チームラボ豊洲を訪れる際の服装は?
おすすめや注意すべき作品を
詳しく解説

チームラボ豊洲を訪れる際の服装イメージ
東京
2025.10.29
チームラボ豊洲には水に入る作品や床が鏡張りになっている作品があります。そのため、どのような服装で行くべきか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。コーディネートによっては、服装が気になって作品に集中できなくなる可能性もあります。
今回の記事では、チームラボ豊洲を訪れる際におすすめの服装について詳しく解説します。避けるべき服装や館内で注意すべき作品も紹介しているので、チームラボ豊洲に行く予定がある方は参考にしてください。

チームラボ豊洲とは?基本情報を解説

チームラボ豊洲

チームラボ豊洲(正式名:チームラボプラネッツ TOKYO DMM.com)とは、体験型アートミュージアムです。「水に入るミュージアム」や「花と一体化する庭園」など、館内は4つのエリアで構成されています。
裸足で水中を歩いたり、身体の動きが光や音と連動したりと、まるで自分自身がアートの一部になったかのような感覚を味わえ、子どもから大人まで幅広い世代の方が楽しめます。作品は世界的にも高く評価され、「World Travel Awards 2023(ワールド・トラベル・アワード」の「アジアを代表する観光名所 2023(Asia’s Leading Tourist Attraction 2023)」に認定されました。
そのため現在では日本人のみならず、海外から訪れる人も多くいます。チームラボ豊洲は2023年に閉館予定だったものの、その人気の高さから2027年末まで延長することが決まっています。

チームラボ豊洲の4つのエリア

チームラボ豊洲

チームラボ豊洲は、以下4つのエリアに分かれています。

● Forestエリア
● Waterエリア
● Gardenエリア
● Open-Airエリア

エリアによって、雰囲気や作品の楽しみ方が異なるため、時間をかけながらゆっくりと回っていくのがおすすめです。ここでは、各エリアの特徴について詳しく解説します。

Forestエリア

Forestエリアは、2025年1月にオープンした新しいエリアです。「運動の森」「つかまえて集める森」「学ぶ!未来の遊園地」の3つのゾーンで構成されており、合計17点の作品を楽しめます。「運動の森」は、「世界を身体で認識し、立体的に考える」をコンセプトにした展示です。飛び跳ねたり、空中を立体的に渡ったりする作品があり、全身を使ってアートと触れ合うことができます。「つかまえて集める森」は「つかまえ、集め、観察する」をコンセプトにしており、絶滅した動物が住む幻想的な空間が広がります。動物たちを捕まえてコレクション図鑑をつくり、観察することで学びと体験を得られる展示です。「学ぶ!未来の遊園地」は、他者とともに自由に世界を創造することをコンセプトにしています。自分の描いた絵が立体で出現したり、触れるとアートが変化したりする作品が展示されており、創造力を働かせる仕掛けが満載です。特にファミリー層におすすめのゾーンで、親子で一緒に楽しむことができます。

Waterエリア

Waterエリアでは、裸足になって作品を鑑賞できるのが特徴です。チームラボ豊洲の中でも有名な作品が集まっているエリアで、「人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング-Infinity / Drawing on the Water Surface Created by the Dance of Koi and People - Infinity」や「The Infinite Crystal Universe」が展示されています。「人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング-Infinity / Drawing on the Water Surface Created by the Dance of Koi and People - Infinity」は、色鮮やかな鯉が水の中で泳ぎ回って線を描いていく作品です。人が水に入ると鯉が動き出し、人にぶつかると鯉は花に変化し、やがて散っていきます。花は季節によって異なり、鯉が描く線の色も変わるため、訪れるたびに異なる表情の作品に出会えるでしょう。「The Infinite Crystal Universe」は、光の点の集合体によって3次元のアートを創り出しています。鮮やかに輝く空間は幻想的で、息をのむほどの美しさです。また、この空間でteamLabの公式アプリを使えば、スマートフォンから作品に参加することができます。より素敵な写真を撮りたい方にもおすすめです。

Gardenエリア

Gardenエリアは、2021年7月にオープンした花や庭をテーマとしたエリアです。植物や花がアート作品に使われていて、訪れる人を幻想的な世界へと誘います。Gardenエリアの中で最も有名なのが、「Floating Flower Garden: 花と我と同根、庭と我と一体 /Flowers and I are of the Same Root, the Garden and I are One」という作品です。本物の蘭を1万3,000株以上使用しており、花と一体化したような写真を撮ることができます。また、人が近づくと花はゆっくりと上がり、スペースが生まれる仕掛けも必見です。「呼応する小宇宙の苔庭 - 固形化された光の色, Sunrise and Sunset」は、苔と卵型のオブジェクトの組み合わせを鑑賞できます。夜になるとオブジェクトは光り、昼間とは作品の雰囲気が変わります。幻想的な空間を楽しみたい方は、夜に訪れるのがおすすめです。

