日常の忙しさに追われ、心身ともにリフレッシュしたいと思うことはありませんか?
そんな時は、絶景を楽しむ旅がおすすめです。美しい景色を見ることはストレスの軽減や心身のリフレッシュにつながり、新たな活力をもたらします。自然の中で非日常のひとときを過ごせば、きっと日々の疲れもいつのまにか癒えていくでしょう。
関東・東海エリアには、豊かな自然や都会ならではの景色が織りなす絶景スポットが数多くあり、その魅力はアクセスの良さと、日帰りでも訪れることができる手軽さです。高層ビルから眺める都会の景色、海沿いの穏やかな風景、山々の雄大な眺めなど、関東・東海エリアには気軽に足を運べる範囲にいろいろな絶景があります。
この記事では、そんな関東・東海エリアの絶景スポットから30カ所を厳選しました。週末のちょっとした旅行や、非日常を楽しみたい方におすすめのスポットばかりです。次の休日に訪れる旅のヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。
- 【関東】東京都のおすすめ絶景スポット
- 【関東】神奈川県のおすすめ絶景スポット
- 【東海】静岡県のおすすめ絶景スポット
- 【東海】愛知県のおすすめ絶景スポット
- 【東海】岐阜県のおすすめ絶景スポット
- 【東海】三重県のおすすめ絶景スポット
- まとめ
【関東】東京都のおすすめ絶景スポット
まずは、日本の首都・東京の絶景スポットをご紹介します。
東京は、近代的な都市景観と豊かな自然が調和した独特の魅力を持つ街です。特に、高層ビルから眺める夜景は圧巻で、無数の光のきらめきが非日常を演出します。一方で、都心から少し足をのばせば、緑豊かな公園や山々など自然を楽しめるスポットも豊富で見どころ満載です。
東京を一望!光輝く夜景と絶景を望む 「東京スカイツリー®」


東京のランドマーク・東京スカイツリーは高さ634mで、世界一の高さを誇る自立式電波塔です。地上350mの位置にある天望デッキからは関東一円のパノラマビューを楽しめ、晴天時には富士山まで望めます。
さらに、天望デッキよりも高所に位置する「天望回廊」では、空中散歩気分を味わいながら最上階「フロア450」まで歩いて進むことができます。最高到達点451.2mの「ソラカラポイント」では、光とガラスによる開放感や浮遊感、地球の丸みまで感じられるでしょう。
時間帯で雰囲気ががらりと変わるのも、東京スカイツリーの魅力の一つ。夜には高層ビル群が煌めく夜景が広がり、まるで別世界に迷い込んだかのような感動を味わえます。ほかにも、夕暮れから夜景へと変わる時間帯もおすすめで、暮れゆく空の色と都会の夜景が織りなす景色は幻想的でフォトジェニックです。
また、とうきょうスカイツリー駅・押上駅から直結とアクセス良好なため雨の日でも安心。施設内には水族館やプラネタリウム、商業施設が集結しているので、タワー観光とあわせて1日中楽しめます。
※休館日:年中無休
※営業時間:10:00~22:00(日曜、祝日は9:00~)
所在地 | 〒131-0045 東京都墨田区押上1丁目1-2 |
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電話番号 | 0570-550-634(東京スカイツリーコールセンター) |
アクセス |
東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」下車、すぐ 東京メトロ「押上駅」下車、すぐ |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。 |
関東を代表する尊大な山並み 「高尾山」


