東海道新幹線はベビーカーの持ち込み可能?|置場や座席、予約方法を解説

※2026年3月現在の情報です。

ベビーカーでの旅行イメージ

初めてお子さんと東海道新幹線に乗るとき、ベビーカーの持ち込みが可能かどうか、不安になりますよね。「ベビーカーを持って新幹線に乗るのは初めて...どこに置けばいいの?周りに迷惑じゃない?」そんな不安を抱えていませんか?実は「ある座席」さえ確保できれば、新幹線でベビーカーを畳まずにそのまま乗車できる可能性も高いです。

今回は、子育て中の旅行会社社員が、ベビーカーの置き場所やおすすめの座席、当日の過ごし方まで、初めての新幹線旅行を安心して楽しめる情報をお届けします。子連れ旅行の「移動」を「楽しい思い出」に変えるコツを、ぜひ最後までご覧ください。

結論:新幹線はベビーカーの持ち込み可能。「特大荷物スペース付座席」が便利!

先に要点を伝えてしまうと、東海道新幹線にはベビーカーを無料で持ち込めますし、「特大荷物スペース付座席」を予約することで快適に新幹線で過ごすことができます。なぜ「特大荷物スペース付座席」がおすすめなのか、新幹線で持ち込む場合の注意点や予約方法について、ご紹介していきます。

この記事でわかること

東海道新幹線へのベビーカーの持ち込みは無料?どこに置く?

提供:JR東海
提供:JR東海

新幹線でのベビーカーの持ち込み基本ルール

持ち込み料金:無料

東海道新幹線へのベビーカー持ち込みに、特別な手数料はかかりません。
通常、東海道・山陽新幹線では縦・横・高さの3辺の合計が160cm以上250cm以内の大きな荷物「特大荷物」を車内に持ち込む場合、「特大荷物スペースつき座席」など専用の座席を予約する必要があります。また事前予約なく車内に特大荷物を持ち込んだ場合、所定の手数料(1,000円・税込)がかかります。ただし、ベビーカーはこの取り扱いの対象外となっている為、事前の予約や追加代金も不要となります。

特大荷物については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

ベビーカーを折りたたむ必要は?新幹線内の置き場所ガイド

ベビーカーは周りの方への配慮から、できるだけ折りたたんで乗車することを推奨します。しかし、一部条件で折りたたまなくても置ける場合があります。

ベビーカーを折りたたまなくても置ける場所
  • 車両最後部座席(「特大荷物スペースつき座席」)
  • 車両最前部座席

※ベビーカーのサイズによって異なります。
※隣同士2席以上確保できた場合に限ります。

車両内で、ベビーカーを畳まずに置ける場所としては、一部指定席車両の最後部座席として設定されている「特大荷物スペースつき座席」が挙げられます。自分の座席の後ろにスペースがあるので、横並びで2席以上確保できた場合はそのまま畳まずにベビーカーを置くことが可能です。ただし、「特大荷物スペースつき座席」は事前に専用の座席を予約する必要があります。また大型のベビーカーの場合などサイズによっては畳む必要があったり、椅子のリクライニングができなくなる等のデメリットもあります。
車両最前部座席の場合も、横並びで2席以上確保できた場合は畳まずにベビーカーを置くことが可能です。ベビーカーに荷物を置いておけば、荷物の出し入れが楽などのメリットがありますが、足元が狭くなるデメリットもあります。

ベビーカーを折りたためばおける場所
  • 特大荷物コーナー(特大荷物置き場)※試行的に事前予約不要
  • 座席の足元

続いてベビーカーを畳めばおける場所の紹介です。ベビーカーを折りたたむと、車両最後部や最前部座席の他、多くのスペースに収納できます。
新幹線の車両の間にあるデッキ部分には「特大荷物コーナー(特大荷物置き場)」があるので、上段が3辺の長さがそれぞれ80cm以内×60cm以内×50cm以内、下段が3辺の長さがそれぞれ80cm以内×60cm以内×40cm以内であれば、現在は予約することなく使用することが可能です(2025年7月1日(火)乗車分より試行的に事前予約不要)。またご自身の足元に置くことも可能です。
ただし、特大荷物コーナー(特大荷物置き場)は誰でも利用でき、既にほかの人が使用している可能性もあります。また、最前列でない座席の足元に置く場合は狭いので、窮屈に感じてしまうデメリットがあります。

ベビーカーを新幹線の荷物棚に置いてもいいの?

ルール上新幹線では、160cm以下(航空機の貨物室に無料預入できるサイズに相当)の場合は荷物棚に、概ね収納することができますが、安全上の都合から新幹線の荷物棚にベビーカーを置くことはおすすめしません。どうしても置かなければいけない場合は、小型の折りたたみ式ベビーカー等サイズに注意し、置く際には万が一でも落ちてくることの無いよう、他の荷物と干渉しないようにしっかりと固定、走行中の振動で転倒しないようにしましょう。安全性と他の乗客への配慮が大切です。

新幹線の失敗しない座席選び!赤ちゃん・子供連れに最適な車両は?

