新幹線に乗るのは一見簡単そうですが、初めての人にとっては「新幹線の改札はどう通る？」「在来線から新幹線へどうやって乗り換える？」など、戸惑う場面が多いもの。
本記事では、初めてでも安心して東海道新幹線に乗れるように、改札の通り方から、新幹線の乗り降りや乗り換え、お得に新幹線チケットを購入するコツまで詳しく解説します。この記事を読めば、もう改札前で焦ることなくスムーズに乗ることができるでしょう。
目次
新幹線の改札の通り方
新幹線の改札では、乗車券と特急券を重ねて2枚同時に自動改札機に通します（1枚の場合もあり）。改札を通過後、切符が出てくるので忘れずに受け取りましょう。
「スマートEX」やJR東海ツアーズの旅行商品「EX旅パック」など交通系ICカード乗車を利用している場合は、登録した交通系ICカードをタッチするだけで改札を通過できます。
改札機がうまく認識しないときは、慌てずに係員のいる改札に進むのが安心です。駅員が状況を確認し案内してくれます。
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在来線から新幹線へ乗り換え
初めて新幹線を利用する人が戸惑いやすいのが、在来線との乗り換えです。在来線の改札を出ずに「新幹線乗り換え口」という案内を探しましょう。多くの駅では、在来線ホームの中央や端に案内表示が出ています。「新幹線乗り換え口」を通ると、在来線エリアを出て新幹線の改札内に入ることができます。
新幹線専用改札から入場
駅の外から新幹線改札内に直接入る場合は、「新幹線のりば」などの案内表示がある「新幹線改札口」を探しましょう。
改札通過後のワンポイント！
- 東京駅や新大阪駅などの大きなターミナル駅では、新幹線の番線（ホーム）が複数あります。必ず、電光掲示板で乗車する列車の発車番線を確認し、ホームへ上がる階段やエスカレーターを見つけましょう。
- また、ホームへ上がる階段やエスカレーター付近には、「1〜7号車」など号車の位置が表示されています。切符に書かれた号車番号と照らし合わせて、自分が乗車する号車に近い階段やエスカレーターを選ぶとスムーズに乗車できます。
- ホームに上がる前に、売店やトイレを利用しておくようにしましょう。
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次は、実際にホームへ上がったあと、どのように新幹線へ乗り込むかを詳しく見ていきましょう。乗車する号車や座席を探すポイントも紹介します。
新幹線の乗り方
号車と乗車位置を確認する
ホームに着いたら、まずは自分が乗る車両を確認しましょう。切符には「のぞみ〇号 ○号車○番A席」のように記載されています。ホームの床には、車両ごとの乗車位置を示す番号や線が描かれており、「○号車付近」と表示された案内板もあります。自分の号車番号と一致する位置に並びましょう。
座席を確認する
新幹線 座席 イメージ
新幹線が到着したら、先に降りる人がすべて出てから乗り込みましょう。
指定席の場合は、車内の座席番号を見て自分の席へ。普通車指定席の座席番号はA・B・C席、D・E席、グリーン車はA・B席、C・D席という配置になっています。
荷物は座席上の棚、または自分の足元に置くことができます。大型のスーツケースなどを持ち込む場合は、必ず事前に「特大荷物スペースつき座席」を予約し、車両最後部の座席後のスペースに置く必要があります。
自由席で座りやすくなる工夫
自由席を利用する場合は、少しの工夫で快適に座れる可能性が高まります。
まず、ホームの電光掲示板で「自由席は●〜●号車です」などと表示されている案内を確認しましょう。始発駅からの乗車や、平日の昼間は座れる確率が上がります。
また、始発駅以外から乗るときは、1本早い列車を見送る余裕を持つと良いです。列車ごとの混雑状況は時間帯によって変わるため、平日の朝夕は指定席を選んだ方が安心です。
次は、目的地に着いたあとの動き方を見ていきます。新幹線から降車する流れや在来線へのスムーズな乗り換え方法を解説します。
新幹線の降り方・乗り換え
新幹線の降車時間はとても短いため、まもなく駅に到着する旨の車内アナウンスがあったら、早めに荷物をまとめて降車の準備をしましょう。あらかじめ到着時間を確認しておくと安心です。
在来線への乗り換え方法
新幹線を降りたら、在来線への乗り換え口を探しましょう。
乗り換え改札を通るときは、乗車券と特急券を重ねて2枚同時に自動改札機に通します（1枚の場合もあり）。このとき、乗車券が戻ってくるため忘れずに受け取り、在来線のホームへ向かいましょう。在来線の最終目的地に到着したら改札機に乗車券を通して駅を出ることができます。購入したチケットの区間を超えて乗車した場合は、追加料金の精算が必要になります。
「スマートEX」やJR東海ツアーズの旅行商品「EX旅パック」などの交通系ICカード乗車を利用している場合は、登録した交通系ICカードを再度タッチするだけでOKです。
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次は、乗車前に知っておきたい乗車券と特急券の違い、自由席・指定席・グリーン車の違い、そしてお得な購入方法をご紹介します。
乗車券と特急券の違いは？
乗車券
乗車券は、列車に乗車するために必要な切符です。在来線に乗車する時と同様に、必要な区間分の乗車券を購入します。
