京都在住の私がすすめる「京のまち歩き」

京の城下町・亀岡で明智光秀を偲ぶ

京の城下町・亀岡で明智光秀を偲ぶ

提供元:「城下町模型」 提供元:亀岡市文化資料館

※掲載した内容は全て取材時点での情報であり、現在の内容と異なる場合があります。

現地スタッフ おすすめポイント
現地スタッフ

2020年の大河ドラマ『麒麟がくる』で注目が集まる戦国武将・明智光秀。京都市の西に位置する亀岡市は古くから京と山陰を結ぶ街道上の要衝で、光秀ゆかりの地の一つです。光秀はこの地に亀山城を築き、「本能寺の変」もここから動き出しました。城下町の趣を味わいながら散策してみませんか。 ※JR亀岡駅構内2階には「JR亀岡駅観光案内所」があり、観光マップやイベント情報などを入手できます。

JR「亀岡」駅からスタートです!

JR「亀岡」駅へのアクセス:JR「京都」駅より嵯峨野線(山陰本線)で約28分
モデルコースの所要時間:3時間

ルート

JR「亀岡」駅からスタート!

徒歩約4分(約350m)

1

「南郷公園」

徒歩約3分(約300m)

2

「亀岡市文化資料館」

徒歩約11分(約830m)

3

「古世親水公園」

徒歩約14分(約1km)

4

「本町カフェ」

亀山城外堀の景色から往時の天守閣を想う

亀山城外堀の景色から往時の天守閣を想う

なんごうこうえん

南郷公園

亀山城主として、亀岡のまちの礎を築いた智将・明智光秀。丹波進攻に際して亀山城を拠点としたまちづくりに着手したと伝わります。天正5(1577)年に築城を開始した亀山城は、防御的な機能と経済拠点を意識した平山城で、内堀・外堀・惣堀の三重の堀のほか、城下の南側には御土居が巡らされています。現在は小高い丘の上にある石垣が城跡の名残をとどめます。
亀岡駅前の「南郷公園」は、亀山城の外堀跡の南郷池を中心に造られた市民の憩いの場。2019年6月には、亀岡の新たなシンボルとして「明智光秀公像」(写真)が建立されました。また、例年5月3日には「亀岡光秀まつり」が行われ、勇壮な武者行列が城下町周辺を練り歩きます。

南郷公園

桜をはじめ木々が四季の彩りを添える南郷池。現在では一級河川・雑水川の一角となっています

南郷公園

「明智光秀公像」の左右には亀山城天守にあった鯱瓦を復元したブロンズ像が飾られています

基本情報
所在地

京都府亀岡市古世町西内坪地図

アクセス

JR「亀岡」駅から徒歩約4分

営業日

散策自由

休業日

年中無休

料金

散策自由


次の
見所
「亀岡市文化資料館」まで徒歩約3分(約300m)
「亀岡市文化資料館」まで徒歩約3分(約300m)

南郷公園から雑水川の流れに沿うように東へ向かうと、すぐに「亀岡市文化資料館」の看板が見えます。


城下町・亀岡の歴史・文化を今に伝える

城下町・亀岡の歴史・文化を今に伝える

「丹州亀山城下之絵図(上田松平家時代)」 提供元:亀岡市文化資料館

かめおかしぶんかしりょうかん

亀岡市文化資料館

明智光秀は、その書状から「亀山」の名付け親であるともいわれます。光秀以降、290年余り「亀山」の藩名でしたが、明治の版籍奉還以降「亀岡」の地名となりました。この地に残る歴史と文化の資料を展示・公開する「亀岡市文化資料館」。戦国〜江戸期の所蔵品には「丹波国亀山城図」や「明智光秀書状」、郷土の偉人・石田梅岩(江戸中期の思想家)関連資料があります。改装に伴う休館期間を経て、2020年1月25日より特別展『明智光秀と戦国丹波―丹波進攻前夜―』を開催予定。同展では、光秀が織田信長に丹波進攻を命じられるまでの時期に焦点をあて、室町幕府や信長に仕えた光秀の発給文書など、近年発見された新資料も交えて紹介。新たな光秀像や戦国期の丹波国の姿をきっと見出すことができます。
※2020/1/24まで休館中。2020/1/25〜3/8には、第34回特別展『明智光秀と戦国丹波―丹波進攻前夜―』を開催

亀岡市文化資料館

「明智光秀書状」 提供元:亀岡市文化資料館(保津五苗財団蔵)

光秀に対する贈答品への返礼状。光秀は教養豊かで、家臣や領民を大切にした智将であったとも言われます

亀岡市文化資料館

エントランス風景。特別展の期間中、館内では「連続歴史講座」を予定しています(予約制)

