【最新版】大阪・関西万博(EXPO2025)とは?見どころや楽しみ方を一挙ご紹介

※2025年3月現在の情報です

大阪・関西万博 会場(イメージ)

©Expo 2025 APPROVAL TR00024-2

大阪・関西万博(EXPO 2025)の魅力を徹底解説!テーマや見どころ、会場へのアクセス情報など、万博会場を訪れる前に知っておきたい情報をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

※掲載の新幹線パックに大阪・関西万博のチケットは含まれておりません。

大阪・関西万博(EXPO2025)とは?

2025年日本国際博覧会(イメージ)
提供:2025年日本国際博覧会

「万博」は世界中からたくさんの人やモノが集まるイベントで、地球規模のさまざまな課題に取り組むために、世界各地から英知が集まる場です。1970年に日本、そしてアジアで最初に開催された大阪万博(EXPO’70)は日本の高度経済成長をシンボライズする一大イベントとなりました。2025年大阪・関西万博は、2005年に開催された愛・地球博に続き、20年ぶりに日本で開催される国際博覧会です。

「万博」では新しい技術や商品が生まれ生活が便利になる「きっかけ」となります。

大阪・関西万博のテーマとコンセプト

テーマ いのち輝く未来社会のデザイン
サブテーマ いのちを救う(Saving Lives)
いのちに力を与える(Empowering Lives)
いのちをつなぐ(Connecting Lives)
コンセプト People’s Living Lab(未来社会の実験場)

大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。これは、People’s Living Lab(未来社会の実験場)という下記3点のコンセプトからなります。

1.  展示をみるだけでなく、世界80億人がアイデアを交換し、未来社会を「共創」(co-create)。
2.  万博開催前から、世界中の課題やソリューションを共有できるオンラインプラットフォームを立ち上げ。
3.  人類共通の課題解決に向け、先端技術など世界の英知を集め、新たなアイデアを創造・発信する場に。

大阪・関西万博の開催目的

  • 持続可能な開発目標(SDGs)達成への貢献
  • 日本の国家戦略Society5.0の実現

国連が掲げる「SDGs(持続可能な開発目標)」達成の目標年である2030年まで残り5年となる2025年は、実現に向けた取り組みを加速するのに極めて重要な年です。2025年に開催される大阪・関西万博は、SDGsを2030年までに達成するためのプラットフォームになります。

日本の国家戦略「Society 5.0」とは、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会です。狩猟社会、農耕社会、工業社会、情報社会に続く、新たな社会を指します。

大阪・関西万博EXPO2025へ新幹線で行こう!

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大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」とは?

ミャクミャク

ミャクミャクは、細胞と水がひとつになったことで生まれた、ふしぎな生き物。その正体は不明。赤い部分は「細胞」で、分かれたり、増えたりします。青い部分は「清い水」で、流れる様に形を変えることができます。

愛称コンセプトは、今まで「脈々」と受け継がれてきた私たち人間のDNA、知恵と技術、歴史や文化です。変幻自在なキャラクターは更にあらゆる可能性をその身に宿して、私たち人間の素晴らしさをこれからも「脈々」と未来に受け継いでいってくれるはず。そんな希望を込めて「脈々=ミャクミャク」と名付けられました。

世界中から愛され、親しみを持たれる公式キャラクターを目指して、大阪・関西万博の更なる周知と機運の醸成に広く活用されます。

大阪・関西万博でできる5つのこと

未来社会の姿を体感できる大阪・関西万博には、多彩な体験が用意されています。会場で楽しめる5つの主要項目を見ていきましょう。

最先端の技術を体感する

大阪・関西万博のコンセプトである「People’s Living Lab(未来社会の実験場)」に基づき、カーボンニュートラル、デジタル技術、次世代モビリティなど、最先端の技術や社会システムを会場や運営、展示等に活用する未来社会ショーケース事業が行われます。

例えば、次世代の空の移動手段である空飛ぶクルマの未来社会ショーケース事業では、空飛ぶクルマによるEXPO Vertiportと会場外ポートをつなぐ2地点間での飛行や、会場周辺湾岸エリアでの飛行が行われます。

