大阪には、たこ焼き・お好み焼き・串かつ・どて焼き・うどんなどの魅力的なグルメが盛りだくさん。食べ歩きを楽しめるエリアがあることや、地元の人々に愛される人気のお店が数多く存在することが「食いだおれの街 大阪」の魅力です。
そこで今回は、大阪に訪れたら必ず味わいたいおすすめの大阪グルメ13選と人気店をご紹介。大阪ならではの食文化を存分に満喫してみてはいかがでしょうか。
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- 天下の台所で味わう大阪グルメの特徴
- おすすめ大阪グルメ01 たこ焼き
- おすすめ大阪グルメ02 お好み焼き
- おすすめ大阪グルメ03 串かつ
- おすすめ大阪グルメ04 かすうどん
- おすすめ大阪グルメ05 ねぎ焼き
- おすすめ大阪グルメ06 いか焼き
- おすすめ大阪グルメ07 肉吸い
- おすすめ大阪グルメ08 ホルモン焼き
- おすすめ大阪グルメ09 きつねうどん
- おすすめ大阪グルメ10 どて焼き
- おすすめ大阪グルメ11 てっちり・てっさ
- おすすめ大阪グルメ12 豚まん
- おすすめ大阪グルメ13 スイーツ
- 大阪旅行に行くならJR東海ツアーズがおすすめ!
- まとめ
天下の台所で味わう大阪グルメの特徴
まず、大阪が「天下の台所」と呼ばれる所以は、16世紀終わりの豊臣秀吉にあります。豊臣秀吉は大阪(当時の表記は「大坂」)を本拠地に選び、大阪城を築いて周辺地域を整備・開発しました。船が主な輸送手段だった当時、海に面し水路が豊富だった大阪は物流の集積地となり、商都として急速に発展します。
江戸時代、政治の中心が江戸に移っても、陸海交通が発達していた大阪は変わらず経済・商業の一大拠点でした。なぜなら、各藩が大阪に蔵屋敷をおいたことで日本中の年貢米や特産物がいったん大阪に集められ、そこから全国各地に送られるようになったからです。
こうして、全国各地から豊富な食材が集まる大阪は「天下の台所」と呼ばれるようになり、選りすぐりの食材を用いた大阪グルメが数多く生まれました。
大阪グルメと言えば、お好み焼きやたこ焼き、うどんなど小麦を用いた料理「粉もん」が有名ですが、これらの料理のベースになっているのは、出汁(だし)です。
ここからは、密接な関係にある「粉もん」と「出汁」の魅力に迫りながら、大阪グルメの特徴について見ていきましょう。
大阪グルメ「粉もん」の魅力
大阪のグルメといえば、お好み焼きやたこ焼きといった「粉もん」が有名です。しかし一口に「粉もん」といっても、練り上げた粉を麺や生地として食べるものもあれば、お好み焼きやたこ焼きのようにさまざまな食材と混ぜ合わせて食べるものもあるなど、楽しみ方は様々です。
また、水や出汁、いろいろな具材と小麦粉を混ぜ合わせることで形を変え、さまざまな味わい方ができる汎用性の高さも「粉もん」の魅力のひとつです。
美味しさのベースは「出汁」
江戸時代、「天下の台所」といわれた大阪は食材の集積地でした。当時、交易船によって北海道から関西に運ばれてきた食材のひとつが昆布であり、その昆布が大阪の軟水と相性抜群であったことから美味しい出汁が生み出され、出汁を使った料理が大阪で広まっていったのです。
この出汁は、うどんをはじめ、たこ焼き、お好み焼きなどの「粉もん」には欠かせない味のベースとなっています。昆布と軟水の絶妙な組み合わせがもたらした出汁こそが、大阪グルメの根幹といっても過言ではないでしょう。
おすすめ大阪グルメ01 たこ焼き
「たこ焼き」は、手軽に楽しめる大阪を代表するグルメのひとつ。お店によって生地の風味や具材、味付けが異なるので、何件かお店をはしごして食べ比べるのもおすすめです。
ここでは、地元で愛されるおすすめのお店とその魅力についてご紹介します。
JR大阪駅から徒歩1分の好立地 「はなだこ」
「はなだこ」はJR大阪駅から徒歩1分とアクセス良好で、いつも多くの人で賑わっているたこ焼きの名店です。屋台形式のお店では、小さなカウンター越しにスタッフが手際良くたこ焼きを焼く姿を見ることができます。
メニューは、はなだこ自慢の「たこ焼き」のほか、たこ焼きが見えないほどたっぷりとネギを乗せた「ネギマヨ」、薄いせんべい2枚でたこ焼きをはさんだ「たこせん」、ドリンクというシンプルなラインナップです。
高温で焼き上げることで外はふわっと中はとろとろに仕上がり、食感がクセになる美味しさです。また、生のたこを使っているため、たこのプリプリとした歯ごたえも楽しめます。
「たこ焼き」と「ネギマヨ」の味付けは王道のソースはもちろん、ポン酢、だし醤油、塩、塩ダレ、素焼きから選べるので自分好みの味を探してみましょう。
また、食べ歩きを楽しみたい方は「たこせん」がおすすめ。パリパリとしたえびせんとふわとろのたこ焼きがマッチしており食べ応えも抜群です。
大阪を訪れた際は、昔ながらの味を守り続けているはなだこで、本場のたこ焼きを楽しんでみてはいかがでしょうか。
施設情報
所在地 | 〒530-0017 大阪府大阪市北区角田町9-26 大阪新梅田食堂街1階 |
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電話番号 | 06-6361-7518 |
アクセス | JR「大阪駅」下車、徒歩約1分 |
公式HP |
https://shinume.com/shop/%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%A0%E3%81%93/ |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。
たこ焼きだけじゃない、たこ料理専門店 「たこ家道頓堀くくる」
「たこ家道頓堀くくる」は大阪ミナミの繁華街である道頓堀に本店を構えるたこ料理専門店。目印にもなっている大きなたこが絡みついたユニークな看板が、訪れる人を楽しませてくれます。
外はふわっと中はトロッとした食感の大粒のたこ焼きは、新鮮で大きなたこが入っているのが特徴です。定番の味から期間限定の味、創作たこ焼きなどバリエ―ションが豊富なので、何度訪れても食べ飽きないでしょう。
中でも道頓堀本店限定メニューの「びっくりたこ焼」は、ぷりっぷりの天然たこが大胆に生地からはみ出していて、食べ応え抜群。数量限定・店内飲食のみのメニューとなっているので、気になる方は早めの来店がおすすめです。