基本情報
所在地

京都府亀岡市古世町中内坪1地図

アクセス

JR「亀岡」駅から徒歩約7分

電話番号

0771-22-0599

URL

https://www.facebook.com/bunkashiryoukankamebun/

開館日

火曜日~日曜日 9:00-17:00

休日

月曜日・年末年始・展示準備期間 ※特別展示会期中は休館なし

料金

【第34回特別展】大人400円(税込)【常設展】大人210円(税込)


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見所
「古世親水公園」まで徒歩約11分(約830m)
「古世親水公園」まで徒歩約11分(約830m)

資料館を後にして南の城下町へ。道中、丹波亀山城跡の正門(歩行者入口)が見えてきます。天守石垣などの見学は、現所有者である宗教法人大本の総合受付(みろく会館)にて申し出が必要です。


せせらぎが心地よい亀山城南側の外堀跡

せせらぎが心地よい亀山城南側の外堀跡

こせしんすいこうえん

古世親水公園

亀岡は、光秀による亀山城築城以降、戦国・江戸時代を通して城下町として発展してきました。古世親水公園は、亀山城の南側一帯に広がる城下町の一角、外堀跡を整備したものです。当時は家老屋敷や上級武家屋敷が配置された三之丸と、中級や下級武家屋敷、商人町が配置された城下町とをこの外堀で隔てていたとされます。ここで湧き出す清らかな水の水源は、年谷川の伏流水。古くから生活用水や田畑への用水、また馬の洗い場としても利用されていました。現在は飛び石や腰掛けが整備され、せせらぎの中で桜や菖蒲、小手毬など季節の花景色も楽しめます。

古世親水公園

清らかな水が湧き出す場所で、古くから「しみず」の名で親しまれてきたそう

古世親水公園

亀山城南側に残る風情ある街並み。旅籠町・呉服町といった町名からも当時の名残を感じられます

基本情報
所在地

京都府亀岡市北古世町1丁目17地図

アクセス

JR「亀岡」駅から徒歩約13分

営業日

散策自由

休業日

年中無休

料金

散策自由


次の
見所
「本町カフェ」まで徒歩約14分(約1km)
「本町カフェ」まで徒歩約14分(約1km)

城下町の景観を楽しみながら西へ。お堀一帯には社寺が沢山ありますが、これは敵が攻めてくる際に社寺の敷地に陣を張れるようにしたためです。(写真は京町天満宮の境内の一角に残る御土居跡)


心も体もほっこり。城下町観光のおやすみ処

心も体もほっこり。城下町観光のおやすみ処

ほんまちかふぇ

本町カフェ

京都と丹後地方を結ぶ旧山陰街道が通る亀岡は、古くから都と地方の文化が混じり合う場所。城下町に残る町家のスタイルも「平入」と「妻入」が混在しながらも美しく調和しています。「本町カフェ」は、風情ある本町通りに建つ築約100年の町家を改装したおやすみ処です。玄関土間には「ふるさと亀岡ガイドの会」が常駐。観光情報の案内のほか、ボランティアガイドによる城下町の案内も受付しています。
趣ある店内では亀岡の食材を使ったランチ(予約制)やスイーツが供され、丁寧に作られたメニューに心身ともに癒やされます。写真の「シフォンケーキ かめまるチョコバナナアイス」は、亀岡のマスコット・明智かめまるをココアパウダーで描いたキュートな一品。居心地の良い空間につい長居してしまいます。

本町カフェ

建物の出入口が平側にあるものを「平入町家」、同店のように妻側(屋根の山形の面)にあるものを「妻入町家」と呼びます

本町カフェ

ゆったりと寛げるようにと席の間隔を広く設えられています。調度品の中には亀岡城から譲り受けた貴重な襖絵も!

基本情報
所在地

京都府亀岡市本町51地図

アクセス

JR「亀岡」駅から徒歩約15分

電話番号

090-1598-5420(本町カフェ)・0771-55-9493(城下町歴史街並み案内所)

URL

http://honmachi-cafe.com/

営業日

月曜日・水曜日、金曜日~日曜日 10:00-17:00 ※12月~2月は16:00まで

休業日

火曜日・木曜日、年末年始 ※火曜日・木曜日が祝日の場合は営業(12月~2月を除く)

料金

「シフォンケーキ かめまるチョコバナナアイス」580円(税込)、コーヒー350円(税込)


お疲れ様でした

お疲れ様でした

2020/1/11にJR亀岡駅北口すぐの場所に「京都スタジアム」がオープン。さらにスタジアム内では2020/1/11〜2021/1/11までの期間限定で「麒麟がくる 京都大河ドラマ館」が開設される予定です。


周辺MAP