京都在住の私がすすめる「京のまち歩き」
京都を歩く 更新日：2020.10.08
イマジネーションを刺激する河原町さんぽ
Photo：Nobutada OMOTE
※掲載した内容は全て取材時点での情報であり、現在の内容と異なる場合があります。
百貨店や商店街をはじめとして、数多の専門店や飲食店が集積する京都最大の繁華街・四条河原町。河原町通を南北に歩くと、地元民も足繁く通うユニークな空間が点在します。日常の中に想像する自由や楽しみがあることに、きっと気付かされることでしょう。
京都の混雑状況（2022年10月25日現在） ※現地取材スタッフの主観に基づく取材時の混雑状況です。
市バス「河原町五条」からスタートです！
市バス「河原町五条」へのアクセス：JR「京都」駅より市バス205号系統で約8分
モデルコースの所要時間：約3時間
ルート
市バス「河原町五条」からスタート！ |
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徒歩約3分（約240m） |
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徒歩約12分（約930m） |
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徒歩約7分（約600m） |
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徒歩約2分（約200m） |
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共創意欲が育まれるコワーキングカフェ
ふぁぶかふぇ きょうと
FabCafe Kyoto
「FabCafe」は日本をはじめ、タイ・フランス・メキシコなど世界10拠点以上に広がるクリエイティブネットワーク。築120年の木造建築をリノベーションして2015年に開業した「FabCafe Kyoto」は、人が集うカフェ空間に3Dプリンターやデジタル刺繍ミシンなどのデジタル工作機械を設置し、ヒト・モノ・コトが混じりあい化学反応を起こすコミュニティとしてひらかれた場を創り出しています。
利用者とコミュニケーターであるスタッフの雑談から企画が展開するという、まさにラボといった様相の空間。カフェメニューは、宇治抹茶で作るラテやオリジナルブレンドコーヒーのほか、しば漬け＆ポーチドエッグトーストなど、個性的なメニューもラインナップ。今日もカフェに集う人々の交流の中から新たな文化が育まれていく、そんなライブ感に浸ってみませんか。
店内の一角にある工作スペース。レーザーカッターでアクリル版のメニューボードや木製キーホルダーなどのオリジナルグッズを創作可能
提供元：FabCafe Kyoto
年間を通じて多数のイベントやワークショップが開催される店内。時にはアートユニットによる巨大な京提灯の公開絵付けが行われることも！
| 基本情報 | |
|---|---|
| 所在地 | 京都市下京区本塩竈町554地図 |
| アクセス | 京阪「清水五条」駅より徒歩約5分、市バス4・17・205号系統ほか「河原町五条」より徒歩約3分 |
| URL | |
| 営業日 | 火曜日～土曜日 11：00-19：00 |
| 休業日 | 日曜日、月曜日 |
| 料金 | 「抹茶ラテ」700円（税込）、デジタル工作機器の使用はHPからの予約制（レーザーカッター セルフ使用料 1,100円税込/1時間～） |
レトロビルで心踊るような一冊との出会いを
めりーごーらんど きょうと
メリーゴーランド KYOTO
河原町通の趣深い「寿ビルディング」内にある同店は、2007年にオープンした子どもの本専門店。「読書は個人的な楽しみ。子どもの本は、子どもから読めるというもので、大人が読んでも心揺さぶられる作品が多い」という店長の言葉通り、大人のファンが多い書店です。小ぢんまりとした店内の書棚には、店長がおすすめしたい本がラインナップ。陳列は一見するとバラバラのようですが、興味を持った本の近くにはさらに興味をそそられる本が並ぶなど、出会いの妙があります。選書に迷ったら、直接相談できるのも同店ならではの特徴。また、年間25～30件もの企画展を行う併設のギャラリーでご縁のあった作家のアイテムをはじめ、オリジナルバッグやポストカード、石けんシャンプーなどの雑貨も取り扱います。
※ギャラリーでは、10/31～11/11に鳥取在住のイラストレーター・西 淑さんの個展、11/14～11/25に自由が丘と京都に拠点を置く出版社・ミシマ社による展示を予定。