また、たこ焼きだけでなく、くくる特製の出汁にたっぷり浸して味わう「明石焼」、たこの甘露煮・茹でだこといった2種のたこ料理を味わえるアツアツ炊き立ての「多幸釜めし」、あさりの旨味とタウリンがたっぷり入った出汁でいただく道頓堀名物「多幸しゃぶ」(本店限定)などもあり、さまざまなたこ料理を楽しめるのも魅力のひとつです。
施設情報(道頓堀本店)
所在地 | 〒542-0071 大阪府大阪市中央区道頓堀1-10-5 白亜ビル1階 |
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電話番号 | 06-6212-7381 |
アクセス | 地下鉄御堂筋線「なんば駅」下車、徒歩約3分 |
公式HP | https://www.shirohato.com/kukuru/ |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。
おすすめ大阪グルメ02 お好み焼き
大阪グルメの代表格「お好み焼き」は粉もんの王道ともいえる料理で、生地や具材、焼き方次第で個性を出すことができます。大阪のお好み焼きは、具と生地を混ぜ合わせて焼くのが定番スタイル。
ここでは、その美味しさの秘訣とおすすめのお好み焼き店をご紹介します。
創業70余年、変わらない味を守り続ける「鶴橋風月」
大阪鶴橋に本店を構える「鶴橋風月」は、創業70年を超える老舗のお好み焼き店。創業以来、食材、調理法、サービスにこだわり、変わらぬ味を提供し続けています。
各テーブルには鉄板が設置されており、注文が入ると熟練のスタッフが目の前で一枚一枚心を込めて丁寧に焼き上げてくれます。
「鶴橋風月」のお好み焼きはキャベツがたっぷりで、つなぎの小麦粉が少ないのが特徴。秘伝のソースや酸味を抑えたマヨネーズとの相性が抜群です。中でもおすすめは、鶴橋風月が掲げる“お好み焼き御三家”のひとつ「風月焼き」。いか、えび、ぶた肉、牛肉が入ったちょっと贅沢な看板メニューです。
また、とろーりとしたチーズと玉子で仕上げる「チーたまぶた玉」、シャキシャキ食感のネギがたっぷり乗った「牛すじねぎ月見玉」も人気です。また、お好み焼きに自慢の麺を乗せて焼き上げたモダン焼きはボリューム満点。がっつり食べたい方におすすめです。
さらに、お好み焼き以外のメニューも豊富。中でも焼きそばが人気で、極太の釜揚げたまご麺を使用しており、もちもちとした食感は他では味わえない美味しさです。
施設情報(本店)
所在地 | 〒543-0025 大阪府大阪市天王寺区下味原町2-18 |
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電話番号 | 06-6771-7938 |
アクセス | JR「鶴橋駅」下車、徒歩約1分 |
公式HP |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。
進化する道頓堀の老舗 「お好み焼 美津の」
お好み焼き激戦区の道頓堀にある「お好み焼 美津の」は、1945年(昭和20年)創業の老舗。変わらない伝統の味を受け継ぐ一方で、モダンな内装やBGMにジャズを流すなど、新しいお好み焼き屋のスタイルを確立しています。
名物「美津の焼」は、豚・いか・えび・貝柱・たこ(冬季・かき)、そして特製ミンチの6種類の具材を使用したミックス焼きで、具の旨味とふんわり生地が渾然一体となった一品。お好み焼きにミンチを入れるのは大阪でも珍しく、ミンチのコクとほかの具材が絶妙にマッチしてオリジナルの美味しさを作り出しています。
また、「お好み焼 美津の」不動の人気ナンバー1とも言えるのが、粉を使わず山芋を100%使用した「山芋焼」です。具材は、豚バラとロース、貝柱、いか、えび(冬季はかき)の中からお好みで2種類の具材を選ぶことができ、具材に絡まった山芋のフワトロ食感と、キャベツと山芋の自然な甘みがあり、一度食べたらやみつきになること間違いありません。
他にも、お好み焼きのルーツともいわれる薄いクレープ状の生地が特徴の「洋食焼」や、卵の甘みが効いた麺を乗せた「モダン焼」、もちもちの太めんと濃厚ソースが絡まった「道頓そば」など、豊富なメニューが揃っています。人気商品を組み合わせたセットメニューもあるので、思う存分「お好み焼 美津の」の味を堪能してみてはいかがでしょうか。
施設情報
所在地 | 〒542-0071 大阪府大阪市中央区道頓堀1-4-15 |
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電話番号 | 06-6212-6360 |
アクセス | 地下鉄御堂筋線「なんば駅」・地下鉄堺筋線「日本橋駅」下車、徒歩約5分 |
公式HP | https://www.mizuno-osaka.com/ |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。
道頓堀など大阪のおすすめスポットについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
おすすめ大阪グルメ03 串かつ
「串かつ」は串に刺した小さなお肉や野菜に細かいパン粉をまぶしてサクッと揚げたもので、新世界エリアで特に有名。サクサクとした食感が特徴の串かつは、手軽に楽しめる大阪グルメとして地元の人たちに愛されています。
ここでは、人気の串かつ店をご紹介します。
串かつといえばここ! 「串かつ だるま」
昭和4年(1929年)創業の「串かつ だるま」は、手軽に美味しく食べられる大阪グルメ「串かつ」の名店であり、串かつ発祥の店でもあります。
「串かつ だるま」では、種類豊富な串かつが食べやすい大きさで提供され、サクッ!モチッ!とした独自の食感が後を引く美味しさです。ソースをドバっと付けても衣がきめ細かいのでほどよく絡まり、揚げ物が苦手な方でもさっぱりと食べられます。
驚くべきは種類の豊富さです。牛肉を揚げた「元祖串かつ」や大阪名物「紅しょうが」などの人気定番メニューをはじめ、夏の鱧(はも)、冬の牡蠣(かき)といった季節限定メニューなど、常に約40種類以上の串かつが揃っています。
また、「法善寺セット」や「道頓堀セット」などのセットメニューもあるのでどれを食べるか悩んでしまう方はセットメニューがおすすめです。
串かつ10本前後とスピードメニュー(どて焼、特選キムチ、枝豆より1品)がセットになっており「串かつ だるま」の味を堪能することができるセットです。