高尾山は東京都八王子市に位置し、都心から電車にて1時間程度でアクセスできる自然豊かなスポットです。標高599mの高尾山には、初心者向けから上級者向けまで7つの登山ルートが整備され、ケーブルカーやリフトを利用すれば山腹まで気軽に登ることができるため、登山初心者でも安心して登山を楽しむことができます。また、山中には社寺や仏像が点在し、山全体が神聖な空気に包まれています。
晴れた日には頂上から富士山や関東平野を一望でき、その絶景は訪れる人々を魅了しています。季節を問わず楽しめますが、特に秋の紅葉シーズンに木々が黄金色や深紅に染まる光景はまるで絵画のようで息をのむ美しさです。
高尾山のもう一つの楽しみは、グルメです。人気のとろろそばや団子、天狗焼など、温かく美味しい料理やスイーツは歩き疲れた体にしみわたり、特別なご褒美のように感じられるでしょう。ぜひ、自然と文化、そして美味しい食べ物を満喫しに高尾山へ出かけてみてはいかがでしょうか。
※週末や紅葉シーズンは大変混雑するので、時間に余裕を持って訪れるようにしましょう。
※高尾山を訪れる際は、持ち物や服装など登山の準備を整えましょう。また、山中は平地よりも気温が低いため、防寒対策も忘れずに行いましょう。
所在地 | 〒193-0844 東京都八王子市高尾町2205 |
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アクセス | 京王電鉄「高尾山口駅」下車、徒歩約5分 |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。 |
金色に輝くイチョウ並木が絶景 「国営昭和記念公園」


国営昭和記念公園は1983年に開園した、東京都立川市と昭島市にまたがる広大な公園です。総面積は180ha以上で、東京とは思えないほどの開放感あふれる自然を満喫できます。JR新宿駅から電車と徒歩で約45分とアクセスも良く、都心から気軽に訪れることができる点も魅力の一つです。
年中いつ訪れても四季折々の風景を楽しむことができ、春には園内に植えられた31品種・約1500本の桜が咲き誇り、なかでも「桜の園」や「旧桜の園」にある樹齢50年ほどの立派な桜の大木は必見です。また、秋には水路沿いに植栽された「カナールイチョウ並木」や、全長約300mの「かたらいのイチョウ並木」の黄金に輝く美しいトンネルを堪能できます。例年10月末から12月上旬には「日本庭園」や「かたらいのイチョウ並木」がライトアップされるので、夜の散歩を楽しむのもおすすめです。
※ライトアップの詳細は公式ホームページをご確認ください。
所在地 | 〒190-0014 東京都立川市緑町3173 |
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アクセス | JR「西立川駅」下車、徒歩約2分 |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。 |
東京湾の夕景と輝く夜景を堪能 「お台場海浜公園」


お台場海浜公園は、東京都の臨海エリアに位置する都会のオアシスです。神津島から運ばれた白砂のビーチは約800m続き、東京湾を背景にした都会的な景色と自然美が見事に調和しています。公園内の展望デッキやスカイウォーク(空中回廊)からは、東京湾だけでなく東京の街並みまで一望でき、特に夕暮れ時(サンセット)や夜には、その優雅で美しく幻想的な雰囲気に魅了されることでしょう。
週末にはおだいばビーチでさまざまなイベントが開催され、多くの人々で賑わいます。レクリエーション水域では、絶景のロケーションの中、ウインドサーフィン、スタンドアップパドルボード(SUP)、シーカヤック、カヌー、ウイングといったマリンスポーツを楽しむことも可能です(※マリンスポーツを行うにあたっては水域利用登録が必要です)。用具のレンタルや初心者教室もあるので、初めての方でも安心して参加できます。
さらに、周辺には大型複合施設やアミューズメントパーク、博物館などが充実しているので、1日中飽きることなく楽しめるでしょう。
※お台場海浜公園は遊泳禁止です。詳しくは公式ホームページでご確認ください。
所在地 | 〒135-0091 東京都港区台場1丁目4番地 |
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アクセス | ゆりかもめ「お台場海浜公園駅」下車、徒歩約3分 |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。 |
徳川家の歴史が息づく荘厳な景観を堪能 「増上寺」