東海道新幹線 特大荷物スペース(イメージ)
東海道新幹線 特大荷物スペース(イメージ)

次の章では「座席選びで失敗したくない」という方のために、ベビーカーがある時の子連れ旅行に最適な座席の選び方と予約のコツをお伝えします。

新幹線の座席選びについては、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

おすすめは「車両の一番後ろ」の特大荷物スペースつき座席

前述した通り、車両の最後尾にある「特大荷物スペースつき座席」は、ベビーカーや大きな荷物を持つ家庭に特におすすめです。通常の指定席料金で利用でき、スペースが広いため荷物の出し入れがしやすい環境が整っています。デッキも近く周囲への配慮も楽になるため、子連れ旅行のストレスが大幅に軽減されます。予約の際には早めに「特大荷物」として指定することで、混雑時も安心して利用できます。特に繁忙期には、確実なスペース確保が親御さんにとっての安心材料となるでしょう。

11号車・12号車が狙い目?多目的室に近い車両を選ぼう

更に赤ちゃんなど小さいお子様がいる場合は、多目的室に近い11号車や12号車を選ぶと、授乳やおむつ替えが必要なときに便利です。「多目的室」とは、身体の不自由な方が優先して使える個室です。しかし、空いていれば授乳やこどもの体調不良時などの際、乗務員に尋ねて貸してもらえることがあります(多目的室扉前に設置された二次元コードから、「東海道新幹線多目的室案内サービス」を利用すれば、多目的室利用のご希望を車内係員へ伝えることができます)。

これにより、急な対応が求められる場合でもスムーズに対処できます。車内での移動が少なくなるため、子ども連れでもストレスが減ります。ぜひ、計画を立てる際に候補に入れてみてください。

「特大荷物スペースつき座席」の予約方法

では、「特大荷物スペースつき座席」はどうやって予約すればいいでしょうか。予約はオンラインの「スマートEX」を利用すると便利です。駅の券売機や窓口でも予約が可能ですが、お子様を連れて列に並ぶのも大変なためインターネット上で予約するのが最適。座席選択をする際に「特大荷物スペースつき座席」を指定することで予約をすることができます。満席になることが多いので、早めの手続きがおすすめです。

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何歳から必要?新幹線の子供料金と「指定席」確保がおすすめの理由

東海道新幹線では、乳児・幼児(小学校入学前の6歳まで)は、原則、運賃・特急料金ともに「無料」です(※大人1人につき2人まで)。 ただし、これはあくまで「指定席に座る大人の膝の上」に座る場合。一方、小学生未満の幼児でも、座席を必要とする場合には「こども料金」が発生します。

東海道新幹線の料金 基本ルール
  • 乳児(1歳未満): 無料
  • 幼児(1歳~小学校入学前): 無料
  • こども(小学生): 大人の約半額
  • 大人(中学生以上): 通常料金

あえて「子供分の指定席」を確保するメリット(隣を気にせず快適)

幼児に指定席を確保すると、追加料金は発生しますが、パパ・ママ・こどもの場合、3名掛けに家族3人で並びで座れると、隣の方を気にしなくてよいので安心と快適さが得られます。さらに混雑時期でもベビーカー周りの負担を軽減できる点が最大のメリットです。

自由席は避けるべき?混雑時のベビーカー移動のリスク

自由席は混雑が予想される時期、座席確保が難しくベビーカーを持ちながら移動するのは大変厄介です。周囲の迷惑になる可能性もあります。混雑時にデッキで待機するのも疲れますし、安全性や配慮の面でも不安が残ります。少しでもストレスなく移動したいなら、自由席より「指定席」のほうが親も子どもも安心で、旅行先で元気に過ごすことができます。

こども料金については、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

これで完璧!ベビーカー持ち込み時のポイントと当日の過ごし方

事前にチェック:改札通過からホーム移動・エレベーターの位置

ベビーカーを使う際には、改札からホームまでのエレベーターの場所を事前に確認しておくと安心です。特に東京駅など混雑する駅では、ベビーカーで移動するのも一苦労。最短距離で移動ができるよう、初めて訪れる駅では、駅構内図をチェックしておくことがおすすめです。事前の情報収集で、移動時のストレスを大幅に軽減できますよ。また、エレベーター等は行列ですぐに乗車できず待つ可能性も高いですので、時間に余裕をもって移動してください。

持ち物・ぐずった時の対策グッズ(お気に入りのおもちゃ・飲み物)

無事に乗車できたら、次は車内での過ごし方です。
旅の間、特に子どもがぐずったりする場面では、対策グッズが必要です。お気に入りのおもちゃや飲み物、そして軽食を用意しておくことをおすすめします。車内での突然の機嫌の変化にも備えて、取り出しやすい位置にグッズを配置しましょう。抱っこ紐も持参すると、移動中の安定感が増します。準備万端で臨むことで、予期せぬトラブルにも落ち着いて対処できます。