また、「串かつ だるま」の名物「どて焼き」や、「二度づけ禁止 串かつソースカレー」、「どて牛すじ味噌煮込みカレー」などはレトルト商品が販売されているので、大阪土産に購入してみてはいかがでしょうか。
施設情報(なんば本店)
所在地 | 〒542-0076 大阪府大阪市中央区難波1-5-24 |
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電話番号 | 06-6213-2033 |
アクセス | 地下鉄御堂筋線「なんば駅」下車、徒歩約5分 |
公式HP | https://www.kushikatu-daruma.com/location/nanba_honten |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。
サクッと呑んで食べられる名店 「松葉総本店」
新梅田食道街にある老舗「松葉総本店」では、立ち食いカウンターで、先代から受け継ぐ技術を習得した職人が串かつを揚げる姿を見ながら揚げたてサクサクの串かつを味わえます。
カウンター上にあるバットに次々と揚げたての串かつが並べられていく様子は圧巻です。そこから食べたい串を自由に選んで取ることができ、食べたいものをサッと選んでサクッと呑むことができます。もちろん、すぐに食べたい串があればその場で注文をすることも可能です。
おすすめは、名物の「牛」、看板メニューの「えび」、人気の「若鶏」の3種。中でも若鶏は一度カレー粉をまぶして揚げているためスパイシーな味が好きな方にはたまりません。
また、「まぐろ」や「カマンベール」、「湯豆腐(夏は冷奴)」などのメニューも人気です。カウンターには、特注の少し甘めのソースのほか、辛子醤油や醤油、塩、七味もあるので、自分好みの味付けで思い思いに串かつを楽しみましょう。
大阪を訪れた際は、「松葉総本店」で懐かしさと大阪らしさを感じながら、揚げたてサクサクの串かつを味わってみてはいかがでしょうか。
施設情報(総本店)
所在地 | 〒530-0017 大阪府大阪市北区角田町9-20 大阪新梅田食道街1階 |
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電話番号 | 06-6312-6615 |
アクセス | JR「大阪駅」下車、徒歩約3分 |
公式HP | https://shinume.com/shop/%e6%9d%be%e8%91%89%e7%b7%8f%e6%9c%ac%e5%ba%97/ |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。
おすすめ大阪グルメ04 かすうどん
「かすうどん」とは主に大阪で親しまれているうどん料理で、牛ホルモンを脂が抜けるまでじっくりと揚げた「あぶらかす」を麺の上にトッピングしたものです。
あぶらかすの旨味とコクが出た出汁に、柔らかめの麺という組み合わせが絶妙で、大阪の人々に親しまれています。
ここでは、かすうどんの名店を紹介します。
コクのある秘伝のスープが自慢 「かすうどん KASUYA」
「かすうどん KASUYA」は、1995年(平成7年)創業のかすうどん専門店です。手間暇かけて開発した特製の出汁を使ったうどんに、大阪河内地方の伝統的な郷土料理・あぶらかすをトッピングしたかすうどんを全国に広めたパイオニアでもあります。
あぶらかすとは、牛ホルモンをじっくり時間をかけて揚げ、余分な油分を抜いて肉の旨味を凝縮した食材です。まわりはカリカリと香ばしく、中はぷるぷるとした独特の舌触りが特徴です。
KASUYAオリジナルの昆布出汁をベースとした甘めのうどんにあぶらかすをトッピングすることで、あぶらかすの旨味と脂分が出汁に加わり、グッと奥行きのあるコク深い味わいです。カリカリしたあぶらかすは出汁を吸うとトロトロになり、ほどよくコシのある麺と出汁によく絡み、絶妙な美味しさになります。
定番のかすうどんのほか、肉やえび天などのトッピングメニューも豊富に揃っており、あぶらかすをさらにトッピングする「かす大盛り」も人気があります。
大阪旅行の際は、ぜひ「かすうどん KASUYA」でうどんとあぶらかすのハーモニーを堪能してみませんか。
施設情報(ヴィアあべのウォーク店)
所在地 | 〒545-0052 大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-6-1 |
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電話番号 | 06-6645-9002 |
アクセス | 地下鉄御堂筋線「天王寺駅」下車、徒歩約8分 |
公式HP | https://www.aburakasu.com/ |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。
焼肉屋で食べる名物かすうどん 「焼肉ホルモン 龍の巣」
「焼肉ホルモン 龍の巣」は山形牛を中心に取り扱う焼肉屋です。ホルモン焼きにこだわっており、そのホルモンを使ったかすうどんやかすもつ鍋などの名物メニューがあります。
龍ノ巣ホールディングス代表取締役大将が「かすうどん」を初めて食べた際、あまりの美味しさに衝撃を受け、大阪に小さなかすうどん屋をオープンしたのが始まりです。
美味しいかすうどんを目指すあまり、あぶらかす自体を作り始め、良質のホルモンが手に入るようになったことからホルモン焼きも提供するようになったのだそうです。
「焼肉ホルモン 龍の巣」のうどん出汁は、返し醤油と水だけというシンプルなもので、そこにオリジナル製法のあぶらかすをトッピングすると、旨味成分が出汁に溶け出し食べ進める度に深みを増したコクのあるスープに変化します。角の立たないもっちりと柔らかいうどんもあぶらかすとよく合い、ツルッと食べられます。
人気メニューの「スタミナかすうどん」は、あぶらかすのほかに、牛すじ煮込み、蘭王のたまご、にんにく、刻みネギがトッピングされた逸品です。
あぶらかすのコクに牛すじ肉の甘み、にんにくのガツンとくる香りが合わさり、旨味の相乗効果が高まります。ホルモンとお酒を楽しんだ後に、かすうどんでシメるのもおすすめです。
施設情報(梅田本館)
電話番号 | 〒530-0027 大阪府大阪市北区堂山町2-16 龍ノ巣ビル1階 |
