京都在住の私がすすめる「京のまち歩き」
京都を見る 更新日:2019.08.29
豊かな感性に育まれた京みやげ最前線
※掲載した内容は全て取材時点での情報であり、現在の内容と異なる場合があります。
京都に住まう人が京都を表現するなら? 歴史的建造物と近代的な文化が混在する京都の街へのまなざしから生まれたグッズは唯一無二の世界観で、おみやげや贈り物にもぴったり。「いま」の京都の風景や街の空気をあらわすようなグッズを紹介します。
ニッポンの風景を映す京都発のテキスタイル
あをごろも きょうとてん
青衣 あをごろも 京都店
2013年に始動した京都発のテキスタイルブランド「青衣 あをごろも」。富士山や錦鯉、神社、祭などニッポンの風景を、独自の視点でポップに表現した図案が特徴的です。見るだけで楽しい気分になるような色鮮やかなテキスタイルは、京都の職人やメーカーの協力のもと、コットンやガーゼ生地に藍染の抜染・捺染などの染織技法を用いて作られています。
写真のポーチやソックスは定番アイテムのひとつ。ブランド名の「青」の漢字に「月」が含まれることから、満月や寝待月など月型のアイテムが多数あります。他にストールやワンピース、ブラウスなどのファッションアイテムも展開。心地よい素材と、ユニークな図案の中からお気に入りを見つけてみては。
基本情報 | |
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所在地 | 京都市東山区七軒町19(東山三条西入ル)地図 |
アクセス | 地下鉄東西線「東山」駅より徒歩約3分、京阪「三条」駅より徒歩約4分 |
電話番号 | 075-354-5223 |
URL | |
営業日 | 月曜日〜日曜日 11:00-18:00 |
休業日 | 不定休 |
料金 | 「満月ポーチ(白さぎ)」2,500円(税別)、「ソックス(九条ねぎ)」1,200円(税別)、「十三夜月ポーチ(神社)」2,000円(税別) |
五感を刺激する標本プロダクツの世界へ
うさぎのねどこ
ウサギノネドコ
自然の造形美を伝えるをテーマに掲げ、植物・鉱物、動物などの標本を扱う「ウサギノネドコ」。2012年に町家をリノベーションしてオープンした店舗は、一歩足を踏み入れるとさながら博物館のよう。「ミセ」「ヤド」「カフェ」と複合的に展開しており、ただ鑑賞するだけでなく、買う、泊まる、食べる、交流するなど、多様な体験ができます。
同店の開店前からWEBや全国の販売店で反響を呼んだ「Sola cube」は、透明なアクリル樹脂の中に植物の種、実、花などを封入した植物標本プロダクツ。写真中央のタンポポの「Sola cube」が特に人気で、今にも飛び立とうとする綿毛をさまざまな角度から鑑賞できます。職人の高度な技術によって時を封じこめたプロダクツは、神秘的な美しさに惹き込まれます。
基本情報 | |
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所在地 | 京都市中京区西ノ京南原町37地図 |
アクセス | 地下鉄東西線「西大路御池」駅より徒歩約2分、JR「二条」駅より徒歩約10分 |
電話番号 | 075-366-8933 |
URL | |
営業日 | 月曜日〜水曜日、金曜日〜日曜日 【ミセ】11:00-18:30 |
休業日 | 木曜日 |
料金 | 「Sola cube(タンポポ4cm角)」5,980円(税別)、「Sola cube(ウサギノオ・ルリタマアザミ)」各3,580円(税別) |
18代目が育む和菓子の夢世界
わんだー すいーつ きよなが
Wonder Sweets KIYONAGA
京都で400年の歴史ある京御菓子司「亀屋清永」の18代目夫婦がプロデュースする「Wonder Sweets KIYONAGA」は、まさに夢あふれる色とりどりの世界。「和菓子を次の世代へ伝えたい」という18代目の想いから同店が誕生しました。まずはカフェスペースで、アフタヌーンティーや可愛い和ケーキでゆったりとKIYONAGAの空間を味わってみてください。帰り際にチェックしたいお土産は、クッキーやショコラの羊羹など、素敵なパッケージたちに目移り必至。写真の「ohigashi」はジュエリーボックスをイメージした定番商品で、干菓子という伝統の和菓子が、フォトジェニックな和スイーツに!金平糖の上にバラと蝶々の落雁というファンタジーな一品に思わずうっとりしてしまいます。
基本情報 | |
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所在地 | 京都市中京区占出山町301地図 |
アクセス | 地下鉄烏丸線「四条」駅、阪急線「烏丸」駅より各徒歩約2分 |
電話番号 | 075-354-5422 |
URL | |
営業日 | 火曜日〜日曜日 14:00-19:00 |
休業日 | 月曜日、不定休 |
料金 | 「ohigashi」 1,296円(税込) |