増上寺は、1393年に浄土宗第八祖・酉誉聖聰(ゆうよしょうそう)上人によって開かれた由緒ある寺院で、徳川家の菩提寺としても有名です。東京都港区に位置し、主要駅からアクセスがしやすいこともあって、一年を通して多くの参拝者や観光客が訪れます。
大門から大殿本堂に至る道程は、穢土(えど・我々の世界)から極楽浄土へ至る世界を表現しています。三解脱門(さんげだつもん 通称:三門)をくぐり、煩悩を解脱して大殿へと向かうと、ご本尊である阿弥陀仏が鎮座しています。また、安国殿には黒本尊(秘仏の阿弥陀如来像)が祀られており、こちらは勝運や厄除のご利益のあるパワースポットとしても人気です。
増上寺は撮影スポットとしても有名で、本殿に向かって右側の道には、赤いニット帽をかぶり、風車を持ったお地蔵様・千躰子育地蔵尊が1000体以上連なって安置されており、訪れる人々にやさしく微笑みかけるような穏やかな光景が広がっています。
さらに、本殿前や圓光大師堂(えんこうだいしどう)からは歴史ある建築物と現代的な東京タワーを一望することができます。厳かな雰囲気が漂う増上寺と、東京のシンボルとして愛されるオレンジの東京タワーとの美しいコントラストをぜひ写真に収めてみてはいかがでしょうか。
※三解脱門は、令和7年1月中旬より約10年間の修復期間に入り、その期間は覆いがされ通れなくなります。修復完了予定は令和14年11月です。
所在地 | 〒105-0011 東京都港区芝公園4-7-35 |
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電話番号 | 03-3432-1431 |
アクセス | JR「浜松町駅」下車、徒歩約10分 |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。 |
全長約4kmの桜並木が続くおしゃれ絶景スポット 「目黒川」

目黒川は、観光客だけでなく地元の人々にも親しまれる東京の人気スポットです。川沿いには約4kmにわたる桜並木で、春には桜のトンネルが訪れる人々を魅了します。川面に映る桜の美しさは格別です。東京地方の桜開花日から2週間は、大橋から中里橋までの区間で夜間ライトアップも行われ、幻想的な雰囲気の中、夜桜散歩を楽しむことができます。
また、春だけでなく、初夏には新緑、秋には紅葉と四季折々楽しめるのも目黒川の魅力の一つ。川沿いには個性豊かなカフェやショップが並んでいるので、散策しながらショッピングやグルメを楽しむと良いでしょう。
桜の季節は大変混雑が予想されるため、平日の早朝に訪れると比較的ゆったりと桜の美しさを楽しむことができます。
※散策中は歩行者の通行を妨げないよう注意を払い、マナーを守って楽しみましょう。
アクセス |
JR・東急目黒線「目黒駅」下車 東急東横線「中目黒駅」下車 東急田園都市線「池尻大橋駅」下車 |
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※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。 |
東京のおすすめスポットについてはこちらの記事でも紹介しています。
【関東】神奈川県のおすすめ絶景スポット
ここでは、神奈川の絶景スポットをご紹介します。
神奈川県は、海や山、湖など豊かな自然に恵まれた絶景スポットが数多く存在するエリアです。湘南の海、箱根の山々、芦ノ湖など、景観を楽しみつつ都会の喧騒から離れてリラックスした時間を過ごせる場所がたくさんあります。一方、都市部では夜景やおしゃれな街並みを楽しむことができ、多彩な魅力が詰まったエリアです。
息をのむほど美しい夕日に心奪われる 「江の島」