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所在地 | 06-6361-8338 |
アクセス | 地下鉄谷町線「東梅田駅」下車、徒歩約7分 |
公式HP | https://www.ryu-nosu.co.jp/ |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。
おすすめ大阪グルメ05 ねぎ焼き
「ねぎ焼き」はお好み焼きに似た料理で、小麦粉を用いた生地にたっぷりのねぎを加えて焼いたものです。ソースではなく薄口醤油やダシ醤油、レモンなどをかけていただくので、お好み焼きよりさっぱりと食べられます。
ここでは、大阪ならではのグルメ「ねぎ焼き」をいただける名店を紹介します。
ねぎ焼き発祥のお店 「ねぎ焼やまもと」
「ねぎ焼やまもと」は昭和40年(1965年)創業のお好み焼き屋で、ねぎ焼き発祥の店です。店のお手伝いをする子どもたちへのまかないとして、店主が作ったねぎたっぷりのお好み焼きを見たお客さんがリクエストしたことでねぎ焼きが生まれ、今では大阪を代表するグルメのひとつとなりました。
「ねぎ焼やまもと」のねぎ焼きは、青ねぎをふんだんに使った生地に醤油ベースのたれとレモンをかけて食べるのが特徴です。
また、牛すじとこんにゃくが入った「すじねぎ」もぜひとも味わいたい逸品。クレープ状の薄い生地に、粉カツオとみじん切りしたキャベツ少々、たっぷりのねぎ、甘辛く炊いた牛すじとこんにゃくを乗せ、さらにその上に生地をかけて重ね焼きしています。自家製の醤油ダレと生レモンがホクホクとした牛すじと相性抜群でやみつきになる美味しさです。
ねぎ焼きの風味や食感を最大限に味わうには、鉄板から直接テコで取って食べるのがおすすめです。
施設情報(本店)
所在地 | 〒532-0024 大阪府大阪市淀川区十三本町1-8-4 |
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電話番号 | 06-6308-4625 |
アクセス | 阪急電鉄全線「十三駅」下車、徒歩約3分 |
公式HP | https://www.negiyaki-yamamoto.com/ |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。
特製のレモン醤油がかくし味 「ひろかずや」
大阪梅田にある「ひろかずや」は、1996年(平成8年)創業の人気お好み焼き店です。お好み焼きだけではなく、ねぎ焼き、焼きそば、焼きうどんの4大メニューが絶品なことから、地元民だけでなく多くの観光客も訪れます。
「ひろかずや」の人気メニューのひとつ「ねぎ焼」は、出汁の利いた薄い生地にたっぷりのねぎと具材を乗せて焼いたもので特製のレモン醤油がかくし味の一品です。
具材には豚肉やエビ、イカ、タコなどが入っていますが、自家製のスジ煮込みが具材としてたっぷり入った「スジねぎ焼」もおすすめです。トロトロになるまで煮込んだスジの甘辛い味とこんにゃくの食感、ねぎのシャキシャキ感がたまりません。
ほかにも、お好み焼き・焼きそば・焼きうどんといった定番のメニューもあるので、もう一品追加したい方にもおすすめです。
なお、「ひろかずや 東通り店」の1階はコの字型をした鉄板カウンターとなっており、目の前で調理する姿を見ながら熱々のねぎ焼きやお好み焼きを食べることができます。平日はもちろん、週末は特に多くの人で賑わうため予約してから訪れるのがおすすめです。
施設情報(東通り店)
所在地 | 〒530-0026 大阪府大阪市北区神山町9-5 |
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電話番号 | 06-6312-5654 |
アクセス | JR「大阪駅」下車、徒歩約10分 |
公式HP | https://www.instagram.com/hirokazu.ya/ |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。
おすすめ大阪グルメ06 いか焼き
大阪の粉もんグルメで欠かせないのが、いかと生地が絶妙に調和した「いか焼き」です。ソースや醤油ダレなどを添えて楽しみます。凝縮されたいかの旨味と生地のモチモチ感が堪能できるいか焼きは、大阪のソウルフードです。
ここでは、いか焼きを楽しめる有名店を紹介します。
阪神梅田本店の名物グルメ 「阪神名物いか焼き」
「阪神名物いか焼き」はいか焼きの名店で、昭和32年(1957年)に阪神梅田本店に出店して以来、阪神百貨店のデパ地下名物です。連日、開店するやいなや行列ができ、お店の前は常に人だかりが絶えません。
「阪神名物いか焼き」は秘伝の出汁とメリケン粉(小麦粉)を混ぜ、そこにカットしたいかを加えて高温の専用鉄板ではさんで一気に焼き上げます。
もちもちの生地にプリプリのいかの食感がたまらない一品で、特製ソースとの相性も抜群です。サイズも食べやすい大きさなので、おやつやお酒のおつまみ、食べ歩きグルメにぴったりです。
特に人気のメニューは定番の「いか焼き」で、いか焼き本来の味と食感を楽しめます。それ以外にも、いか焼きを玉子と一緒にふんわり焼き上げた「デラバン」やデラバンにねぎを入れ醤油味に仕上げた「和風デラ」、いか・青ねぎ・しょうゆの絶妙な味わいがたまらない「ネギいか焼き」など3種類のメニューもあります。スタッフが手際よく焼き上げる光景も必見です。
施設情報(阪神梅田本店)
所在地 | 〒530-8224 大阪府大阪市北区梅田1-13-13 阪神梅田本店地下1階スナックパーク内 |
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電話番号 | 06-6345-1201 |
アクセス | JR「大阪駅」下車、徒歩約5分 阪急電鉄・地下鉄「梅田駅」下車、徒歩約3分 |
公式HP |
https://web.hh-online.jp/hanshin/goods/list.html?shoptype=1&cid=b_hss_shk_ikayak |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。
いか焼き専門の居酒屋 「いかやきやまげん」
