京都在住の私がすすめる「京のまち歩き」

東山七条エリアで名画・名宝にふれる

東山七条エリアで名画・名宝にふれる

© 「長谷川等伯筆 楓図」 提供元:智積院

※掲載した内容は全て取材時点での情報であり、現在の内容と異なる場合があります。

現地スタッフ おすすめポイント
現地スタッフ

京都駅の東に位置する東山七条エリア。一帯には京都ゆかりの名画・名宝を収蔵する京都国立博物館をはじめ、国宝や重要文化財などの貴重な文化財を有す史跡が数多くあります。厳かさと華やかさが共存するエリアで、文化にふれてみませんか。

京阪「七条」駅からスタートです!

京阪「七条」駅へのアクセス:JR「京都」駅より徒歩約15分、市バス100・110・206号系統ほか「七条京阪前」より徒歩すぐ
モデルコースの所要時間:4時間

ルート

京阪「七条」駅からスタート!

徒歩約8分(約560m)

1

「豊国神社」

徒歩約5分(約410m)

2

「京都国立博物館」

徒歩約5分(約400m)

3

「智積院」

徒歩約17分(約1.25km)

4

「御寺 泉涌寺」

桃山期の華やぎを伝える絢爛豪華な唐門

桃山期の華やぎを伝える絢爛豪華な唐門

とよくにじんじゃ

豊国神社

豊臣秀吉を祭神とする豊国神社は、慶長4(1599)年に創建されたものの大坂夏の陣後、徳川家康の命で廃社された歴史があります。現在の社殿は明治13(1880)年に再建されたもの。秀吉が一農民から天下人まで上り詰めた功績から、出世開運の神様として崇敬を集め、地元では"ほうこくさん"の名で親しまれています。参道を進んだ先に威風堂々と佇む唐門(国宝)は、伏見城の遺構で桃山期の傑作。総欅造りの唐門は、創建当時には彫刻等に金箔が施してあったと伝えられ、その形式や彫刻など奔放自在で、今なお桃山期の豪華な時代の空気を感じられます。また、境内には壮麗な本殿、宝物館、北政所を祀る摂社・「貞照神社」などがあり、見所に尽きません。

豊国神社

新帝陛下の御即位記念事業として、5/1より秀吉公像が参道左手に設置されました。記念御朱印は12/31まで

豊国神社

宝物館では「豊国祭礼図屏風」(狩野内膳筆・重文)をはじめ秀吉にゆかり深い宝物が多数収蔵・公開されています

基本情報
所在地

京都市東山区大和大路正面茶屋町地図

アクセス

京阪「七条」駅から徒歩約8分

電話番号

075-561-3802

URL

https://twitter.com/toyokunishrine

時間

参拝自由(社務所・宝物館 9:00-16:30)

休日

年中無休

料金

参拝無料、宝物館拝観料大人300円


次の
見所
「京都国立博物館」まで徒歩約5分(約410m)
「京都国立博物館」まで徒歩約5分(約410m)

豊国神社の参拝後、参道の階段を降りると開かれた光景が広がります。記念撮影後は、隣接する博物館へ向かいましょう。


日本美術史に燦然と輝く名品が一堂に

日本美術史に燦然と輝く名品が一堂に

きょうとこくりつはくぶつかん

京都国立博物館

国宝と重要文化財を含めた1万点超の美術品や文化財を収蔵する、日本が誇る博物館。その前身は明治30(1897)年に開館した「帝国京都博物館」。東山連峰を背に、壮麗なレンガ造りの建築が印象的な正門と明治古都館(旧 帝国京都博物館 本館/写真)は片山東熊博士による設計で、昭和44(1969)年に重要文化財に指定されています。
同館は京都周辺の寺社から貴重な文化財を多数寄託されており、保存管理・修復だけでなく随時展示公開を行っています。平常展示のほかに特別展を1年に2回開催。2019年は、10/12〜11/24に特別展「流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」を予定しています。

京都国立博物館

「平成知新館」は平成26(2014)年に開館した新しい展示館。世界的建築家・谷口吉生氏の設計で、日本的な空間構成が特徴

京都国立博物館

提供元:京都国立博物館

尾形光琳筆「竹虎図」をモチーフに誕生した京都国立博物館の公式キャラ「トラりん」。登場予定は公式サイトにて確認を!
https://www.kyohaku.go.jp/jp/torarin/

基本情報
所在地

京都市東山区茶屋町527地図

アクセス

京阪「七条」駅から徒歩約6分、市バス100・206・208号系統ほか「博物館三十三間堂前」「東山七条」より徒歩すぐ

電話番号

075-525-2473(テレホンサービス)

URL

https://www.kyohaku.go.jp/jp/

時間

火曜日〜木曜日・日曜日 9:30-17:00(最終入館16:30)、金曜日・土曜日 9:30-20:00(最終入館19:30)、特別展期間中の火曜日〜木曜日・日曜日は延長あり

