京都在住の私がすすめる「京のまち歩き」
京都を歩く 更新日:2019.09.26
鏡張りのような紅葉が楽しめる天龍寺エリアを満喫
提供元:天龍寺
※掲載した内容は全て取材時点での情報であり、現在の内容と異なる場合があります。
鏡張りとは水面や床などに周辺の風景が反射した現象のこと。秋が深まる頃、天龍寺庭園の水面に映る深紅の木々の幻想的な世界に酔いしれてみませんか。また嵐山の山景色や、通常非公開寺院でのライトアップなど半日かけて満喫するコースをご紹介します。
嵐電「嵐山」駅からスタートです!
嵐電「嵐山」駅へのアクセス:JR「京都」駅より嵯峨野線(山陰本線)で約11分、JR「嵯峨嵐山」駅より徒歩約8分
モデルコースの所要時間:約4時間
ルート
嵐電「嵐山」駅からスタート! |
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徒歩すぐ(約80m) |
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徒歩約7分(約650m) |
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徒歩約4分(約350m) |
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徒歩約10分(約850m) |
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曹源池庭園の秋景色は圧巻の光景
提供元:天龍寺
てんりゅうじ
天龍寺
京都五山第一位の寺格を誇る臨済宗天龍寺派の本山・天龍寺。暦応2(1339)年、後醍醐天皇の菩提を弔うために足利尊氏を開基とし、夢窓疎石を開山として建立されました。嵐山を借景とした「曹源池庭園」は、約700年前の夢窓国師作庭当時の面影をとどめており、わが国最初の史跡・特別名勝指定を受けています。
木々が色づく晩秋、「曹源池庭園」の水面に映る紅葉のグラデーションは思わず息を呑む美しさ。さらに、12月の散り紅葉の頃になると、苔や水面に浮かぶモミジの葉の鮮やかさに目を奪われることでしょう。紅葉の時期は混雑するため、早朝または閉門間際に訪れることをおすすめします
○紅葉の見頃:11月中旬~12月上旬
提供元:天龍寺
提供元:天龍寺
基本情報 | |
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所在地 | 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68地図 |
アクセス | 嵐電「嵐山」駅から徒歩すぐ |
電話番号 | 075-881-1235 |
URL | |
時間 | 8:30-17:00 |
休日 | 年中無休 |
参拝料 | 「庭園(曹源池・百花苑)」高校生以上500円、「諸堂(大方丈・書院・多宝殿)」庭園参拝料に300円追加 ※行事等により諸堂参拝休止日あり |
白と緑の市松豆腐が彩る河畔の庵
提供元:豆腐料理 松ヶ枝
とうふりょうり まつがえ
豆腐料理 松ヶ枝
「豆腐料理 松ヶ枝」では、四季折々のお料理と珍しいそば豆腐と抹茶豆腐がいただけます。豆腐の原料となる大豆も国産にこだわり、日本中の農家さんから直接仕入れたものだけを使用。それらを西院にある自社工房で豆乳から製造しているため、新鮮な豆腐をいつでも味わうことができます。
「松ヶ枝」の店舗建物は、もとは日本画家・川村曼舟の邸宅だったもの。その師である山元春拳が詠んだ「松ヶ枝を 撫でつつ月の 渡りけり」という句が店名の由来となっています。かつて文化人たちが集った庵で、嵐山に流れる大堰川のせせらぎを聞きながらのお食事。なんとも風流なひとときになりそうです。
基本情報 | |
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所在地 | 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3番地地図 |
アクセス | 嵐電「嵐山」駅から徒歩約3分 |
電話番号 | 075-872-0102 |
URL | |
営業日 | 月曜日~日曜日 11:00-17:00 |
休業日 | 年中無休 |
料金 | 「宴」2,778円(税別) |
至高のコーヒーを片手に嵐山散策を
おかふぇきょうと あらしやま
Okaffe kyoto 嵐山
バリスタ界のエンターテイナー岡田章宏さんがオーナーを務める「Okaffe Kyoto」の2店舗目として2019年7月にオープンしたのがここ「Okaffe kyoto 嵐山」です。カフェだけでなく焙煎所も兼ねた嵐山店では、ドイツで修業を積んだ店長の山本さんが焙煎士としてOkaffe全体の焙煎を担当しています。運が良ければ焙煎している様子を目にすることができます。
店内には数種類のコーヒーを飲み比べしながら、自分の好みを見つけることができるコーナーも。さらにOkaffe名物の「パンどら」にも京都ポーク100%のパテと白みそを挟んだ「お肉」といった嵐山限定メニューが登場しています。嵐山の自然の中で、スペシャリティコーヒーや嵐山限定メニューを味わってみてはいかが。
基本情報 | |
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所在地 | 京都市右京区嵯峨中ノ島町官有地 朝乃家内地図 |
アクセス | 嵐電「嵐山」駅より徒歩約5分、阪急「嵐山」駅より徒歩約6分 |
電話番号 | 075-756-2997 |
URL | |
営業日 | 月曜日~日曜日 10:00-17:00 |
休業日 | 無休 |
料金 | 「コーヒーダンディブレンド」500円(税込)、「パンどら お抹茶」450円(税込) |
昼の顔と夜の顔、秋の庭園で出会う両世界
提供元:天龍寺塔頭 宝厳院
てんりゅうじたっちゅう ほうごんいん
天龍寺塔頭 宝厳院
宝厳院は臨済宗大本山天龍寺の塔頭寺院のひとつで、例年春・秋に限って特別公開されます。嵐山を借景とし、紅葉と巨岩の配置が見事な回遊式庭園「獅子吼(ししく)の庭」の秋、昼の紅葉と夜の紅葉と二通りの美しさを堪能できます。とりわけ嵐山エリアでは数少ない紅葉ライトアップでは、燃えるような紅葉が闇の中で見事に照らし出されます。
さらに特別公開の期間中、本堂の襖絵「風河燦燦三三自在」(田村能里子画伯筆)を鑑賞可能。命が宿り燃えている色をイメージし、観音菩薩の化身として現世に現れた33人の老若男女が描かれたもので、深みのある朱色の世界に魅せられることでしょう。
○紅葉の見頃:11月中旬~12月上旬
※特別拝観は昼夜入替制(昼夜通しての参拝は不可)
提供元:天龍寺塔頭 宝厳院
提供元:天龍寺塔頭 宝厳院
基本情報 | |
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所在地 | 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町36地図 |
アクセス | 嵐電「嵐山」駅から徒歩約5分、阪急「嵐山」駅から徒歩約10分 |
電話番号 | 075-861-0091 |
URL | |
時間 | 「2019年 秋の特別拝観」2019/10/5〜12/8 9:00-17:00(本堂16:30受付終了・庭園16:45受付終了) |
休日 | 通常非公開 ※上記の特別拝観期間中は無休 |
料金 | 「2019年 秋の特別拝観」拝観志納料(庭園)大人500円 ※宝厳院本堂特別公開は別途志納料(大人500円)が必要 |