「いかやきやまげん」はいか焼き専門の居酒屋で、昼夜問わず、でき立てのいか焼きを食べることができます。
美味しいいか焼きを提供するため使用する材料にとことんこだわっており、生地には国産小麦を100%使用しています。そこに練り合わせる出汁は、鰹・鯖・昆布・椎茸から丁寧に取った出汁でいかはいつ食べてもぷりぷりの食感が楽しめるよう、その時々で一番風味の良いものを仕入れています。
また、味の決め手となるソースはいか焼きのためだけに作った特製ソースで、ほんのり甘めの味がいか焼きによく絡みます。
専用の機器を230℃に熱し両面を手早く一気に押し焼きしたいか焼きは、強いコシのある独特な食感で、一度食べたらやみつきになること間違いありません。
味は定番のソース味をはじめ、醤油、ポン酢やザーサイのほか、付け合わせとしてガリがあるなど豊富なラインナップになっています。
施設情報(京橋本店)
所在地 | 〒534-0024 大阪府大阪市都島区東野田町5丁目2-8 |
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電話番号 | 06-6358-7451 |
アクセス | JR大阪環状線・京阪電鉄城東線・地下鉄長堀鶴見緑地線「京橋駅」下車、徒歩約3分 |
公式HP |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。
大阪旅行にはJR東海ツアーズのプランがおすすめです。
おすすめ大阪グルメ07 肉吸い
「肉吸い」とは肉うどんからうどんを抜いたもので、大阪・難波にある「千とせ 本店」という店が発祥です。ここでは、肉吸い発祥の店「千とせ 本店」と、肉吸いがどのようにできたのかを紹介します。
大阪の芸人に愛される味 「千とせ 本店」
「千とせ 本店」は難波千日前に店を構えて50年以上の老舗うどん店で、肉吸い発祥の店。もともと肉うどんの店として有名でしたが、あるとき、大阪・難波にあるなんばグランド花月に出演していた芸人が「肉うどん、うどん抜きで」と注文したことがきっかけで肉吸いが誕生しました。たちまち口コミでその美味しさが広がり、芸人をはじめ多くの人に愛される大阪ならではのグルメになったのです。
「千とせ 本店」の肉吸いは、鰹とうるめで取ったシンプルな出汁に少し甘めの牛肉がたっぷり、さらに半熟玉子、刻んだ青ねぎが入っています。優しい味のスープに牛肉の旨味とほどよい脂が溶け出し、一度食べたらやみつきになる味です。
人気メニューは、肉吸いと小玉(しょうたま)と呼ばれる玉子かけご飯の組み合わせで、玉子かけご飯は専用の醤油をかけていただきます。玉子かけご飯に肉吸いの肉とネギを乗せて牛丼風にして食べるのもおすすめなので、ぜひ試してみてください。
なお、売り切れ次第終了となりますので、早めに来店されることをおすすめします。
施設情報(千とせ 本店)
所在地 | 〒542-0075 大阪府大阪市中央区難波千日前8-1 |
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電話番号 | 06-6633-6861 |
アクセス | 地下鉄御堂筋線「なんば駅」下車、徒歩約5分 南海電鉄「難波駅」下車、徒歩約3分 |
公式HP | https://www.chitose-nikusui.com/chitose/index.html |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。
なんばグランド花月など、大阪のおすすめスポットについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
おすすめ大阪グルメ08 ホルモン焼き
「ホルモン焼き」は人気を誇る大阪グルメのひとつで、ハツやレバー、ミノなど提供される部位のバリエーションも豊富。大阪のコリアンタウンと呼ばれる鶴橋に名店が多く、アットホームな雰囲気の中リーズナブルな価格でいただくことができます。
ここでは、ホルモン焼きが美味しい鶴橋の名店を紹介します。
カウンターでホルモン焼きを楽しめる場所 「焼肉ホルモン 空 鶴橋本店」
昭和56年(1981年)に創業した「焼肉ホルモン空」は、鶴橋の焼肉店の中でカウンタースタイルを最初に始めたお店であり、コンセプトは「目方(量)は他店の半分」。
カウンターには昔ながらのガスコンロが並び、ひとりでも気軽に焼肉を楽しめます。特にホルモンの品揃えが充実していて希少なホルモンも食べられると評判です。
中でも人気なのが、赤セン・ギアラとも呼ばれる「テッチャン」。プリプリとした食感と適度な脂身がやみつきになります。
ウルッテ・ハチノス・コリコリの人気ホルモン3種がセットになった「ホルモン御三家」もそれぞれ違った食感と旨味を楽しめるのでおすすめです。
もちろん赤身肉も絶品で、特にハラミは肉の旨味を引き出す「もみダレ」が最高にマッチ。すぐに売り切れてしまう人気メニューなので、お店に残っていたら迷わずに頼んでくださいね。
「焼肉ホルモン空」では、焼きもの・生ものの美味しさを徹底的に引き立てるため、内臓系のホルモンには味噌ベースのタレ、生千枚には酢みそダレなど、7種類の自家製秘伝のタレを使い分けて提供しています。焼いた後に付ける「付けダレ」はあっさりした醤油ダレなので、飽きることなくお肉やホルモンを食べることができます。
施設情報(鶴橋本店)
所在地 | 〒543-0025 大阪市天王寺区下味原町1-10 |
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電話番号 | 06-6773-1300 |
アクセス | JR「鶴橋駅」下車、徒歩約1分 |
公式HP | https://www.yakinikusora.jp/ |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。
おすすめ大阪グルメ09 きつねうどん
きつねうどんは、数あるうどんメニューの中でも関西の出汁を存分に楽しめる大阪グルメのひとつで、大阪のソウルフード。甘めに炊かれた揚げと出汁の相性が抜群で、ほっとする味です。
ここでは、きつねうどんの名店ときつねうどん発祥の店を紹介します。
至福の一杯が楽しめる 「道頓堀今井」
戦後間もない昭和21年(1946年)に創業した「道頓堀今井」は、大阪ミナミの繁華街である道頓堀のど真ん中に店を構える老舗うどん店。「道頓堀今井」の玄関には、創業当時に初代店主が植え、名付けた「宵待柳」(よいまちやなぎ)があり、訪れる人々を出迎えてくれます。
