修善寺温泉とは?|歴史・モデルコースとおすすめ旅館

※2025年7月現在の情報です。

修善寺温泉街 桂橋
修善寺温泉街 桂橋(提供:伊豆市)

仕事に疲れて「どこかで心も体もリセットしたい…」と感じているあなたへ。毎日のストレスから解放され、自分を労わる時間を過ごしたいなら、修善寺温泉がぴったりの場所です。

平安時代から1200年以上愛され続ける伊豆最古の温泉地ともいわれており、竹林に囲まれた川沿いの温泉街を歩けば、自然と心の緊張がほぐれていきます。この記事では、修善寺温泉で叶える「癒しの旅」の魅力と、心身ともにリフレッシュできる過ごし方を詳しくご紹介します。

読み終わる頃には、きっと「今度の週末は修善寺で自分の心身をほぐしてこよう」と思えるはずです。

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修善寺温泉とは?歴史と魅力をわかりやすく解説

スポットの歴史・由来・背景

修善寺温泉は、平安時代に弘法大師(空海)によって開かれたという由緒ある温泉地です。

また、鎌倉時代には源氏や北条氏ゆかりの地として栄え、源頼家が修禅寺に幽閉された場所でもあり、歴史の重みを感じる温泉地でもあります。明治時代以降は、夏目漱石や芥川龍之介など多くの文人墨客が訪れ、今なお愛され続けています。

なぜ多くの人が訪れるのか?その魅力

修善寺温泉が多くの人を惹きつける理由は、何といってもその「心の安らぎ」にあります。「伊豆の小京都」とも呼ばれ、ノスタルジックな雰囲気が漂う、趣のある景観が、訪れる人の心を穏やかにしてくれるのです。

温泉の泉質はアルカリ性単純温泉で、「美肌の湯」ともいわれており自律神経不安定症、不眠症、冷え性などに効能があります。特に働く女性にとって、肌がすべすべになり、冷え症、ストレスからくる体の不調を優しく和らげてくれる効果は頼もしい存在です。

温泉街の中心に修善寺川(通称:桂川)が流れ、河岸には温泉宿や飲食店が建ち並ぶ風景は、まさに日本の美意識を体現した空間。せわしない日常を忘れて、ゆったりとした時間の流れに身を委ねることができます。

都心からのアクセスも良好で、東京・品川駅発→修善寺駅着(三島駅で乗換え)で約1時間30分〜2時間という立地の良さも、働く女性が気軽に「プチ贅沢な週末」を楽しめる理由の一つです。

修善寺温泉で楽しめる見どころ・モデルコース

主な観光地(営業時間・入場料・予約の有無など)

修禅寺

修善寺本堂
修禅寺本堂(提供:伊豆市)

弘法大師(空海)によって開創された曹洞宗の禅寺。鎌倉時代には、二代将軍源頼家が幽閉された事でも知られています。

  • 拝観時間:5:00~17:00(宝物殿は8:30~16:00 ※4月~9月は16:30まで)
  • 寺務所・売店:10月〜3月 8:30〜16:00、4月〜9月 8:30〜16:30
  • 入場料:無料(宝物殿は大人300円/小中学生200円)
  • 予約:不要

独鈷の湯(とっこのゆ)

独鈷の湯
独鈷の湯(提供:伊豆市)

修善寺を訪れた空海(弘法大師)が桂川で病気の父の身体を洗う少年に心打たれ、持っていた仏具(独鈷杵)で川の岩を打ち霊泉を湧き出させました。

その湯に浸かったところ父親の病気はたちまち癒え、温泉療法が広まったと伝わる修善寺温泉の象徴的存在。

  • 定休日:なし
  • 予約:不要

※独鈷の湯は見学のみで、入浴は不可となっています。足湯としても利用できません。足湯は、すぐ近くにある『河原湯』、対岸の独鈷の湯公園『リバーテラス・杉の湯』で利用可能です。

筥湯(外湯)

