京都在住の私がすすめる「京のまち歩き」

トロッコ&保津川下りを体験!春の嵐山満喫コース

トロッコ&保津川下りを体験!春の嵐山満喫コース

提供元:嵯峨野観光鉄道

※掲載した内容は全て取材時点での情報であり、現在の内容と異なる場合があります。

現地スタッフ おすすめポイント
現地スタッフ

草木が萌える春本番、陽気に誘われて屋外で過ごしたくなる季節です。古くから平安貴族の別荘地として栄えた嵐山、明智光秀ゆかりの亀岡、風光明媚な両エリアをつなぐ、トロッコ&保津川下りで京都の春を満喫しませんか。嵐山エリアのおすすめスポットと共に紹介します。

京都の混雑状況(2022年10月25日現在) ★★★☆☆ 例年並みです。 ※現地取材スタッフの主観に基づく取材時の混雑状況です。

JR「嵯峨嵐山」駅からスタートです!

JR「嵯峨嵐山」駅へのアクセス:JR「京都」駅よりJR山陰本線で約17分
モデルコースの所要時間:4時間30

ルート

JR「嵯峨嵐山」駅からスタート!

徒歩約1分(約90m)/トロッコ「嵯峨」駅

1

「嵯峨野トロッコ列車」

トロッコ「亀岡」駅まで列車で約23分(約7.3km)、京阪京都交通バスで約15分(約2km)

2

「保津川下り」

徒歩約2分(約120m)

3

「嵯峨嵐山文華館」

徒歩約16分(約1km)

4

「竹林の道」

嵐山から亀岡まで大パノラマが広がるトロッコ列車

嵐山から亀岡まで大パノラマが広がるトロッコ列車

提供元:嵯峨野観光鉄道

さがのとろっこれっしゃ

嵯峨野トロッコ列車

嵯峨野トロッコ列車はJR山陰本線の旧線を活用した観光列車で、嵯峨から亀岡まで約7.3kmの道のりを25分ほどで結びます。トロッコとは、もともと荷物輸送用の小型貨車として、トラックや通常の列車が入れない場所にレールを敷いて走らせた箱型車両のこと。車掌さんの案内が旅情を誘う中、保津川沿いの自然や渓谷美を間近に鑑賞できます。
赤と黄を基調としたアールデコ調の列車は全車指定席。中でも5号車の「リッチ号」は窓ガラスが無い車両となっており、大自然の風を体全体で感じることができます。また、特に景色の美しい所では速度を落として走るので、思い出の一枚を記念に残してみてはいかが。

嵯峨野トロッコ列車

提供元:嵯峨野観光鉄道

春は山桜と新緑、夏はセミ時雨と川のせせらぎ、秋は絢爛の紅葉、冬は時には雪景色と、四季折々の保津川渓谷を満喫できます

嵯峨野トロッコ列車

提供元:嵯峨野観光鉄道

雄大な渓谷を走るトロッコ列車は、さながら空中散歩のよう。川沿いの区間では、保津川下り中の船が見えることもあります

基本情報
所在地

京都市右京区嵯峨天竜寺車道町地図

アクセス

JR山陰本線「嵯峨嵐山」駅より徒歩約1分

電話番号

075-861-7444(自動音声案内)

URL

https://www.sagano-kanko.co.jp/

営業日

3/1~12/29
トロッコ嵯峨/始発9:02 ・ 最終発16:02(臨時81号17:10)、トロッコ亀岡/始発9:30 ・ 最終発16:30(臨時82号17:43)

休業日

不定休 ※詳細は公式HPを参照

料金

普通運賃(片道)乗車区間にかかわらず均一 大人880円(税込)※前売乗車券は、乗車の1ヶ月前の午前10時からJR西日本の京阪神エリアの一部の駅、全国の主な旅行会社などで購入可能


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見所
「保津川下り」(乗船場)まで京阪京都交通バスで約15分(約2km)
「保津川下り」(乗船場)まで京阪京都交通バスで約15分(約2km)

提供元:保津川遊船企業組合

トロッコ「亀岡」駅から保津川下り乗船場(写真)へは、京阪京都バスで向かいましょう。同区間を運行する遊覧馬車「京馬車」もあります。


400年続く伝統の舟下りで大自然を満喫

400年続く伝統の舟下りで大自然を満喫

提供元:保津川遊船企業組合

ほづがわくだり

保津川下り

京都の郊外・亀岡から嵐山までの全長約16kmを、船で2時間ほどかけて下る保津川下り。かつて京都・大阪への物資輸送のために利用されていた保津川の船は、今や京都の人気観光アクティビティとしておなじみです。保津川峡谷は四季を通じて見どころが多く、春の桜、初夏のツツジ、秋の紅葉、そして冬はお座敷暖房船から見る雪景色と、船から大自然の美しさを満喫できます。
船は通常、船頭に2人、船尾に1人と3人の船頭が指揮を取ります(水量や風速よる条件により3人~5人)。船旅のコースには、船頭がくり返し竿を突くため窪みができた岩や、下った船を曳き上げる際に綱が岩に擦れてできた跡など、歴史を物語るポイントがそこかしこに。またカエル岩やオットセイ岩など、ユニークな巨岩を見つけるのも楽しみの一つです。