店内は料亭のような落ち着いた雰囲気で、1階にはテーブル席、2階~4階にはテーブル席や掘りごたつ、お座敷、個室などがあり、さまざまな人数に対応可能です。
「きつねうどん」が有名で、ふっくらと炊き上げたほどよい甘さの揚げともちもち食感の麺、コクと旨味の出汁が絶妙にマッチし、心も体もほっこり。
北海道道南産の天然真昆布・九州産のサバ節・ウルメ節から取る出汁は初代店主の妻が考案したもので、今でも「今井の味」「今井の出汁」として受け継がれています。
また、中川一辺陶作の土鍋で 旨味たっぷりの鴨モモ肉と青ねぎをうどんとともに炊き上げた「鴨鍋うどん」や、出汁で炊いた上質な若鳥のモモ肉を玉子2個で贅沢にとじた「親子丼」など、唯一無二の料理が盛りだくさんです。
施設情報(本店)
所在地 | 〒542-0071 大阪市中央区道頓堀1丁目7番22号 |
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電話番号 | 06-6211-0319 |
アクセス | 地下鉄御堂筋線「なんば駅」下車、徒歩約5分 |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。
きつねうどん発祥のお店 「うさみ亭マツバヤ 」
きつねうどん発祥のお店として有名な創業130年の「松葉家本舗」が、平成16年(2004年)店名を「うさみ亭マツバヤ」に改称しました。明治26年(1893年)、松葉家本舗の初代主人が素うどんに稲荷寿司で使うお揚げを添えて出したのが、「うさみ亭マツバヤ」がきつねうどん発祥の店と言われる所以です。大阪の出汁文化とうどんを語る上で、「うさみ亭マツバヤ」は絶対に外せない店といっても過言ではありません。
「きつねうどん」は、出汁の効いた少し辛めのつゆと3日間煮込んだ甘みのある揚げ、柔らかくもちもちしたうどん麺からなる逸品。ひと口頬張る度に揚げの中から甘い煮汁がじゅわっと染み出します。
また、「きつねうどん」と並んで有名なのが「おじやうどん」。四角い鉄鍋にはうどんとごはん、穴子、鶏肉、カマボコ、椎茸、細かく切った揚げ、ネギ、甘酢生姜、生卵が入っています。
こちらは食材が手に入らない戦時中に考案されたメニューで、おなかがいっぱいになるようにと考えられたもの。うどんはもちろん、ごはんにも出汁が染み込んでいるので、より一層昆布や鰹節の旨味が染み渡る出汁を味わうことができる一品です。
施設情報
所在地 | 〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場3-8-1 |
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電話番号 | 06-6251-3339 |
アクセス | 地下鉄御堂筋線「心斎橋駅」下車、徒歩約5分 |
おすすめ大阪グルメ10 どて焼き
「どて焼き」は、牛すじを贅沢に使い、味噌やみりんで煮込んだ大阪のB級グルメ。鉄鍋で焼き、熱によって溶け出した味噌で具材を焼き煮込む独自の調理法が特徴です。
特に新世界エリアにはリーズナブルな価格で濃厚な味わいのどて焼きが楽しめる名店が点在し、串かつとともに大阪・新世界の名物として愛されています。
ここでは、「どて焼き」が美味しいと評判の店を紹介します。
牛すじにしっかり染みこむ白味噌ダレ 「七福神」
1988年(昭和63年)創業の「七福神」は、大阪のややディープな街・天満にある老舗の居酒屋。串かつ、どて焼きが美味しいことで有名でいつも多くの客でにぎわっています。
串かつとともにぜひ頼んでみてほしいのが、七福神名物の「どて焼き」です。独自の白味噌ダレが牛すじ肉に染み込み、まさに絶品。トロトロに煮込まれた牛すじ肉は柔らかく、噛むほどに旨味が溶け出し、シャキシャキのねぎとの相性も抜群です。
また、特製のサラダ油で揚げた串かつは軽めの衣で、胸焼けしにくいのが特徴。具材ごとにベストなタイミングで揚げられたサクサクの串かつは、キレのある秘伝のソースをかけていただきます。串かつにどて焼きの味噌ダレを付けて食べるのもおすすめなので、ぜひ試してみてくださいね。
串かつの種類は全部で50種類以上あり、どれにしようか悩んでしまうほど。ぜひ、お好みの串かつを見つけてください。
リーズナブルな価格でどて焼きと串かつをこころゆくまで楽しみたい方は、ぜひ足を運んでみましょう。
施設情報(本店)
所在地 | 〒530-0041 大阪府北区天神橋5-7-29 |
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電話番号 | 06-6358-3311 |
アクセス | JR「天満駅」下車、徒歩約2分 |
公式HP | https://www.instagram.com/kushikatsu_shichifukujin/ |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。
老舗串カツ屋で食べる名物どて焼き 「てんぐ」
「てんぐ」は、大阪のディープな下町で知られる新世界にある老舗串かつ屋。名店が立ち並ぶジャンジャン横丁にありながら常に行列の絶えない人気店で、店先には店名にもなっている天狗のお面が飾られています。
メニューはいたってシンプルで、肉・野菜・海鮮の14種類の串かつとどて焼き、飲み物のみ。串かつだけでなくどて焼きも名物で、店内に入るとどて焼きの甘い匂いが食欲をそそります。
「てんぐ」のどて焼きは注文してすぐ出てくるスピードメニューで、串かつが揚がるまでのビールのお供に最適。甘めの白味噌ダレで煮込まれた牛すじは、もちもちとろとろで七味をかけるとさらに美味しくなるのでぜひお試しください。
また、「てんぐ」の串かつは衣がしっかり付いていてサクサクでカリッとした食感。注文を受けてから目の前で丁寧に揚げてくれるので、いつ訪れても揚げたての美味しい串かつが食べられます。
店内は、調理場を中心にカウンター席が並びどこか懐かしい雰囲気。ひとりでも気軽に訪れやすい名店です。
施設情報(新世界)
所在地 | 〒556-0002 大阪府大阪市浪速区恵美須東3丁目4-12 |
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電話番号 | 06-6641-3577 |