筥湯 イメージ
筥湯 イメージ

修善寺にかつてあった7つの外湯のうち、現在まで残ったのは「独鈷の湯」のみでしたが、2000年に筥湯がオープンし、外湯が復活しました。温泉に浸かった後、展望楼「仰空楼(ぎょうくうろう)」へ登って修善寺の街並みを上から眺めるのもおすすめです。

  • 営業時間:12:00〜21:00(最終受付20:30)
  • 入浴料:大人(中学生以上)700円、子供(小学生未満)400円
  • 定休日:不定休
  • 予約:不要

修善寺虹の郷

ロムニー鉄道 イメージ
ロムニー鉄道 ※イメージ

東京ドーム約10個分の広さがある園内には、イギリス村やカナダ村の街並みや、しゃくなげ・藤・バラ・花しょうぶなど四季折々の花が咲く日本庭園やフェアリーガーデン、もみじ林に囲まれた伝統工芸の工房が立ち並ぶ匠の村などがあります。園内には、英国製15インチゲージのロムニー鉄道が走り、自然を眺めながらのんびり散策できます。

  • 営業時間:3月〜9月 10:00〜17:00、10月〜2月 10:00〜16:00
  • 入園料:大人(中学生以上)1,220円、小人(満4歳〜小学生)610円
  • 予約:オンラインチケットにて予約可能(団体の場合は要予約)

おすすめの回り方とモデルコース

修善寺温泉街は徒歩で散策できるコンパクトなエリアで、2〜3時間あれば主要スポットを巡れますが、せっかく足を伸ばしたのであれば宿泊をしてゆっくり温泉を満喫するのがおすすめです。温泉宿に宿泊する癒しを重視した理想的な過ごし方をご紹介します。

【癒しの1泊2日コース】

■1日目

  1. 修善寺駅→バス(約10分)
  2. 「修禅寺」参拝・境内散策(45分)
  3. 「独鈷の湯」を見学後、「河原湯」足湯でリラックス(30分)
  4. 竹林の小径散策・写真撮影(30分)
  5. 恋の橋めぐり(45分)
  6. 宿に到着 温泉にゆったり浸かって癒される

■2日目

  1. 修善寺虹の郷で季節の花木や自然を満喫しながらの散策
    ※時季によっては修善寺自然公園での梅林鑑賞(2月上旬~3月上旬)やもみじ狩り(11月中旬 ~ 12月上旬頃)もおすすめです。
  2. バス(約20分)→修善寺駅

四季折々の景色や写真映えスポット

修善寺温泉の魅力は季節ごとに表情を変える美しい自然にもあります。

春(3〜5月):桜と新緑の季節

修禅寺境内の桜が咲く時期は、歴史ある寺院と桜の組み合わせが絶景を生み出します。

夏(6〜8月):緑陰とほたるの幻想

竹林の小径
竹林の小径(提供:伊豆市)

5月下旬から6月上旬に開催される「ほたるの夕べ」では、赤蛙公園で幻想的なほたるの舞が楽しめます。竹林の小径も青々とした竹が美しく、涼やかな気分で散策できます。

秋(9〜11月):もみじの紅葉

修善寺自然公園の紅葉
修善寺自然公園の紅葉(提供:伊豆市)

修善寺エリア全体で紅葉を楽しめるイベント「修善寺もみじ散策」の期間中には、ライトアップが行われます。特に温泉街から少し足を伸ばした先にある修善寺自然公園では1000本のもみじ林が絶景です。赤く染まった川沿いの紅葉と赤い欄干の橋の調和は見ているだけで心が安らぎます。

冬(12〜2月):静寂の美しさ

観光客が少なくなる冬こそ、修善寺温泉本来の静けさを味わえる季節。凛とした空気に包まれた竹林や、湯けむりの温もりが一層心を癒してくれます。また2月からは梅が咲き始めるので春の訪れを感じることができます。