未来の食文化に触れる

万博の大きな楽しみの一つは、世界と未来のグルメ旅行です。また、今回の大阪・関西万博のキーワードの一つは「SDGs」いのちの持続可能性です。

例えば、食に関わる新たな技術や文化を来場者が体験できる「未来型営業施設」や、テーマ事業プロデューサーである小山薫堂氏のシグネチャーパビリオンの近隣にあり、食の常識が大きく変わるこれからの食環境や食べる価値についての見直しができるような未来志向の飲食施設「EARTH TABLE~未来食堂~」などがあります。

日本・世界の文化を体験する

大阪・関西万博(2025年)では、日本の各地域や企業が独自のテーマで国内パビリオンが展開される予定です。これにより、地域の文化や技術、産業の魅力を発信し、来場者に新しい体験が提供されます。

国内パビリオンのうちの一つである関西パビリオンは、「いのち輝く関西悠久の歴史と現在」をテーマに、滋賀、京都、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、徳島、福井、三重の9府県が出展に参加します。

また、「海外パビリオン」は、世界各地から158か国・地域、7国際機関(2025年2月13日時点)が参加します。各国が未来の社会や技術、文化を表現する展示を通じて、各国の特色を体験できる場となります。

さらに、海外パビリオンに近接し、周辺の雰囲気を取り込み、世界各国の料理を楽しめる飲食店舗の集積したエリアもあります。

「いのち」について考える

「シグネチャープロジェクト」は、大阪・関西万博会場の真ん中に位置する8人のプロデューサーが主導するパビリオンを起点に展開されます。このパビリオンが「シグネチャーパビリオン」と命名されました。

「シグネチャーパビリオン」および「シグネチャーイベント」を通じて、リアルとバーチャルをインクルージョンした多様な体験により、訪れるすべての人々が「いのち」について考え、その概念をアップデートする場所になります。

社会課題への理解を深める

2025年に開催される大阪・関西万博は、SDGsを2030年までに達成するためのプラットフォームになります。

国内パビリオンのうちの一つである日本館は、大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を開催国としてプレゼンテーションする拠点であり、当該テーマの具現化や、日本の取り組みの発信等を行います。「いのちと、いのちの、あいだに」をテーマに、万博会場内の生ゴミを利用したバイオガス発電や、世界に貢献しうる日本の先端的な技術等を活用し、一つの循環を創出し、持続可能な社会に向けた来場者の行動変容を促します。

大阪・関西万博はここに注目!見どころ3選 

訪れる人々を魅了する大阪・関西万博には、数々の見どころが点在しています。特に見逃せない3つのハイライトをピックアップしてご紹介いたします。

大阪・関西万博のシンボル「大屋根リング」

大屋根リング(イメージ)

大屋根リングは、「多様でありながら、ひとつ」という会場デザインの理念を表す大阪・関西万博会場のシンボルとなる建築物です。日本の神社仏閣などの建築に使用されてきた伝統的な貫(ぬき)接合に、現代の工法を加えて建築されています。会場の主動線として円滑な交通空間であると同時に、雨風、日差し等を遮る快適な滞留空間として利用されます。

また、大屋根リングは、「最大の木造建築物」として、2025年3月4日にギネス世界記録に認定されました。

多様な文化と技術が未来を描くパビリオン

パビリオン(イメージ)
提供:経済産業省

先述の通り、大阪・関西万博(2025年)では、日本の各地域や企業が独自のテーマで国内パビリオンが展開される予定です。また、「海外パビリオン」は、158か国・地域、7国際機関(2025年2月13日時点)が参加します。

国内パビリオンのうちの一つである「大阪ヘルスケアパビリオン」では、地元大阪がREBORNをテーマに、未来に実現を目指すヘルスケアや都市生活の体験や、iPS細胞をテーマにした再生医療の可能性の発信、屋外ステージでのイベントやなどさまざま情報が発信されます。

おすすめのパビリオンについてはこちらの記事でもご紹介!