アクセス | 地下鉄御堂筋線「動物園前駅」下車、徒歩約2分 JR「新今宮駅」下車、徒歩約5分 |
※定休日:月曜日
※予約不可
おすすめ大阪グルメ11 てっちり・てっさ
「てっちり」はふぐ鍋、「てっさ」はふぐ刺しのことで、どちらも関西が発祥の呼び名です。ふぐの毒に当たると命の危険にさらされることから「たま(弾)に当たる」とかけ、かつてふぐを「鉄砲」と呼び、「鉄砲のちり鍋」で「てっちり」、「鉄砲の刺身」で「てっさ」という言葉が生まれたそうです。
ふぐの産地の中心・西日本ではふぐが多く出回るため、大阪では古くからふぐは安く食べられる魚として庶民に親しまれてきました。ここでは、「てっちり・てっさ」がいただける大阪の名店を紹介します。
とらふぐ料理にこだわったお店 「玄品」
1980年(昭和55年)創業の「玄品」は、国内外に約70店舗を構えるとらふぐ料理専門店。「玄品」で提供されるとらふぐは、「とらふぐ」と「天然とらふぐ」の2種類。
市場価格が相場により変動しやすい「とらふぐ」を安定した価格で提供し続けるために養殖のとらふぐを大量に買い付けたうえで、玄品独自の特許技術によって、とらふぐの旨味をさらに引き出し、旨味を向上させた料理を提供しています。
また厳選された「天然とらふぐ」は、身(筋肉)が引き締まった弾力あるコリコリとした食感が特徴で、「とらふぐ」と「天然とらふぐ」をコースで両方注文して食べ比べする方も多いそう。
ふぐのプリプリした食感や旨味をシンプルに味わえる「てっさ」(ふぐ刺し)や肉厚でプリプリとしたふぐの豊かな味わいを楽しめる「てっちり」(ふぐちり)をはじめ、人気の「ふぐの唐揚げ」や「焼き白子」、オリジナルの「ふぐコラーゲン入りドリンク」などさまざまなふぐ料理をいただくことができます。単品はもちろん、コース料理や季節限定料理などもあるので、予算や用途に合わせて選ぶとよいでしょう。
また、ふぐ料理と一緒にぜひ「ひれ酒」もお試しあれ。「玄品」のひれ酒は特許技術により、臭みがなくて香ばしく、旨味たっぷり。ここでしか味わえない逸品です。
施設情報(法善寺総本店)
所在地 | 〒542-0076 大阪府大阪市中央区難波1-1-13 |
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電話番号 | 06-6213-9444 |
アクセス | Osaka Metro 「難波駅」下車、徒歩約2分 |
公式HP | https://www.tettiri.com/ |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。
おすすめ大阪グルメ12 豚まん
「豚まん」は大阪土産の定番としても親しまれている大阪グルメ。関西で肉まんのことを「豚まん」と呼ぶのは、牛と豚を区別するためといわれています。
関西エリアでは「肉」といえば「牛肉」をさすので、豚肉が入っている中華まんには「豚」をつけて「豚まん」と呼ぶようになったそうです。
ここでは大阪にある「豚まん」の名店を紹介します。
大阪土産のど定番 「551 蓬莱」
「551 蓬莱」は、1945年(昭和20年)創業の豚まん・焼売・アイスキャンデー・焼餃子などを販売する飲食店。
「豚まん」が有名でなんと1日の平均販売個数は約17万個。大阪土産の定番として広く知られています。メインとなる具材は豚肉と玉ねぎで、ほんのり甘い生地で包まれた甘い玉ねぎとジューシーな豚肉が絶妙なハーモニーを奏でます。
創業当時から変わらず職人たちが愛情を込めて一つひとつ手包みで作り上げており、当日販売分は当日生産するというのだから驚きです。
素材本来の美味しさをより引き出すため味付けはシンプルで、豚まんの味を引きたてるカラシは毎日自社生産したものを使用するこだわりよう。また、厳選素材を使用し、保存料などを一切使用していない点も多くの人に愛されるポイントです。
大阪土産として有名な豚まんですが、本店などではでき立ての豚まんをお店の中で食べることも可能です。お店で食べるでき立ての豚まんはひと際美味しいと評判なので、大阪を訪れた際はでき立てほかほかの豚まんを食べてみてはいかがでしょうか。
施設情報(本店)
所在地 | 〒542-0076 大阪府大阪市中央区難波3-6-3 |
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電話番号 | 06-6641-0551 |
アクセス | 地下鉄御堂筋線「なんば駅」下車、徒歩約1分 |
公式HP | https://www.551horai.co.jp/ |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。
大阪のお土産についてこちらの記事で詳しく紹介しています。
つるつるでフワフワの皮が目印 「蓬莱本館」
「蓬莱本館」は、終戦直後の1945年(昭和20年)、大阪難波に誕生した「蓬莱食堂」が原点。創業2年目に当時神戸で人気のあった「豚饅頭」をヒントに、日本人の味覚に合わせて開発したのが「蓬莱の豚まん」です。
ちなみに「蓬莱本館」と先述した「551蓬莱」は、どちらも「蓬莱食堂」を起源にしていますが、今は違う会社でこだわりや味、販売方法も異なります。
「蓬莱本館」の豚まんは、皮がつるつるフワフワしておりひとつひとつ職人が手包みしているのが特徴。フワッとほんのり甘い皮で包まれた玉ねぎはみずみずしくて甘く、それでいてシャキシャキ感があり、豚肉との相性抜群です。
「蓬莱本館」の2、3階はレストランとなっており、でき立ての豚まんをはじめ、さまざまな中華料理を味わえます。また、豚まん手作り体験(要予約)も可能なので、大阪旅行のプランに入れるのもおすすめです。
そして、「蓬莱本館」1階では、豚まんや焼売などのチルド商品を販売しているので、大阪土産にもピッタリです。
施設情報
所在地 | 〒542-0076 大阪府大阪市中央区難波3-6-1 |
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電話番号 | 06-6634-6836 |
アクセス | 地下鉄御堂筋線「なんば駅」下車、徒歩約2分 近鉄「大阪難波駅」下車、徒歩約3分 |
公式HP | https://www.horaihonkan.co.jp/ |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。