特急券
特急券は、新幹線や特急列車に乗車するために必要な切符です。東海道新幹線では「のぞみ」「ひかり」「こだま」すべての新幹線で特急料金が必要です。
また、指定席特急券には「列車名」「号車」「座席番号」などが記載されており、どの列車のどの席に座るかを示す予約票としての役割もあります。
新幹線チケットの買い方については、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
あなたはどれ？自由席・指定席・グリーン車の違い
東海道新幹線はすべての列車が16両編成で運行しており、座席タイプによって、快適さや料金が変わります。
- 自由席（安さ重視の方）
時間の融通が利く自由さが魅力ですが、混雑時は座れない可能性があります。 - 普通車指定席（確実に座れて安心）
事前に座席が確保されるため安心感があり、観光や出張に向いています。 - グリーン車指定席（ワンランク上の快適さ）
普通車より座席が広くゆったりしており、長距離移動や仕事をするのに最適です。
新幹線の座席選びについては、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
新幹線の切符はどこで買える？
駅の「きっぷうりば」や「みどりの窓口」
窓口では駅係員が対応してくれるため、乗車日や行き先を伝えると、最適な切符を案内してくれます。初めて新幹線を利用する人や、複雑な経路を含む旅行では、対面で相談できる安心感があります。
ただし、駅によっては混雑しやすく、特に朝や夕方は待ち時間が長くなることもあります。
券売機
画面の案内に従って日時・出発駅・到着駅・人数などを入力し、乗車する新幹線と座席（自由席・指定席・グリーン車）を選びます。多くの券売機はタッチパネル式で、英語・中国語など多言語にも対応しています。
支払い方法は現金のほか、クレジットカードが使える機種もあります。 ただし、購入のために駅まで行く必要があり、繁忙期や行楽シーズンは混雑することがあります。
ネット予約①
近年は、スマートフォンやパソコンで予約・決済まで完結できるインターネット予約が主流になっています。特にJR東海が提供する「スマートEX」や「エクスプレス予約」は、会員登録後に交通系ICカードを紐づけるだけで、登録した交通系ICカードを改札でタッチして乗車できます。紙の切符を発行する必要がないため、出発直前でもスムーズです。
ネット予約② 新幹線専門の旅行会社「JR東海ツアーズ」
新幹線旅行の旅費を少しでも節約したい方に最もおすすめなのが、JR東海ツアーズの「EX旅パック」。新幹線＋ホテルのセットプランが別々に購入するよりおトクな場合も！さらに早期申込みでおトクなプランや新幹線日帰りパック、新幹線片道プランなどお客様のご希望に合わせてオンラインで予約できます。
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新幹線＋ホテルは早期予約が断然おトク！
「早トクスペシャル」
日帰りでおトクに行くなら！
「新幹線日帰りパック」
こだま号で賢く節約！
新幹線片道プラン「ぷらっとこだま」
よくある質問（FAQ）
- Q： 新幹線に交通系ICカードで乗車するには？
- A: JR東海の「スマートEX」やJR東海ツアーズの「EX旅パック」を利用すれば、紙の切符なしでスムーズに乗車できます。事前にPCやスマホで予約し、交通系ICカード（モバイルSuica、PASMO、TOICAなど）を登録しておけば、改札機にタッチするだけでOKです。忙しい朝や出張時にも便利です。
- Q： 新幹線のきっぷと交通系ICカード（Suicaなど）はどちらを先に通す？
- A: 在来線から新幹線に乗り換えする場合
- 紙のきっぷを利用して新幹線に乗車する
新幹線のきっぷを先に通して、交通系ICカード（Suicaなど）をタッチしてください。 - 交通系ICカードを利用して新幹線に乗車する
在来線と新幹線を交通系ICカード（Suicaなど）だけで利用できます。
- 紙のきっぷを利用して新幹線に乗車する
- Q： 車内販売はある？
- A: 東海道新幹線の車内販売は2023年をもって終了しています。現在は、「のぞみ」「ひかり」のグリーン車のみで「モバイルオーダーサービス」が導入されています（2023年11月より開始）。「こだま」の全列車および「のぞみ」「ひかり」の普通列車を利用する場合は、駅構内の売店で事前に飲み物や駅弁を購入して乗車すると安心です。
まとめ
ここまでの流れを理解すれば、もう新幹線の乗り方で迷うことはありません。乗り換え改札の通り方や、新幹線の発車番線・号車・座席番号の確認方法を知っておくだけで、出発時の慌ただしさがぐっと減ります。
また、切符の種類や購入方法、座席の選び方を知ることで、旅の準備がさらに簡単になります。
これから旅行や出張を計画するなら、JR東海ツアーズの旅行商品を活用してみてください。
日帰りでも宿泊でも、自分に合ったスタイルで新幹線を利用できます。
新幹線利用の参考になる記事！
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※情報は2025年11月現在のものです。
※画像は全てイメージです。
編集：JR東海ツアーズ