店長を務める鈴木潤さんの著書『物語を売る小さな本屋の物語』（2020, 晶文社）では、同店の軌跡が紹介されています
国の登録有形文化財の「寿ビルディング」は昭和初期の建築で、正面玄関や階段にアール・デコ風意匠が取り入れられています
| 基本情報 | |
|---|---|
| 所在地 | 京都市下京区河原町通四条下ル市之町251-2 寿ビルディング5F地図 |
| アクセス | 阪急「京都河原町」駅より徒歩約5分、市バス4・5・11・17・201・203・205号系統ほか「四条河原町」より徒歩約5分 |
| 電話番号 | 075-352-5408 |
| URL | |
| 営業日 | 月曜日～水曜日、金曜日～日曜日 10：00-18：00 |
| 休業日 | 木曜日 ※祝日の場合は営業 |
| 料金 | 書籍『物語を売る小さな本屋の物語』1,650円（税別）、ポストカード1枚180円（税込） |
地域の記憶と人々をつなぐ「本」
りっせいとしょかん
立誠図書館
プレハブから始まった、立誠小学校の歴史を受け継ぐ「立誠図書館」が2020年7月、複合施設「立誠ガーデン ヒューリック京都」内に正式に開館。"食べる"・"京都歩き"・"立誠小学校DNA"・"アート"・"世界の入口となる"という5つのテーマに沿って、ブックディレクター"BACH"幅允孝氏が監修した選書は約3000冊。新しい世界へ興味を持つきっかけとして、表紙が見える配置の本も多く、また配架も単純な五十音順ではなく「京都大学を紐解く」など心惹かれるテーマ別に構成。館内での閲覧は誰でも可能ですが、会員登録をすれば蔵書の貸出はもちろん、レジャーシートなどの貸出も受けられ、敷地内「立誠ひろば」の芝生で読書を楽しむことができます。9月半ばには併設の「ザ・ゲートホテル京都高瀬川」宿泊者への貸出サービスもスタート予定。ガイドブックではわからない、地域で育まれた文化芸術をぜひ感じてみては。
敷地内には"キッズ（世界の入口となる）"といった1つのテーマに特化した「かどっこ図書館」が4ヶ所設置されています
木屋町通に面した「立誠ガーデン ヒューリック京都」内にはホテルの他に飲食店も多く、中には京都初出店のお店も多数
| 基本情報 | |
|---|---|
| 所在地 | 京都市中京区蛸薬師河原町東入備前島町310-2（立誠ガーデン ヒューリック京都内）地図 |
| アクセス | 阪急「京都河原町」駅より徒歩約3分、市バス4・5・11・17・201・203・205号系統ほか「四条河原町」より徒歩約3分 |
| 電話番号 | 075-585-5561 |
| URL | |
| 時間 | 火曜日～日曜日 11：00-17：00 |
| 休日 | 月曜日、年末年始 |
| 料金 | 「読書会員／年会費」 1,000円（税込）※貸出利用には会員登録が必要です。館内での閲覧のみの場合は登録不要 |
アトリエを訪ねる気分で楽しむアート空間
Photo：コーダマサヒロ
すたーばっくす こーひー きょうとばるてん
スターバックス コーヒー 京都BAL店
「スターバックス コーヒー 京都BAL店」は、京都を拠点に活動するクリエイティブ・プラットフォーム「Sandwich」とスターバックスがコラボレーションし、日本の若き才能あふれるアーティストの活動の支援として、店内には約30名の若手作家による個性溢れる作品が80点以上展示されています。気に入った作品は購入可能で、アート鑑賞を目的に来店する方も多いそう。
また、京都府下では3店舗限定の「スターバックス®ナイトロ コールドブリュー コーヒー」をオーダー可能。水出しコーヒーに窒素ガスを加えて専用タップから注ぐ、クリーミーな味わいが特徴の1杯と共に、豊かなひと時を過ごしませんか。
Photo：Nobutada OMOTE
「京都BAL」3階フロアに突如現れるユニークなアート作品。入口の天井はウェーブを描き、非日常空間へと誘います
Photo：コーダマサヒロ
座る位置によって広がる景色は多種多様。窓からはスターバックスの創業時のロゴのペインティングアートを臨めます
| 基本情報 | |
|---|---|
| 所在地 | 京都市中京区河原町通三条下ル山崎町251 京都BAL 3F地図 |
| アクセス | 阪急「京都河原町」駅・地下鉄東西線「京都市役所前」駅より各徒歩約7分 |
| 電話番号 | 075-746-6710 |
| URL | |
| 営業日 | 月曜日〜日曜日 11：00-20：00 |
| 休業日 | 不定休 |
| 料金 | 「スターバックス®ナイトロ コールドブリュー コーヒー」Short 490円（税別）・ Tall 530円（税別） |
