京都在住の私がすすめる「京のまち歩き」

新年におすすめの御朱印

新年におすすめの御朱印

※掲載した内容は全て取材時点での情報であり、現在の内容と異なる場合があります。

現地スタッフ おすすめポイント
現地スタッフ

御朱印とは、社寺に参詣・参拝した証(あかし)として授かるもの。一般的な御朱印は、御宝印や社名を朱で押した印と御本尊名や社名などが墨書きされたものが組み合わされていますが、近年その形もさまざまに変化しています。今回は新年に京都で授かりたいおすすめの御朱印を紹介します。

京都の混雑状況(2022年10月25日現在) ★★★☆☆ 例年並みです。 ※現地取材スタッフの主観に基づく取材時の混雑状況です。

厄除けのお社「祇園さん」で授かる限定御朱印

厄除けのお社「祇園さん」で授かる限定御朱印

やさかじんじゃ

八坂神社

古くから「祇園さん」と呼ばれ親しまれている八坂神社は、全国の祇園社の総本社。創祀は平安遷都以前の斉明天皇2(656)年と伝わり、祭神として素戔嗚尊(スサノヲノミコト)、櫛稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)八柱御子神(ヤハシラノミコカミ)を祀ります。また、貞観11(869)年に京の都に大流行した疫病を鎮めたといわれ、以来、厄除けの社として信仰を集めています。
写真の「疫病退散朱印」は、茅の輪神事の故事(八坂神社では、例年6月30日の「大祓式」において境内に大茅の輪を設置し、茅の輪をくぐり半年間の罪穢を祓います)に倣ったもので、新型コロナウイルス感染拡大を受けて期間限定で授与されています。他にも、祇園祭限定の「御霊会朱印」や、春・秋限定の「和歌朱印」などもあります。神様とのご縁を結びに、四季折々に詣でたいお社です。

八坂神社

提供元:八坂神社

写真は正月限定の「恵方朱印(令和3年分)」。例年開運の方位が書かれたものが授与されます

八坂神社

八坂神社の正門は、四条通に面した西楼門ではなく、本殿の正面に位置する南楼門で、神事の行列や神輿もここから境内に入ります

基本情報
所在地

京都市東山区祇園町北側625地図

アクセス

市バス12・46・100・201・206号系統ほか「祇園」より徒歩約3分、京阪「祇園四条」駅より徒歩約8分

電話番号

075-561-6155

URL

https://www.yasaka-jinja.or.jp/

時間

参拝自由(授与所開設時間 9:00-17:00)

休日

年中無休

料金

参拝無料、御朱印(疫病退散朱印・恵方朱印)各500円


「金」にまつわるお社で授かる煌めく御朱印

「金」にまつわるお社で授かる煌めく御朱印

みかねじんじゃ

御金神社

金・銀・銅をはじめとする全ての金属類、鉱山、鉱物(鉱石)を護る金山毘古命(カナヤマヒコノミコト)を主祭神とする御金神社は、金運・招福・開運を願う人が全国から訪れるお社です。神社周辺には、平安時代から鋳物職人の釜師が集まる「釜座通」、江戸幕府の金貨鋳造を担い、各地の金銀細工業者が集められた「両替町通」があり、地域の氏神として信仰を集めてきました。
こちらで授与されている御朱印は、書き置きの2種類。写真は、御神木のイチョウを象った金箔の御朱印で、職人による箔押しに墨跡が映える美麗なものです。イチョウは八方向に広がる葉の形から「末広がり」に縁起が良いものだそう。また、「御神札」や「いちょう絵馬」をはじめ、新年におすすめの「おたから小判」や「福包み守り」など、金色に煌めく授与品があります。新しい年のはじまりに、新たなパワーを授かりにお参りしてみては。

