※料金：カステラ「京ノ四季」1,080円（税込）
提供元：然花抄院
平安神宮の境内地ならでは
風情ある休憩スポット
館内一階で購入した飲食物は、屋外のベンチで味わうこともできます。朱塗りの回廊や、時代祭の衣裳が収められている収蔵庫（内部は非公開）を間近に臨めるのは、平安神宮の敷地ならでは。観光途中の休憩スポットにぴったりです。
洛中の銘酒を
立ち飲みスタイルで堪能
日本酒スタンディングバー「神宮酒場」は、洛中の酒蔵・松井酒造、初の直営店。代表銘柄「神蔵（かぐら）」などの日本酒はもちろん、京漬物や蔵元特製の甘酒などもいただけます。
※料金：日本酒1杯250円（税込）～、三種飲み比べセット900円（税込）
2階の免税店には
日本の工芸品が集結
館内二階にある「京都四季堂本舗」は、Made In Japanの優れた商品を扱う免税店。富山県・高岡で生産される美しい地紋の「高岡鉄瓶」など、訪日観光客に限らず日本の方もショッピングを楽しめます。
提供元：京都・時代祭館 十二十二