江の島は神奈川県藤沢市に位置する人気の観光地で、豊かな自然と美しい海の景色を楽しめるスポットです。江の島のシンボル「江の島シーキャンドル」は、高さ59.8m(海抜119.6m)を誇る灯台で、円形の展望エリアからは360度のパノラマが楽しめます。特に、夕日が空と海をオレンジ色に染める光景は息をのむほどの美しさで、展望エリアから眺める夕日と富士山が織りなす景色はまさに絶景です。
さらに、島の西南端に広がる稚児ヶ淵(ちごがふち)は、隆起現象によってできた雄大な海食台地で、「かながわの景勝50選」(神奈川県が昭和54年に選定した、神奈川県の代表的な景勝地50選)にも選ばれるほど夕景の美しさが魅力です。
島内には植物園や洞窟、由緒ある神社など観光スポットが充実しており、1日中楽しめます。観光を満喫した後の締めくくりに江の島の夕日を眺め、心癒されるひとときを過ごしませんか。
所在地 | 〒251-0036 神奈川県藤沢市江の島2-3-28 江の島サムエル・コッキング苑 |
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アクセス |
小田急電鉄「片瀬江ノ島駅」下車、徒歩約20分 江ノ電「江ノ島駅」下車、徒歩約25分 |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。 |
異国情緒あふれる横浜で夜景に見惚れる 「みなとみらい」


みなとみらいは、近代的なビル群と異国情緒あふれる建物が混在する海沿いの開発エリアで、昼夜を問わず訪れる人々を魅了しています。特に、夕方から夜にかけての時間帯の美しさは格別で、港や高層ビル群、観覧車がライトアップされ、幻想的な雰囲気にひたることができます。あふれんばかりの光が海面に反射してきらきらと輝く様子は、一度は見ておきたい絶景です。
また、海を渡る遊歩道「汽車道」もおすすめの夜景スポットで、海風を感じながらゆっくりと夜の散歩を楽しむのに最適です。
このエリアには公園や商業施設をはじめとした多彩な観光スポットが揃っており、散策しながらショッピングや食事を楽しむことができます。買い物や美味しい食事を満喫した後に、美しい夜景を眺めて特別な思い出を作ってみてはいかがでしょうか。
所在地 | 神奈川県横浜市西区・中区みなとみらい |
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アクセス | JR・横浜市営地下鉄「桜木町駅」、みなとみらい線「みなとみらい駅」・「新高島駅」下車、徒歩すぐ |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。 |
みなとみらい周辺のおすすめ観光プランをご紹介
箱根の歴史と自然が交差する景勝地 「芦ノ湖」


箱根を代表する観光地の一つである芦ノ湖は、自然豊かで、四季折々の美しい風景を楽しむことができます。春には湖畔を彩る桜、夏には山の緑と湖の青のコントラストが美しく、秋には色鮮やかな紅葉、冬には雪景色と、訪れるたびに異なる表情を見せてくれるのも魅力です。湖畔からは湖を囲む箱根の山々と富士山を一望でき、条件がそろえば早朝には、富士山が鏡のように湖面に映り込んだ幻想的な光景が広がります。
南岸にある杉並木街道からは、芦ノ湖と富士山を見ることができ、撮影スポットとしても人気です。また、湖畔には散策路が整備されており、湖や富士山の絶景を楽しみながらくつろげるカフェも点在しているので、きっと日常の喧騒を忘れて贅沢なひとときを過ごすことができるでしょう。
所在地 | 〒250-0500 神奈川県足柄下郡箱根町 |
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アクセス | 箱根登山鉄道「箱根湯本駅」より、箱根登山バス(箱根町港行き・元箱根港行き・桃源台方面行き)、又は、伊豆箱根バス(箱根関所跡行き・湖尻・箱根園行き)、終点下車すぐ |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。 |
金色のじゅうたんが一面に広がる幻想的な 「仙石原」