御金神社

黄金に輝く「金」の鳥居が参拝者を迎えます。京都の老舗金箔会社・堀金箔粉(株)の力添えにより、屋外でも色褪せない特殊な塗料が施されているそう

御金神社

本殿前の鈴緒(すずのお)も黄金色。「京の名工(京都府伝統産業優秀技術者)」である房撚紐師の坂田憲男氏によるものです

基本情報
所在地

京都市中京区西洞院通御池上ル 押西洞院町614地図

アクセス

地下鉄東西線「二条城前」駅、地下鉄烏丸線・東西線「烏丸御池」駅より各徒歩約5分

電話番号

075-222-2062

URL

https://mikane-jinja.or.jp/

時間

参拝自由(社務所開設時間 10:00-16:00)
※年末年始の社務所開設時間については公式HPを参照のこと

休日

年中無休

料金

参拝無料、御朱印(金箔)1,000円 ※数量限定


寅年の幕開けは守本尊の参詣から

寅年の幕開けは守本尊の参詣から

こくうぞうほうりんじ

虚空蔵法輪寺

嵯峨嵐山を望む「虚空蔵法輪寺」は、和銅六(713)年に奈良東大寺の大仏建立で知られる僧行基によって建てられた「木上山葛井寺」が始まりとされています。本尊である虚空蔵菩薩は無限の知恵や功徳を持つとされ、京都独自の文化である"十三詣り"はその知恵を授かろうと、数え年13歳の男女が参拝に訪れます。また裁縫・芸術等の上達を祈願する"針供養"という行事もあり、工芸などに携わる人々から今なお厚い信仰を受けています。虚空蔵菩薩は、丑年・寅年生まれの人の守り本尊でもあるため、本堂前には阿吽の「牛像」と「虎像」が置かれています。寅年である2022年、「虚空蔵尊」の名が記されるここから御朱印を始めてみては。

虚空蔵法輪寺

秘仏として安置されている虚空蔵尊像は、弘法大師自ら供養したものだそう。本堂に祀られている仏像も、かの前田利家公によって納められたものと伝わります

虚空蔵法輪寺

境内へ向かう階段の途中には、全国でも珍しい電気電波関係業界の発展を祈願する「電電宮」が祀られており、珍しいマイクロSDカード型のお守りが授与されています

基本情報
所在地

京都市西京区嵐山虚空蔵山町地図

アクセス

阪急「嵐山」駅より徒歩約5分、市バス28号系統「嵐山公園」より徒歩約3分

電話番号

075-862-0013

URL

https://www.kokuzohourinji.com/

時間

月曜日~日曜日 9:00-17:00

休日

年中無休

料金

参拝無料、御朱印300円


世界遺産の景観を切り取る秀麗な御朱印

世界遺産の景観を切り取る秀麗な御朱印

提供元:仁和寺

にんなじ

仁和寺

春には遅咲きで背丈の低い「御室桜(おむろざくら)」が咲き誇る仁和寺。仁和4年(888)に創建された真言宗御室派の総本山です。約3万坪を誇る広い境内の景観をモチーフにした、繊細な切り絵の御朱印が2021年夏より授与されています。写真のように、御朱印のモチーフとなった景色と一緒に撮影をするのが人気だそう。こちらの紅葉と五重塔をイメージした御朱印は2021年秋限定のもの。また境内には数カ所の納経所が設けられており、切り絵の御朱印だけでなく、御所庭園では「旧御室御所」と記された御朱印など、各所で縁のある御朱印が授与されています。今後も季節ごとに限定デザインの御朱印が登場予定なので、四季折々に仁和寺を訪れてみては。
※写真の秋の切り絵御朱印は12月頭で授与終了

仁和寺

提供元:仁和寺

蓮の花をモチーフにした「本尊阿弥陀如来」の金の御朱印は、季節を問わず授かることができます。写真背景は、仁和寺の本尊である阿弥陀三尊を安置する「金堂」(国宝)

仁和寺

提供元:仁和寺

御所庭園内にある「宸殿」と呼ばれる儀式や式典に使用される建物。深閑とした雪景色はまさに冬にしか見られない美しさです

基本情報
所在地

京都市右京区御室大内33地図

アクセス

嵐電「御室仁和寺」駅より徒歩約3分、市バス10・26・59号系統「御室仁和寺」より徒歩すぐ

電話番号

075-461-1155

URL

https://ninnaji.jp/

時間

月曜日~日曜日 9:00-17:00 ※3月~11月は17:30閉場

休日

年中無休

料金

拝観料 大人800円(高校生以下無料)、切り絵の御朱印 金1,300円・季節限定1,200円