Open-Airエリア

Open-Airエリアは室外にあるため、見逃されやすいエリアです。「空と地に憑依する炎 / Universe of Fire Particles Haunting the Sky and Earth」をはじめ、全部で7つの作品が展示されています。また、Open-Airエリアには飲食物を販売するお店があります。ゆっくり過ごすことができるため、鑑賞後の休憩などに利用するのがおすすめです。同エリアにある「スケッチファクトリー」では、自分が描いた絵をグッズにし、思い出として持ち帰ることができます。「裏返った世界のグラフィティネイチャー 、レッドリスト / Inverted Globe Graffiti Nature - Red List」や「世界とつながったお絵かき水族館 / Sketch Aquarium: Connected World」で描いた絵が対象です。グッズの種類・個数・デザインを選ぶだけで、オリジナルグッズを制作することができます。

チームラボ豊洲を訪れる際におすすめの服装

GOODイメージ

チームラボ豊洲の館内は空調がしっかり完備されているため、暑さ・寒さを心配する必要はありません。季節問わず動きやすい服装を選ぶと、より一層作品を楽しむことができます。チームラボ豊洲を訪れる際におすすめの服装は、以下の通りです。

● ショートパンツまたはハーフパンツ
● ワイドパンツ・ロングスカート・ロングワンピース
● スニーカー

また、写真映えを重視したい方は、シンプルなデザインの服装で行くのがおすすめです。チームラボ豊洲は鮮やかな色を使った作品が多いため、シンプルな服装だとアートと一体感のある写真を撮影できます。

ショートパンツまたはハーフパンツ

チームラボ豊洲の中には、水に入ったり体を動かしたりする作品があります。そのため、濡れないかつ動きやすいショートパンツやハーフパンツがおすすめです。素材はポリエステルやナイロン素材だと、万が一水に濡れてしまった場合でも早く乾きます。アートに集中できるように、丈の長さと素材を意識してボトムスを選びましょう。

ワイドパンツ・ロングスカート・ロングワンピース

裾をまくることができれば、丈の長いパンツやスカート、ワンピースでも問題ありません。大人でも膝下まで水に浸かる場所があるため、裾を膝上までまくれるか事前に確認しておくと安心です。ただし、ロング丈のボトムスの場合、水に入る作品ではずっと裾を持って鑑賞することになります。裾を気にせずに鑑賞したい方は、ショートパンツやハーフパンツの方がおすすめです。

スニーカー

チームラボ豊洲は体を動かして鑑賞を楽しむ作品があるため、履き慣れたスニーカーで行くのがおすすめです。スニーカーであれば長時間の歩行でも疲れにくく、安定感があり、アート鑑賞に集中できます。また、Waterエリアは裸足になるので、脱ぎ履きしやすいかどうかも重要なポイントです。

チームラボ豊洲を訪れる際に避けるべき服装

NGイメージ

チームラボ豊洲では、NGな服装を設けていません。しかし、以下のような服装は避けた方が無難です。

● タイツ・レギンス・ストッキング
● スキニーパンツ
● 丈の短いスカート・ワンピース
● ハイヒール・サンダル・厚底のスニーカー

服装に気を付けることで、よりアートを楽しめるようになります。

タイツ・レギンス・ストッキング

タイツやレギンス、ストッキングは防寒対策に便利なアイテムであるものの、チームラボ豊洲では避けた方が良いでしょう。Waterエリアでは裸足で入場する必要があり、着脱に時間がかかってしまいます。また、一度濡れると乾きにくく、冷えやすいのも難点です。防寒したい場合は、着脱しやすいレッグウォーマーがおすすめです。

スキニーパンツ

チームラボ豊洲の水に入る作品は、大人でも膝下あたりまで水深があります。スキニーパンツだと裾を膝上までまくれず、濡れてしまう可能性が高いため避けた方が無難です。特にスキニーパンツは、濡れると脱ぎにくく、乾きにくいという特徴があります。また、デニム素材は水に濡れると重たくなり、動きづらさや冷えを感じる原因にもなります。そのため、スキニーパンツは避け、濡れても乾きやすい服装で行くのがおすすめです。

丈の短いスカート・ワンピース

チームラボ豊洲には、床が鏡張りになっている作品があります。丈の短いスカートやワンピースだと、下着が映ってしまう可能性があるため注意が必要です。また、全身を動かして楽しむ作品も多く、丈の短い服装だと動きづらく、楽しさが半減する可能性があります。スカートやワンピースで行きたい場合は、丈の長いものを選ぶと安心です。

ハイヒール・サンダル・厚底のスニーカー

チームラボ豊洲には、足元が不安定な作品や体を動かす作品があります。ハイヒールやサンダル、厚底のスニーカーではバランスを崩し、怪我をする恐れがあるため避けた方が無難です。Waterエリア以外は靴を履いて作品を鑑賞するので、履き慣れたスニーカーで行くと良いでしょう。ただし、サンダルでもしっかりと足にフィットするスポーツサンダルは問題ありません。脱げないかつ長時間履いても疲れないスニーカーやサンダルを選ぶのが理想的です。

