あべのハルカスは、地下5階・地上60階建ての超高層複合ビルです。近鉄「大阪阿部野橋駅」とJR・Osaka Metro「天王寺駅」に直結しており、アクセスしやすい場所にあります。施設内には日本最大級の百貨店「あべのハルカス近鉄本店」が出店しており、ショッピングを楽しめます。ダイニングフロアでは、大阪随一の絶景とともにグルメを堪能することが可能です。また、展望台や美術館が併設されているため、地元の人だけでなく観光客からも人気があります。最上階に位置する展望台「ハルカス300」からは大阪の街並みはもちろん、天気がよければ六甲山や淡路島まで見渡すことができます。「あべのハルカス美術館」では多彩な展覧会が開催されており、文化や芸術に触れることが可能です。1日中楽しめるスポットなので、連日多くの人が訪れています。
あべのハルカスは、日本で2番目に高いビルです。ここでは、あべのハルカスの高さとビルの国内ランキングをご紹介します。
あべのハルカスの高さは300mで、開業前は横浜ランドマークタワーが日本一高いビルでした。あべのハルカスがビルとして日本一の高さに達したことで、当時は大きな話題となりました。あべのハルカスは約11年間にわたり日本一の高さを誇っていましたが、現在は東京にある「麻布台ヒルズ森JPタワー」が国内で最も高いビルです。麻布台ヒルズ森JPタワーは、地下5階・地上64階建てで、高さは325mあります。ただし、駅ビルとしては未だあべのハルカスが日本一を誇ります。
日本には、高層ビルが数多く存在します。ここでは、高さのランキングをご紹介します。
| 順位 | ビル名 | 所在地 | 高さ |
|---|---|---|---|
| 1 | 麻布台ヒルズ森JPタワー | 東京 | 325m |
| 2 | あべのハルカス | 大阪 | 300m |
| 3 | 横浜ランドマークタワー | 神奈川 | 296m |
| 4 | 虎ノ門ヒルズステーションタワー | 東京 | 266m |
| 5 | SiSりんくうタワー | 大阪 | 256.1m |
高層ビルの多くは東京に集中していますが、大阪にもあべのハルカスやSiSりんくうタワーなど、高さ200mを超える建物が存在します。大阪市中心部に新たな高層ビルが誕生する予定もあり、さらに栄えることが予想されます。
あべのハルカスには、魅力的な場所が数多くあります。ここでは、施設内のスポットをご紹介します。
● ハルカス300（展望台）
● 大阪マリオット都ホテル
● あべのハルカス美術館
● あべのハルカスダイニング
● あべのハルカス近鉄本店
あべのハルカスであれば、観光・宿泊・グルメ・買い物が施設内ですべて完結します。さまざまな楽しみ方ができ、大阪旅行中に欠かせないスポットのひとつです。
あべのハルカスの最上階に位置する「ハルカス300（展望台）」は、大阪を代表する絶景スポットです。58階・59階・60階の3フロアで構成されており、観光だけでなくお土産選びやグルメも楽しめます。チケットの当日券は16階のチケットカウンターで購入できます。ただし、日によっては行列ができたり、チケットが売り切れてしまったりする可能性があります。そのため、スムーズに入場したい方は、前売り券の購入がおすすめです。
ハルカス300（展望台）に行くならチェック！
ハルカス300の最上階には、全面ガラス張りの屋内回廊が広がります。条件が揃えば大阪市内だけでなく、六甲山や淡路島まで見渡すことが可能です。また、昼間はもちろん、夕方や夜も絶景を一望できます。時間帯によって景色が異なるため、少し長めに滞在してみるのもおすすめです。
59階には「SHOP HARUKAS 300」というお土産ショップがあります。お菓子やストラップなど、ハルカス限定のオリジナルグッズが販売されています。中でも特におすすめなのが、「あべのべあ」に関連する商品です。あべのべあはハルカス300のキャラクターで、青くて可愛らしい見た目をした空模様のくまです。ハルカス300でしか購入できないので、自分用にはもちろん、家族や友人へのお土産にもぴったりです。
58階には開放感溢れる「天空庭園」と、食事やドリンクが楽しめる「SKY GARDEN 300」があります。天空庭園は外の空気を感じられるスペースで、さまざまなイベントが開催されています。また、心地よい風を感じながら、地上300mの絶景を満喫できるのが魅力です。SKY GARDEN 300では、軽食やスイーツ、アルコールなどが提供されています。特に夕焼けや夜景を眺めながら過ごす時間は、忘れられないひとときになるでしょう。