修善寺温泉のおすすめの温泉宿(旅館)3選

修善寺温泉を訪れるなら、宿選びも旅の重要な要素。ここでは、それぞれ異なる魅力を持つ3つの厳選宿をご紹介します。

伊豆マリオットホテル修善寺

客室の一例(DXツイン露天風呂付き)
客室の一例(DXツイン露天風呂付き)

約50万坪の広大な伊豆の森に包まれ、雄大な富士山や天城連山を望みながらくつろぎのリゾートステイを楽しめる全128室のホテル。客室は木目基調のインテリアを使用した温もりあるデザインで、中でも贅沢な湯浴みが楽しめる温泉露天風呂付きの客室が人気。世界中で愛されるマリオットならではの洗練されたサービスと、開湯1200年を超える修善寺温泉の名湯を同時に堪能できます。

アクセス:伊豆箱根鉄道「修善寺駅」から無料送迎バス

修善寺温泉 湯めぐりの宿 桂川(共立リゾート)

桂川 外観
外観イメージ

「湯めぐりの宿 修善寺温泉 桂川」はその名の通り湯めぐりが自慢の宿。最上階の露天風呂付大浴場に加え、岩風呂や朱塗りの壺風呂など7種の貸切風呂があり名湯を好きなだけ楽しめます。和室を中心に露天風呂付き客室や洋室もそろい、伊豆の幸を盛り込んだライブキッチン付きバイキングで朝夕とも大満足。夜鳴きそばや湯上りアイス、色浴衣など共立リゾートならではのサービスも充実し、家族旅やカップルの温泉デートに最適です。

アクセス:伊豆箱根鉄道「修善寺駅」から「修善寺温泉」行きバスで「みゆき橋」下車 徒歩3分

柳生の庄

柳生 外観
外観イメージ

東京芝白金の料亭「柳生」から伝わる京懐石を原点とした、竹林に囲まれた数寄屋造りの隠れ湯宿。わずか15室の客室は全て間取りや佇まいが異なり、お部屋のお風呂はすべて掛け流しの温泉で、いつでも心置きなく楽しめます。「武蔵の湯」と「つうの湯」の2つの大露天風呂は毎日男女を入れ替えるため、両方の風情を堪能可能。地元の素材、旬の素材を活かした本格懐石料理は、柳生の庄ならではの伝統の味を汲んだ逸品揃い。「温かくやすらぐ、気のかよう宿」の心意気が息づく特別な時間を過ごせます。

アクセス:伊豆箱根鉄道「修善寺駅」からタクシーで約10分

アクセス・基本情報まとめ

新幹線でのアクセス|快適&お得な移動手段

東海道新幹線
画像提供:JR東海

東京・名古屋・新大阪などの主要都市からアクセスするなら、もっともスムーズで快適なのが東海道新幹線の利用です。東海道線・東海道新幹線で三島駅で乗り換え・伊豆箱根鉄道(約35分)で修善寺駅下車というルートがおすすめ。乗り換えも少なく、スーツケースでも安心して移動できます。そこから修善寺温泉へは路線バス、または各宿泊施設への送迎を利用するのが一般的です。

JR東海ツアーズが提供する新幹線パックツアーなら、修善寺温泉の宿泊と三島駅までの新幹線のセットが通常よりお得な代金で予約できる場合もあります。また宿泊・往復新幹線のチケットが一括予約できるため、旅行初心者にも人気です。座席指定や列車の変更などもオンラインで完結できチケットレスなのも、「旅の準備を短縮したい人」に最適な選択肢です。

主要都市からの所要時間(新幹線)

  • 東京駅→三島駅 :新幹線ひかり約45分・こだま約55分
  • 名古屋駅→三島駅:新幹線ひかり約1時間15分・こだま約1時間40分
  • 新大阪駅→三島駅:新幹線ひかり約2時間10分・こだま約2時間55分