保津川下り

提供元:保津川遊船企業組合

霧に包まれた渓谷での保津川下りは幻想的!まるで水墨画の中にいるような感覚になることでしょう

保津川下り

提供元:保津川遊船企業組合

熟練の船頭の技によって、船幅ぎりぎりの岩間から2mの落差を一気に下る「小鮎の滝」などスリル満点の船旅へと誘います

基本情報
所在地

京都府亀岡市保津町下中島2(保津川下り乗船場)地図

アクセス

JR山陰本線「亀岡」駅より徒歩約8分、トロッコ「亀岡」駅より京阪京都交通バス39系統に乗り換え約15分「保津川下り乗船場」より徒歩すぐ

電話番号

0771-22-5846

URL

https://www.hozugawakudari.jp/

営業日

月曜日~日曜日 9:00-17:00 ※【定期乗合船】3/10~12月中旬の期間、9:00~15:00まで1時間おきに運行予定

休業日

不定休 ※悪天候時は運休。詳細は公式HPを参照

料金

【定期乗合船】大人1人4,100円(税込)、子供1人(4歳~小学生)2,700円


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見所
「嵯峨嵐山文華館」まで徒歩約2分(約120m)
「嵯峨嵐山文華館」まで徒歩約2分(約120m)

嵐山のシンボル・渡月橋(写真)の少し上流に位置する「保津川下り着船場」で下船します。着船場から次の目的地までは徒歩すぐです。


嵐山ゆかりの日本文化を堪能できるミュージアム

嵐山ゆかりの日本文化を堪能できるミュージアム

提供元:嵯峨嵐山文華館

さがあらしやまぶんかかん

嵯峨嵐山文華館

古来、貴族や文化人に愛されてきた嵯峨嵐山。「嵯峨嵐山文華館」は、小倉百人一首や日本画をはじめとする京都ゆかりの芸術・文化を堪能できるミュージアムです。「百人一首殿堂 時雨殿」を改装して2018年11月にリニューアルオープンした館内は、モダンな設えでありながら日本文化の粋を感じる空間。百人一首ゆかりの小倉山を背にし、古来より著名な景勝地であった嵐山・大堰川を借景として取り込んだ二階からの眺めは日本画の世界のようです。館内2階のギャラリー(写真)では120畳もの大広間に数々の日本画が展示されており、まさに壮観。ミュージアムショップでは、百人一首や企画展に関するオリジナルグッズなどが揃い、嵐山のお土産にもぴったりです。
※2021/4/24~7/4までの期間、企画展「花ごよみ ー横山大観・菱田春草らが咲きほこるー」を予定。近代日本画の巨匠や新進気鋭の画家によって描かれた花々が館内を彩ります。

嵯峨嵐山文華館

提供元:嵯峨嵐山文華館

平安時代末から鎌倉時代前期にかけて活躍した歌人・藤原定家が選んだとされる百人一首。常設展ではその歴史や魅力を伝えています

嵯峨嵐山文華館

提供元:嵯峨嵐山文華館

館内庭に面したテラス部分には、カフェ「嵐山 OMOKAGEテラス」を併設。トーストとサラダプレートなどの軽食を味わえます ※テイクアウトメニューもあり

基本情報
所在地

京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町11地図

アクセス

嵐電「嵐山」駅より徒歩約5分、市バス28号系統・京都バス62・63・72号系統ほか「嵐山公園」より徒歩約4分

電話番号

075-882-1111

URL

https://www.samac.jp/

営業日

月曜日~日曜日 10:00-17:00(最終入館16:30)

休業日

火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始、展示替期間

料金

入館料一般900円(税込)


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見所
「竹林の道」まで徒歩約16分(約1km)
「竹林の道」まで徒歩約16分(約1km)

「嵯峨嵐山文華館」を後にして、竹林の道までは嵐山商店街や嵐電「嵐山」駅前(写真)を通って行きましょう。道沿いには、カフェや飲食店、土産物店が軒を連ねます。


春風に笹の葉がそよぐ、緑のトンネル

春風に笹の葉がそよぐ、緑のトンネル

ちくりんのみち

竹林の道

ドラマやCMの撮影スポットでおなじみの竹林の道は、京都屈指の観光名所。山手の大河内山荘から天龍寺北門、野宮神社の間の約200mにわたって続く小道で、道の両脇から天に向かってまっすぐ伸びる竹が清々しい印象です。晴れた日には、空を覆うほど豊かに茂る葉の間からこぼれるように陽が差し込み、辺り一帯が幻想的な雰囲気に包まれます。丁寧に手入れされた竹林を抜ける風に季節を感じながら、緑のトンネルでの散策を楽しみましょう。近年では、着物姿での記念撮影スポットとしても人気が高まっています。
また、竹林の道界隈では人力車を目にできるほか、例年初冬には竹林の両側がライトアップされる「嵐山花灯路」が開催されます。

竹林の道

竹林の道の山手側からすぐの場所に、嵐山公園(亀山地区)があります。小倉山の南東部を占める丘陵地の園内には広場や休憩所、展望台があり、休憩にぴったり

竹林の道

嵐山公園(亀山地区)の中ほどには「保津川下り」の生みの親・角倉了以翁の銅像があり、江戸初期の保津川・大堰川開削の偉業を今に伝えています

基本情報
所在地

京都市右京区嵯峨小倉山田淵山町・嵯峨天龍寺芒ノ馬場町地図

アクセス

嵐電「嵐山」駅より徒歩約10分、市バス11・28・93号系統・京都バス62・94号系統ほか「嵐山天龍寺前」より徒歩約10分

営業日

散策自由

休業日

年中無休

料金

散策自由


お疲れ様でした

お疲れ様でした

竹林の道からJR嵯峨嵐山駅までは徒歩約15分ほど。刻々と移ろう風光明媚な嵐山の景色を目に焼き付けながら、駅へと向かいましょう。


周辺MAP