東海道新幹線には、「のぞみ」「ひかり」「こだま」の3種類があり、列車の種類によってそれぞれ停車駅や所要時間が異なります。初めて利用する方や出張や旅行で久しぶりに新幹線を利用する方の中には、「どの駅に止まるの?」「どの列車を選べばいいの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、のぞみ・ひかり・こだまの違いや停車駅パターンや目的別の選び方を徹底解説します。さらに、JR東海ツアーズの旅行商品「EX旅パック」で新幹線を使った出張や旅行をおトクに予約する方法までご紹介します。
目次
東海道新幹線とは?
東京と新大阪を結ぶ大動脈として、全長552.6kmにもおよぶ東海道新幹線は、1964年に開業しました。国内外の利用者にとって最も身近な高速鉄道で、ビジネス利用はもちろん、旅行や帰省などにも広く利用されています。この区間には全部で17の駅があり、1時間に最大10本以上の新幹線が運行し、首都圏から中京圏、そして関西圏までを一気に移動できるのが大きな特徴です。
のぞみ・ひかり・こだまの停車駅パターンと選び方
東海道新幹線には「のぞみ」「ひかり」「こだま」の3種類の列車があります。それぞれの停車駅や所要時間、特徴を知れば自分に最適な移動手段を選びやすくなります。
のぞみの停車駅|最速で移動したい方に最適
のぞみは東海道新幹線の中で最も速く移動できる列車で、東京〜新大阪間を最短2時間21分で結びます。停車駅は東京・品川・新横浜・名古屋・京都・新大阪が基本で、一部の列車は山陽新幹線の新神戸や岡山以西へ直通します。
料金はひかり・こだまよりも数百円高く設定されていますが、列車の本数が多く、出張や時間を最優先する旅行者にとって圧倒的に便利です。
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ひかりの停車駅|速さと料金のバランス重視
ひかりはのぞみよりも停車駅が多く、こだまよりも少ないという中間的な存在です。東京〜新大阪間を約3時間で結びます。
のぞみの停車駅に加え、小田原・熱海・三島・静岡・浜松・豊橋・岐阜羽島・米原にも停車します。しかし、列車によって停車駅が異なり、停車駅によっては本数が少ないため、注意が必要です。
ひかりは観光利用との相性が良く、例えばのぞみでは通過してしまう静岡や浜松など、観光地に直行できるのが魅力です。
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こだまの停車駅|時間に余裕がある方や近距離移動に
こだまは東京〜新大阪間の全17駅すべてに停車する列車で、所要時間は約4時間かかります。そのため速さを重視する方には不向きですが、近距離の移動やのんびり旅を楽しみたい層から支持を集めています。また、こだまは自由席に座れる可能性が高く、混雑を避けたい方にもおすすめです。
さらにJR東海ツアーズの片道新幹線プラン「ぷらっとこだま」なら指定席と1ドリンク引換券付きで通常の新幹線より断然おトクに利用できます。列車変更ができない等、一部制約がありますが、「ゆっくりでも良いから安く行きたい」「必ず予約した列車に乗るから少しでもお得に」という方には最適な選択肢です。
停車駅一覧表
以下の表で「のぞみ」「ひかり」「こだま」の停車駅を比較できます。旅行先や出張先に合わせて列車を選択しましょう。
| 駅名 | のぞみ | ひかり | こだま |
|---|---|---|---|
| 東京 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 品川 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 新横浜 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 小田原 | - | ▲ | 〇 |
| 熱海 | - | ■ | 〇 |
| 三島 | - | ▲ | 〇 |
| 新富士 | - | - | 〇 |
| 静岡 | - | △ | 〇 |
| 掛川 | - | - | 〇 |
| 浜松 | - | △ | 〇 |
| 豊橋 | - | ▲ | 〇 |
| 三河安城 | - | - | 〇 |
| 名古屋 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 岐阜羽島 | - | △ | 〇 |
| 米原 | - | △ | 〇 |
| 京都 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 新大阪 | 〇 | 〇 | 〇 |
(△:日中1時間に1本程度 ▲:日中2時間に1本程度 ■:1日に数本程度)
列車の種類別 所要時間と料金比較表
東海道新幹線は列車の種類によって所要時間も料金も異なります。以下は主要区間の普通車指定席・通常期料金(片道・おとなおひとり様)を基準とした比較表です。
| 区間 | のぞみ | ひかり | こだま |
|---|---|---|---|
| 東京 – 名古屋 | 約1時間40分/11,300円※ | 約2時間/11,090円※ | 約2時間40分/11,090円※ |
| 東京 – 新大阪 | 約2時間30分/14,720円※ | 約3時間/14,400円※ | 約4時間/14,400円※ |
※所要時間は列車により異なります。また最繁忙期・繁忙期・閑散期により料金が異なります。
ちょっと豆知識
のぞみ・ひかり・こだまの名前の由来とは?