チームラボ豊洲で服装に注意すべき3つの作品

注意イメージ

チームラボ豊洲では、服装に注意すべき作品が3つあります。

● 水に入る作品
● 床が鏡張りの作品
● 足元が不安定な作品

服装によっては作品に集中できず、楽しさが半減してしまう可能性があります。事前に注意すべき作品を把握し、服装選びの参考にしましょう。

水に入る作品

チームラボ豊洲の中でも、最も有名なのが水に入る作品です。「坂の上にある光の滝 / Waterfall of Light Particles at the Top of an Incline」では、水が流れる坂を上る必要があります。「人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング - Infinity / Drawing on the Water Surface Created by the Dance of Koi and People - Infinity」では水面に映る鯉がカラフルな線を描きます。ただし、大人でも膝下あたりまで水に浸かるため、服装に注意する必要があります。膝上までまくれるロング丈のボトムスや丈の短いパンツであれば、水に濡れることなく作品を鑑賞できます。子どもと一緒に訪れる場合は、念のため全身の着替えを持って行くと安心です。

床が鏡張りの作品

「The Infinite Crystal Universe」や「Floating Flower Garden: 花と我と同根、庭と我と一体 /Flowers and I are of the Same Root, the Garden and I are One 」などでは、床が鏡張りになっています。丈の短いスカートやワンピース、ゆったりとしたパンツは、下着が鏡に映ってしまう可能性があるため注意が必要です。これらの服装で行きたい場合は、インナーパンツを履くことをおすすめします。

足元が不安定な作品

「イロトリドリのエアリアルクライミング / Aerial Climbing through a Flock of Colored Birds」や「やわらかいブラックホール - あなたの身体は空間であり、空間は他者の身体である / Soft Black Hole - Your Body Becomes a Space that Influences Another Body」は、不安定な足場で楽しむ作品です。丈の短いスカートやワンピースで行くと動きづらく、服装が気になって作品に集中できない可能性があります。また、Waterエリア以外の場所は靴を履いて鑑賞するため、履き慣れたスニーカーで行くのが望ましいです。ヒールやサンダルは脱げやすく、エリアによってはバランスを崩して怪我につながる恐れもあります。

知っておきたい!服装に関するチームラボ豊洲の3つのサービス

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チームラボ豊洲では、アート鑑賞を楽しんでもらうために3つのサービスを提供しています。

● 無料でハーフパンツをレンタルできる
● タオルの貸し出しコーナーがある
● 簡易更衣室を利用できる

サービスを利用することで、より快適に過ごすことができます。ここでは、各サービスの内容を詳しく見ていきましょう。

無料でハーフパンツをレンタルできる

チームラボ豊洲では膝下まで水に入る作品があるため、無料でハーフパンツを貸し出しています。丈の短いスカートやワンピース、スキニーパンツなどで行きたい方は、レンタルを検討してみましょう。サイズも複数用意されているので、男女問わず利用できます。なお、ハーフパンツのレンタル方法は、入り口付近の受付で申し込むだけです。

タオルの貸し出しコーナーがある

チームラボ豊洲では、ハーフパンツ以外にもタオルの貸し出しを行っています。水に入るアート作品を体験した後に、濡れた足を拭くことが可能です。貸し出しコーナーがあるため、わざわざタオルを持参しなくても快適に過ごせます。

簡易更衣室を利用できる

着替えを持参する場合は、簡易更衣室を利用することができます。また、簡易更衣室以外にロッカーも設置されているため、着替えを一時的に預けることも可能です。ただし、Gardenエリアに入場する際は、手荷物をすべて持ち出す必要があります。荷物が多いと鑑賞するときの負担が大きくなるので、できるだけ着替えはコンパクトにしましょう。

動きやすい服装でチームラボ豊洲に行こう

服イメージ

チームラボ豊洲には水に入る作品や、床が鏡張りになっている作品があるので、ショートパンツやハーフパンツで行くのがおすすめです。裾を膝上までまくれる場合は、丈の長いボトムスでも問題ありません。反対に、スキニーパンツや丈の短いスカートは避けた方が無難です。どうしても履いていきたい場合は、現地でハーフパンツをレンタルすると良いでしょう。
また、チームラボ豊洲に訪れる際は、服装だけでなくチケットにも注意が必要です。現在、チームラボ豊洲ではチケット窓口での販売は行っておらず、Web購入のみとなっています。
事前予約が必須で、日によっては売り切れていることもあるので、早めに予約しておくと安心です。JR東海ツアーズでも、チームラボ豊洲のチケットを取り扱っています。チームラボ豊洲を訪れる予定のある方は、ぜひチェックしてみてください。

※本サイトに掲載の画像は全てイメージです。 
編集:JR東海