「大阪マリオット都ホテル」は、あべのハルカスの上層階、19階〜20階、38階〜55階、57階に位置する国際的都市型ホテルです。全360室の客室からは、大阪の街を一望できます。また、最上階のレストラン「ZK」（ジーケー）では、絶景を眺めながら、ワンフロアで、欧風料理、日本料理、鉄板焼を楽しむことが可能です。大阪マリオット都ホテルは、非日常を味わいたい方や上質な時間を過ごしたい方にぴったりです。
「あべのハルカス美術館」は16階に位置しており、「あらゆるアートを、あらゆる人に。」をコンセプトに運営されています。誰もが気軽に芸術・文化を楽しめる「都市型美術館」を目指しているのが特徴です。東洋美術や西洋美術、現代アートなど、多彩な展覧会が開催されています。特定の常設展示はなく、定期的にテーマが変わるため、何度訪れても楽しめるのが魅力です。１つ上のフロアの17階にはカフェがあり、展覧会とのコラボカプチーノが提供されているので、アートに触れた後はゆっくり休憩するのもおすすめです。
「あべのハルカスダイニング」は12階〜14階の3フロアにわたり、約40店舗の飲食店が集まっているグルメエリアです。和食・洋食・中華など、さまざまなジャンルの料理が楽しめるため、幅広い世代におすすめのスポットです。12階はカジュアルなレストランが多く、地元で長年親しまれてきた店舗も揃っています。13階は家族連れや女子会など、グループでの利用にぴったりです。14階は落ち着いた雰囲気の中でゆっくりと食事を楽しみたい方に適しています。高層階ならではの絶景を眺めながら食事ができる店舗も多く、景色とグルメを同時に満喫できるのも魅力のひとつです。
「あべのハルカス近鉄本店」は、地下2階から地上14階までを占める国内最大級の百貨店です。地元の人々はもちろん、観光客まで幅広いニーズに対応しています。ファッションや雑貨をはじめ、お土産までなんでも揃えられるので、大阪で買い物を楽しみたいときにおすすめのスポットです。百貨店内には前述した「あべのハルカスダイニング」が併設されているため、買い物の合間に休憩や食事ができるのもうれしいポイントです。
ここでは、あべのハルカス周辺のおすすめの観光スポットをご紹介します。
● 天王寺動物園
● 四天王寺
● 通天閣
あべのハルカスだけでも1日中楽しめますが、時間に余裕がある場合は周辺のスポットにも足を運んでみてはいかがでしょうか。どのスポットも大阪の観光地として人気が高く、それぞれ魅力があります。
「天王寺動物園」は100年以上の歴史を誇る、大阪を代表する動物園です。あべのハルカスから徒歩圏内に位置し、アクセスの良さも魅力のひとつです。約11ヘクタールの園内には、約170種・1,000頭以上の動物が飼育されています。中でも人気なのが「アフリカサバンナゾーン」で、動物たちの自然な姿を観察できるよう「生態的展示」を取り入れています。ライオンやキリンなどが広大な敷地で共存しており、まるで本物のサバンナにいるような臨場感を楽しめます。
四天王寺は大阪市天王寺区に位置する寺院で、日本で初めての官寺（公的な支援により建立されたお寺）として知られています。聖徳太子御建立の七大寺のひとつで、その長い歴史と規模の大きさ故に、当地の地名の由来になっています。日本最古の建築様式を伝える「四天王寺式伽藍配置」が特徴で、南から北へ中門・五重塔・金堂・講堂が一直線に並び、回廊で囲まれた景色は必見です。
四天王寺に行くならチェック！
通天閣は地下1階・地上5階からなるタワーで、大阪のシンボル的な存在です。5階にある金色に装飾された「黄金の展望台」からは、大阪市内の景色を一望できます。展望台には、足の裏をなでると幸運が訪れるとされる「ビリケンさん」が鎮座しています。金色でユニークな見た目をしているので、通天閣を訪れた際はぜひチェックしておきたいスポットです。最上部に位置する特別野外展望台「天望パラダイス」には、先端部分がシースルーフロアになった「TIP THE TSUTENKAKU」があります。また、3階から地下1階までを一気に滑り降りる「TOWER SLIDER」も併設されており、どちらもスリルを体験したい方におすすめです。
あべのハルカスは、高さ300mを誇る超高層複合ビルです。2023年11月に麻布台ヒルズ森JPタワーが開業するまでは、日本一高いビルでした。館内には展望台「ハルカス300」をはじめ、美術館や百貨店、飲食店があり、観光客にも人気のスポットです。あべのハルカスの高さを体感したい方は、ハルカス300を訪れてみましょう。60階からは大阪市街だけでなく、六甲山や淡路島など遠方まで一望できます。大阪グルメを堪能できるクーポンも取り扱っています。好きなものを選べるので、観光だけでなくグルメも楽しみたい方にぴったりです。
大阪グルメ旅 ちょい食べ！クーポン
※本サイトに掲載の画像は全てイメージです。
編集：JR東海