多彩なイベントや壮大なショー

アオと夜の虹のパレード
協賛・画像提供:サントリーホールディングス株式会社、ダイキン工業株式会社

『アオと夜の虹のパレード』

『アオと夜の虹のパレード』は、万博を象徴するエリア「ウォータープラザ」を舞台に、「水と空気」をテーマにしたスペクタクルショーです。
ショーを彩るのは、約300基の噴水装置とウォータースクリーン映像。さらに音楽やレーザー、炎など、複数のメディアを舞台装置のように駆使しながら、同期させることで創り出す壮大なエンターテイメントをぜひお楽しみください。

※ウォータープラザにて、会期中(184日間)毎日、日没後予定

One World, One Planet.
提供:2025年日本国際博覧会

『One World, One Planet.』

光と音とテクノロジーの織りなすスペクタクルショー

【ドローンショー】 場所:つながりの海上空
毎日1,000機のドローンショーを実施。夢洲の夕暮れの空を、願いのモチーフで彩ります。
【大屋根リングライトアップ】
⾚と⻘が混じり合った⻩昏時の象徴でもある「紫」の光でライトアップし、光に包まれる体験ができます。
【プロジェクションマッピング】 場所:EXPOホール「シャインハット」外壁
幻想的な世界がEXPOホール「シャインハット」の外壁面に映し出されます。大迫力のプロジェクションマッピングと世界観に没入体験ができます。

※会期中の黄昏時、毎日実施予定

ナショナルデー・スペシャルデー
提供:2025年日本国際博覧会

『ナショナルデー・スペシャルデー』

万博会期中、万博に公式に参加する国・地域や国際機関「公式参加者」が1日ずつナショナルデー(国・地域)またはスペシャルデー(国際機関)を開催します。ナショナルデー、スペシャルデーは、それぞれの公式参加者の参加を称える日で、公式参加者の文化に対する理解を深め、国際親善の増進に寄与することを目的に行います。
当日は、公式参加者が国内外の賓客や一般の来場者を招いて行う式典と文化イベントが行われ、多様な文化や特色に触れ、楽しむことができます。

大阪・関西万博の開催期間・アクセス

【開催期間】
2025年4月13日(日)~10月13日(月) 184日間

【開催場所】
大阪 夢洲

【アクセス】

大阪・関西万博会場へのアクセス方法

大阪メトロ中央線夢洲駅
※新大阪駅より本町乗換、所要約40分または各主要駅よりシャトルバス利用
【駅シャトルバス発着予定駅】
新大阪、大阪、中之島、大阪上本町、なんば、天王寺、堺・堺東、桜島、尼崎
※シャトルバスのご利用には運賃がかかります(事前予約)

※アクセスの詳細はこちら

大阪・関西万博の会場は、大阪の夢洲にあります。

アクセス方法の一つであるOsaka Metro中央線は、会場(東ゲート)前の夢洲駅に直接乗り入れている鉄道路線です。

また、関西の主要鉄道駅バスターミナルより万博会場へ直通の駅シャトルバスが運行予定です。(ご乗車には運賃がかかります。)
大阪・関西万博会場入口まで直接乗り入れており、一部の車両を除き完全予約制です。
※ご予約にはKANSAI MaaSアプリのダウンロードが必要です。
※会場への自家用車・二輪車の乗り入れはできません。障がい者用駐車場は、事前予約制(有料)です。

「「夢洲」へのアクセスが便利な新幹線+宿泊パックを見る」

大阪・関西万博のチケット情報

会期中(4/13~10/13)に購入できるチケットは、「平日」に1回入場可能な「平日券」や、17時以降いつでも1回入場可能な「夜間券」、いつでも1回入場可能な「一日券」などがあります。

3歳以下は無料で入場できますが、座席が必要なパビリオン・イベントへの参加のために「無料チケット」を発券することもできます。

複数回パスとして、7/19~8/31まで毎日入場可能(要予約)な「夏パス」や、毎日入場可能(要予約)な「通期パス」もあります。

さらに障がい者手帳等をお持ちの方と同伴者(介助者)1名が購入できる「特別割引券」もあります。

【1回入場可能なチケット】

購入期間:4/13~10/13(会期中)

チケット種別/
価格
18歳~ 12~17歳 4~11歳
一日券 7,500円 4,200円 1,800円
平日券 6,000円 3,500円 1,500円
夜間券 3,700円 2,000円 1,000円

※年齢は2025年4月1日時点の満年齢

夢と未来が交差する場所、大阪・関西万博へ行こう!

2025年大阪・関西万博は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、先端技術や文化体験、持続可能な未来への取り組みが一堂に会する特別なイベントです。子どもから大人まで楽しめる内容で、一生の思い出になること間違いありません。ただし、人気の高いイベントなので、早めのチケット購入と来場日時予約をおすすめします。

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参照元:EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト

※情報は2025年3月現在のものです。

※画像はすべてイメージです。
編集:JR東海ツアーズ