おすすめの持ち物チェックリスト

- おむつ(通常より多めに。予備も含めて)
- おしりふき
- おむつ替えシート(多目的トイレで使用)
- ビニール袋(使用済みおむつ用、複数枚)

- 授乳ケープ
- 哺乳瓶・ミルク
- お湯
- ガーゼ・タオル

- 子供用の飲み物(こぼれにくいマグやストローなど推奨)
- おやつ(小分けになっているもの・ボロボロしづらいもの)
- ウェットティッシュ
- スプーン・フォーク(必要な場合)

- お気に入りのおもちゃやぬいぐるみ(音が出ないもの推奨)
- 絵本(2~3冊)やシールブック
- タブレット(イヤホン必須、子供用の動画を事前にダウンロードしておく)
- レジャーシート(足元にひくとこどもが靴を脱いだまま立ったりできて便利)

- 着替え1~2セット(食べこぼしや漏れに備えて)
- タオル・ハンカチ
- 常備薬(解熱剤など)
- ビニール袋(汚れ物入れ)

事前に購入!新幹線乗車時にはアイスで時間を稼ごう。

乗車前にアイスを購入しておくと、乗車中お子さんの気を引くために役立ちます。少し固めなので時間稼ぎに最適。東海道新幹線の車内販売は終了したため、事前にキオスクやホーム等で購入しておく必要があります。

よくある質問(FAQ)|新幹線×ベビーカーの疑問を解消

ベビーカーイメージ

Q. 東海道新幹線ではベビーカーを畳まないと乗れませんか?

A: 東海道新幹線では、サイズや座席の場所によってはベビーカーを畳まずにそのまま乗車することが可能です。ただし、混雑時や他のお客様への配慮を考慮する必要があります。「特大荷物スペースつき座席」などを予約しておくことをおすすめします。

Q. 予約なしで当日ベビーカーを東海道新幹線に持ち込んだらどうなる?

A: 予約なしでもベビーカーの持ち込みは可能ですが、混雑している場合など乗車時に置き場を探すのが大変なことがあります。安心して乗車するには特大荷物スペース付き座席など指定席の事前予約をおすすめします。

Q. 新幹線では双子用(2人乗り)ベビーカーでも乗車できる?

A: 双子用などの2人乗りベビーカーも持ち込みは可能ですが、通常のベビーカーよりも大きいため、特大荷物スペース付き座席を予約する等スペースを確保することが理想です。これにより、ベビーカーを簡単に収めることができ、他の旅行者に迷惑をかけずに済みます。

Q. 東海道新幹線にはおむつ替えシートはありますか?

A: 東海道新幹線内でのおむつ替えについては、奇数号車の東京寄りデッキにある洋式トイレ2箇所のうち、赤ちゃんマークが貼ってある方のトイレ内に、折りたたみ式のベビーベッドが設置してあります。11号車のトイレが広くて便利です。

Q. 東海道新幹線に授乳室はありますか?

A: 東海道新幹線には授乳専用の部屋はありませんが、11号車にある多目的室が授乳に利用できます。ただし多目的室は車椅子利用者や体調不良の方が優先されるため、使用を希望する場合は乗務員に相談してください。利用する予定がある場合は、11号車や12号車の多目的室近くの座席を選ぶと便利です。事前に準備しておけば、急な授乳にも落ち着いて対応できるでしょう。

まとめ:新幹線でベビーカーの持ち込みは事前の「座席選び」がポイント

東海道新幹線での子連れ旅行は、事前の準備が肝心です。ベビーカーは無料持ち込みが可能ですが、座席選びを工夫することで、移動をもっと快適にできます。特に「特大荷物スペースつき座席」を利用すれば、ベビーカーを安心して置けて乗り降りもスムーズです。乗車前の計画と予約が、移動をただの手段から家族の楽しい思い出に変えてくれるでしょう。さらに、旅の計画を立てることで、子どもも親も無駄なストレスなく旅行を楽しむことができますよ。この準備が、新幹線いっぱいの素敵な体験をもたらす鍵となるはずです。

EX旅パックで安心の子連れ旅行を

EX旅パックは、子連れ旅行をさらに便利にしてくれる選択肢です。例えば、急なお子さんの体調の変化にも柔軟に対応できる列車の時間変更が可能で、パパやママの不安を軽減できます。また、座席の指定がしやすく、特大荷物スペースつき座席の予約も簡単です。さらに、ホテルと新幹線をセットで予約できるため、旅行計画全体をスムーズに行うことができます。これにより、時間的にも金銭的にもお得な旅行が実現し、親子での移動時間をもっと楽しむことができるでしょう。

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※情報は2026年3月現在のものです。

※画像は全てイメージです。
編集:JR東海ツアーズ