休日

月曜日(祝日の場合は開館・翌日代替休)・年末年始・2019/10/11

料金

【平常展】一般520円(税込)、【特別展】展覧会ごとに異なる
※今後の特別展の予定や開館情報については公式サイトを参照
https://www.kyohaku.go.jp/jp/exhibitions/


次の
見所
「智積院」まで徒歩約5分(約400m)
「智積院」まで徒歩約5分(約400m)

京都国立博物館から東へ。道なりに進むとバス通りの東大路通が見えてきます。この通り沿いに南へ進むと智積院の冠木門が見えてきます。


長谷川等伯一門による金碧障壁画の傑作

長谷川等伯一門による金碧障壁画の傑作

© 「長谷川等伯筆 楓図」 提供元:智積院

ちしゃくいん

智積院

東山三十六峰の南に位置する「智積院」は、真言宗智山派の総本山。緑豊かな境内では、金堂や明王殿、大師堂など約20余りもの伽藍と多くの貴重な文化遺産を有します。見所に尽きない大寺院の中でも、特に四季折々の風景が楽しめる名勝庭園と、国宝指定の長谷川等伯一門による「桜図」や「楓図」などの金碧障壁画が有名。智積院は度重なる火災に見舞われますが、この障壁画は僧侶たちが守り継いできたと伝えられています。現在は収蔵庫で鑑賞可能で、「桜図」は等伯の息子・久蔵の作品、「楓図」は等伯が夭逝した息子の死の悲しみを乗り越えて描いた作品。桃山期を代表する絢爛豪華な世界観の中にも、草木のいきいきとした生命力を感じる不朽の名作です。

智積院

写真左手の講堂に隣接する形で名勝庭園があります。豊臣秀吉公が建立した祥雲禅寺時代に原型が造られました

智積院

威風堂々とした佇まいの金堂は、総本山智積院の中心的な建物。毎朝の勤行、総本山としての多くの法要はここで厳修されます

基本情報
所在地

京都市東山区東大路七条下ル東瓦町964地図

アクセス

京阪「七条」駅から徒歩約10分、市バス100・206・208号系統ほか「東山七条」より徒歩すぐ

電話番号

075-541-5363

URL

http://www.chisan.or.jp/

時間

月曜日〜日曜日 9:00-16:00(受付終了)

休日

12/29〜12/31

拝観料

大人500円


次の
見所
「御寺 泉涌寺」まで徒歩約17分(約1.25km)
「御寺 泉涌寺」まで徒歩約17分(約1.25km)

智積院の冠木門を出て、東大路通を一路南へ。途中、今熊野商店街のアーケードを通り、「泉涌寺道」の交差点から山内への坂道を上った先に、御寺 泉涌寺の大門(写真)が見えてきます。


美人祈願・良縁祈願の楊貴妃観音様

美人祈願・良縁祈願の楊貴妃観音様

提供元:御寺 泉涌寺

みてら せんにゅうじ

御寺 泉涌寺

東山三十六峰のひとつ月輪(つきのわ)山の麓にあり、自然の中に佇む「泉涌寺」は真言宗泉涌寺派の総本山。皇室との関わりが深いことから御寺(みてら)と尊称されています。大門を入ると、玉砂利がひかれた参道の先に仏殿、舎利殿、霊明殿などの伽藍が広がり、壮観な眺め。数多の貴重な建造物、文化財などを擁しており、中でも大門を入って左手の堂内に安置される「楊貴妃観音像(聖観音像)」(重要文化財)は楊貴妃の美にあやかろうと多くの女性が参拝に訪れます。玄宗皇帝が亡き楊貴妃を偲んで造らせたと伝えられる美しい木像で、1230年に中国から渡来したと伝わります。カラフルな色彩が残る宝相華唐草透かし彫りの宝冠、宝相華を手に持ち、柔和な表情が印象的です。

御寺 泉涌寺

仏殿内陣には運慶作と伝える阿弥陀・釈迦・弥勒の三尊仏が安置されています

御寺 泉涌寺

庭園のある御座所は、御所から移築された建物で雅やかな造形です

基本情報
所在地

京都市東山区泉涌寺山内町27地図

アクセス

市バス202・207・208号系統「泉涌寺道」より徒歩約15分、JR・京阪「東福寺」駅より徒歩約20分

電話番号

075-561-1551

URL

http://www.mitera.org/

拝観日

月曜日~日曜日 9:00-16:30(12~2月は9:00-16:00)

休日

年中無休 ※行事等による拝観休止日あり。『心照殿』(宝物館)は毎月第4月曜日休館

料金

伽藍拝観500円、特別拝観(庭園含む)300円


お疲れ様でした

お疲れ様でした

木々が生い茂る泉涌寺の参道を下ると、市バス「泉涌寺道」があります。京都駅へ向かう系統のバスも多く運行しています。


周辺MAP