三島駅から修善寺温泉までの在来線・バスでの現地アクセス

三島駅から修善寺駅までは伊豆箱根鉄道で約35分。のんびりとした田園風景を眺めながらの電車旅も、都心の喧騒を忘れさせてくれる癒しのひととき。

修善寺駅から修善寺温泉までは、『修善寺温泉行き』バスで約10分、修善寺温泉駅下車すると、すぐに温泉街の入口に到着します。

車でのアクセスと駐車場情報

東名沼津IC・新東名長泉沼津ICから伊豆縦貫道、伊豆中央道(有料)、修善寺道路(有料)で約30分。高速道路を利用すれば都心からでも約2時間〜2時間30分でアクセス可能です。

修善寺温泉街周辺には複数の駐車場がありますが、修善寺温泉では一部大型車の通行規制や一方通行の道もあるため、事前に駐車場の場所を確認しておくことをおすすめします。

また、繁忙期(ゴールデンウィークなどの長期連休・紅葉シーズンなど)は道の渋滞や駐車場が満車になることも多いので、電車やバス等の公共交通機関の利用をおすすめします。

よくある質問(FAQ)

修善寺温泉を訪れる前に多くの方が気になるポイントをまとめました。

Q:修善寺温泉は混雑しますか?ベストな時期・時間帯はありますか?
A:週末や祝日、紅葉シーズン(11月中旬〜12月初旬ごろ)は混雑します。平日の午前中や、冬季(1〜2月)が比較的ゆっくり過ごせます。早朝6〜8時の散策は観光客も少なく、特におすすめです。
Q:雨の日でも楽しめますか?
A:筥湯での温泉入浴、修禅寺での宝物殿の参拝、甘味処での休憩など、屋内で楽しめるスポットも充実しています。雨に濡れた竹林も風情があり、晴れの日とは違った美しさを楽しめます。
Q:一人旅でも大丈夫ですか?
A:修善寺温泉は一人旅にも優しい温泉地です。筥湯では一人でもリラックスして入浴でき、甘味処やカフェも一人利用しやすい雰囲気。
Q:日帰りでも十分楽しめますか?
A:3〜4時間あれば主要スポットを巡れるので温泉入浴・散策・グルメを満喫できますが、せっかくの温泉地ですので、1泊しリラックスされることをおすすめします。
Q:ペットと一緒に行けますか?
A: 一部の旅館や飲食店ではペット同伴可能な場所もありますが、筥湯などの温泉施設やはペット入場不可です。事前に各施設に確認することをおすすめします。
Q:車椅子でのアクセスは可能ですか?
A: 修善寺温泉街の一部は段差があるため、車椅子での移動が困難な場所もあります。バリアフリー対応の宿泊施設や、平坦な散策路もあるので、事前に施設に相談することをおすすめします。
Q:お土産はどこで買えますか?
A: 修善寺駅構内、温泉街の土産物店、各宿泊施設で購入可能です。修善寺プリン、黒米を使った商品、わさび製品などが人気のお土産です。

修善寺温泉はこんな人におすすめ!旅の締めくくり

修善寺温泉での癒しの旅について詳しくご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

この温泉地は特に、日々の疲れを癒したい働く女性、リラックスしたい人、歴史と自然に触れたい人、写真映えする旅を楽しみたい人におすすめの場所です。

1200年以上の歴史に培われた温泉の力と、「伊豆の小京都」と呼ばれる美しい景観が、あなたの心と体を優しく包み込んでくれるでしょう。竹林の小径を歩き、独鈷の湯に想いを馳せ、筥湯で疲れを癒す時間は、きっと日常に戻ってからも心の支えになるはずです。

都心からわずか2時間程度で到着できる立地の良さも、忙しい現代人には嬉しいポイント。
JR東海ツアーズの新幹線パックを利用すれば、お得で快適な旅が実現できます。

次の週末、あなたも修善寺温泉で「自分へのご褒美時間」を過ごしてみませんか。きっと、新しい自分に出会える特別な旅になることでしょう。

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※情報は2025年7月現在のものです。
※最新情報は各施設へお問合せください。

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編集:JR東海ツアーズ