東海道新幹線の列車には、それぞれ日本語らしい意味が込められています。
- のぞみ(希望):「きぼう」を大和言葉に置き換えた言葉。
- ひかり(光):スピード感を表す言葉で、公募により1位に選ばれた名前。
- こだま(木霊): 「山彦(やまびこ)」=「こだま」が由来。「1日で行って帰ってくることができる」ことからと言われている。
それぞれに込められた想いを知ると、単なる移動手段ではなく、少し親しみが湧いてきませんか?
座席タイプはどれを選ぶ?自由席・指定席・グリーン車の違いと特徴
東海道新幹線には、「自由席」「指定席」「グリーン車」の3種類の座席タイプがあります。 どの座席を選ぶかで、料金・快適性・利便性が大きく異なります。旅行スタイルや利用目的に合わせて選びましょう。
普通車自由席:価格重視・柔軟な移動派におすすめ
事前予約が不要で、空いている座席に自由に座れるタイプ。価格が最も安価な一方、混雑時は立ち席になることも。また、のぞみは自由席車両が少なく、ゴールデンウィークやお盆、年末年始期間は自由席の設定がない点も注意が必要です。
普通車指定席:安心・確実な移動を求める人に最適
事前予約で座席の確保ができるため、長距離移動でも安心して過ごせます。料金は自由席よりやや高いものの、好きな座席を選べることも大きなメリットです。
グリーン車指定席:快適さ・静かさを重視する層に人気
ゆったりとした座席と静かな空間が魅力です。料金は普通車より高額ですが、車内は落ち着いた雰囲気で快適に移動できます。
「安さ」を取るなら自由席、「確実性」を取るなら指定席、「快適さ」を取るならグリーン車。 移動時間は旅の満足度を大きく左右するため、それぞれの特徴を理解して選びましょう。
新幹線の座席選びについてはこちらで詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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よくある質問(FAQ)
- Q: のぞみ、ひかり、こだまの料金差はどのくらいですか?
- A: 基本運賃は同じですが、指定席の場合は特急料金が異なり、のぞみが数百円高く、ひかり・こだまは同額です。ただし、自由席の場合はのぞみ・ひかり・こだま全て同額です。
- Q: のぞみ、ひかり、こだまに自由席はありますか?
- A: のぞみ・ひかり・こだま全ての列車に自由席が設置されています。こだま号は自由席車両が多く、のぞみは自由席車両が少ないのが特徴です。また、のぞみはゴールデンウィーク・お盆・年末年始期間は全席指定席で運行するため、注意が必要です。
- Q: 混雑を避けるにはどの時間帯がおすすめですか?
- A: 平日の昼間や土曜の午後は比較的空いている傾向があります。連休初日や金曜の夕方、日曜の夜は特に混雑するため、指定席を早めに予約しておくのが安心です。
- Q: 雨や雪の日でも遅れずに走りますか?
- A: 東海道新幹線は天候への対策がしっかりしているため、多少の雨や雪では通常通り運行されます。ただし台風や大雨、大雪などの悪天候時には遅延や運休の可能性もあるため、事前に運行情報を確認しておくと安心です。
まとめ:最適な列車とプランを選んで快適な新幹線旅を
東海道新幹線は、東京から新大阪までの552.6kmを結ぶ、日本の移動に欠かせない大動脈です。のぞみ・ひかり・こだまという3種類の列車をうまく使い分ければ、速さを重視したいビジネス利用から、観光をじっくり楽しむ旅行まで、幅広いニーズに対応できます。
新幹線をよりお得に利用するなら、JR東海ツアーズの「EX旅パック」が心強い味方です。日帰り旅行なら「日帰り新幹線パック」、宿泊付きなら早めの予約でおトクな「早トクスペシャル」、ゆったり安く移動したいなら「ぷらっとこだま」など、旅行スタイルに合わせてプランを選択できます。
自分のスタイルに合わせて列車とプランを選べば、スムーズにお得に安心して旅を楽しむことができます。次の出張や旅行では、ぜひこれらのプランを活用して、東海道新幹線を最大限に活用してください。
新幹線利用の参考になる記事!
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編集:JR東海ツアーズ