おすすめ大阪グルメ13 スイーツ
大阪には、たこ焼きやお好み焼きなどの粉もんグルメだけではなく美味しいスイーツもたくさんあります。
老舗店の和菓子や洋菓子をはじめ、インスタ映えするスイーツやこだわりの素材を使ったスイーツなど、大阪はスイーツの宝庫。今回は大阪で人気のスイーツを3つ紹介します。
チーズにこだわった行列必須の人気スイーツ 「りくろーおじさんの店 焼きたてチーズケーキ」
「りくろーおじさんの店」の「焼きたてチーズケーキ」は、大阪土産として常に行列ができる人気のチーズケーキ。各店舗にはキッチンが併設されていて、1回に12個ずつ、1日に何回もチーズケーキが焼き上げられます。いつ訪れても焼きたてのチーズケーキを購入できることも人気の理由のひとつです。
ふわふわの食感と濃すぎないチーズの味が特徴の焼きたてチーズケーキは、一口食べると止まらない美味しさ。また、チーズケーキの底に散りばめられたほんのり甘いレーズンがアクセントになり一層味を引き立てます。
なんば本店には焼きたてのチーズケーキを店内で食べられるカフェがあり、おすすめはオーブンから出したばかりの「超・焼きたてチーズケーキ」のホールケーキ。ぜひ、熱々ふわふわのチーズケーキを思う存分楽しんでみてください。
「超・焼きたてチーズケーキ」を店内で食べられるのは「なんば本店」と「彩都の森店」(※公式HPよりお席の予約も可能です)。気になる方はぜひチェックしてみてください。
施設情報(なんば本店)
所在地 | 〒542-0076 大阪市中央区難波3-2-28 |
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電話番号 | お客様係:0120-57-2132(9:00~17:00) |
アクセス | 地下鉄御堂筋線「なんば」駅下車すぐ |
公式HP | http://www.rikuro.co.jp/ |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。
“ひと巻き型”ロールケーキのパイオニア 「堂島ロール」
大阪のビジネス街・堂島に本店を構える「モンシェール」は、2003年(平成15年)創業の洋菓子店。店名の「モンシェール」は「私の大切な人」を意味し、“人と人の心をつなぎ、幸せを運ぶ存在でありたい”という思いから付けられたといいます。
そんな「モンシェール」の看板商品は、ひと巻きでたっぷりのクリームを包み込んだ、ひと巻き型ロールケーキの代名詞といえるケーキ「堂島ロール」です。
ふんわりしっとりした生地に生乳の美味しさをそのまま感じられる濃厚なクリームがたっぷり入っており、シンプルなお菓子だからこそミルクの香りと自然な甘さがしっかりと感じられます。
驚くことに、日本にある23店舗(2024年3月現在)分の「堂島ロール」は、職人によって1本ずつ丁寧に手作業で巻かれています。どんなに非効率であっても美味しいものを届けたいという「モンシェール」の信念が、味や食感にすべて表れている商品です。
大阪を訪れた際は、でき立ての「堂島ロール」を味わってみてはいかがでしょうか。
施設情報(パティスリーモンシェール 堂島本店)
所在地 | 〒530-0004 大阪府大阪市北区堂島浜2-1-2 |
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電話番号 | 06-6136-8003 |
アクセス | JR・京阪「大阪駅」下車、徒歩約12分 |
公式HP | https://www.mon-cher.com/ |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。
俵型の団子が特徴的 「喜八洲総本舗 みたらし団子」
「喜八洲総本舗」は、創業昭和23年(1948年)の和菓子屋で、名物の酒饅頭をはじめ、浅生菓子から贈答用の和菓子まで、およそ40種類以上の和菓子を取り揃えています。
中でも人気のみたらし団子は、通常の丸型ではなく俵型(円筒状)と珍しくSNSでも話題になりました。なぜ俵型(円筒状)なのかというと、この形にすることで炙ったときに焦げ目がつきやすく、タレの絡みが良くなり、味も食感も変化するのだそう。
餅粉と米粉を絶妙なバランスで配合し蒸し上げた団子はもちもちで、北海道厚岸産の上質昆布で出汁を取り香川県産たまり醤油と白ざら糖を合わせた濃厚なタレとも相性抜群です。
団子の焼き加減(団子の焦げ目)は、購入時に「コゲ少なめ」「コゲ普通」「コゲ多め」「コゲコゲ」の4種類から選べます。
濃厚なタレにはちょっとコゲが多いほうが合うそうですが、コゲは冷めると苦みに変わるので、すぐに食べない場合やコゲが苦手な方は「コゲ普通」や「コゲ少なめ」を選ぶとよいでしょう。
賞味期限が1日と短いので、すぐに渡して食べることができる場合は大阪土産としてもおすすめです。
施設情報(本店)
所在地 | 〒532-0024 大阪市淀川区十三本町1丁目4番2号 |
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電話番号 | 06-6301-0001 |
アクセス | 阪急「十三駅」下車すぐ |
公式HP | http://www.kiyasu.jp/ |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。
大阪旅行に行くならJR東海ツアーズがおすすめ!
JR東海ツアーズでは、お特に大阪旅行を楽しめるプランを複数ご用意しています。あなたにぴったりのプランをぜひ探してみてください。
大阪に行くならまずチェック 「大阪旅行」特集
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日本人だけでなく外国人にも人気の観光地である大阪ですが、時間や場所を少しずらすことでゆったりと旅行を楽しめます。
まとめ
今回は、大阪グルメとおすすめ人気店を紹介しました。
大阪は粉もん料理、出汁料理、スイーツなどあらゆるジャンルのグルメが豊富なため、観光と一緒にグルメを中心に旅行プランをたてるのもおすすめです。ぜひ、大阪旅行に役立ててみてくださいね。
※情報は2024年9月現在のものです。
※最新情報は各施設へお問合せください。
※画像は全てイメージです。
編集:JR東海ツアーズ