仙石原は、箱根外輪山に囲まれた標高650mの高原湿地帯で、貴重な植物が自生する自然豊かなエリアです。なかでも台ヶ岳の山裾に広がる草原は、日本屈指のススキの名所として知られています。例年9月下旬から11月上旬には、黄金色に輝くススキの穂が一面に生い茂り、その幻想的な風景に心が癒されることでしょう。
晴れた日には、青空と黄金色に輝くススキの穂のコントラストが際立ち、特に夕日を浴びたススキの穂の美しさは格別です。仙石原のススキは見頃を迎える秋だけではなく、3月にはススキ草原の景観を維持するために山焼きが行われ、春や夏には新緑の青々とした美しさを楽しむことができ、季節ごとに異なる表情を見せてくれます。
さらに、仙石原周辺には芦ノ湖や神社、美術館、温泉宿などの観光スポットが集まっているので、ほかの名所と組み合わせて訪れるのもおすすめです。ぜひ、四季折々に表情を変える仙石原の自然美を堪能するとともに周辺の観光スポットで楽しいひとときを過ごし、心身ともにリフレッシュしてください。
所在地 | 〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原 |
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アクセス | 箱根登山鉄道「箱根湯本駅」より、箱根登山バス(T路線)「仙石案内所前」または「仙石高原」下車すぐ |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。 |
鎌倉の海とアジサイに包まれる 「長谷寺」


長谷寺は、736年に開創した鎌倉有数の古寺で、本尊には像高9.18mを誇る日本最大級の木彫仏「十一面観世音菩薩像」が祀られています。境内には四季を通じて花が絶えず咲き誇り、参拝に訪れる人々の心を和ませます。特に梅雨の時期には、約40種以上、約2500株のあじさいが眺望散策路を美しく彩ります。相模湾を背景に鮮やかなあじさいが広がる風景は圧巻で、鎌倉有数の景勝地といわれています。
また、見晴台からは鎌倉の街並みと由比ガ浜、三浦半島までを一望でき、季節を問わず絶景を楽しめるスポットとして人気です。さらに境内には「良縁地蔵」と呼ばれる可愛らしいお地蔵さまが3カ所に安置されており、すべてのお地蔵さまを見つけると良縁に恵まれると伝えられています。
四季折々の花々や、鎌倉の街並みと海の絶景を堪能できる長谷寺は、訪れるたびに新たな発見と感動を与えてくれるでしょう。その美しさと静寂の中で心を癒し、歴史と自然が織り成す特別なひとときを体験してみてはいかがでしょうか。
所在地 | 〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷3-11-2 |
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電話番号 | 0467-22-6300 |
アクセス |
JR「鎌倉駅」より、バス「長谷観音」下車、徒歩約5分 江ノ電「長谷駅」下車、徒歩約5分 |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。 |
SF映画さながらの臨場感! 「川崎市の工場夜景」」

川崎市の臨海部に広がる京浜工業地帯は工場夜景の名所として知られており、さまざまなプラントが輝きを放つ光景は多くの写真愛好家や観光客に人気があります。
数ある工場夜景の中でも、「扇町」の工場夜景はアクセスも良く、特におすすめです。南渡田運河に架かる橋からは、夜空に白く輝く様子から「ホワイトキャッスル」ともいわれている巨大なプラントを鑑賞できます。メタルランプの白い光に包まれ夜の静寂の中に浮かび上がるプラントの姿は、まるで未来都市のようで、別世界に迷い込んだかのような不思議な感覚に包まれます。
また、JR鶴見線の線路越しに工場夜景を見ることができるので、タイミングが合えば電車の光跡との美しいコラボレーションを写真に収めることも可能です。工場夜景が灯りを放つ中、電車がその前を通過する瞬間にカメラを構えれば、まるで映画のワンシーンのようなドラマティックな写真が撮れるでしょう。
川崎市臨海部にはたくさんの工場があり、それぞれのスポットで異なる工場夜景を楽しめるので、ぜひお気に入りのスポットを見つけてみてください。
※工場敷地は私有地です。無断での立ち入りは厳禁です。
※路上駐車はしないでください。公共交通機関、駐車場をご利用ください。
※ドローン撮影は危険なのでおやめください。
※火器の使用は控えください。
所在地 | 〒210-0867 神奈川県川崎市川崎区扇町 |
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アクセス |
JR「昭和駅」下車、徒歩約5分 JR「川崎駅」より、川崎鶴見臨港バスまたは市営バス「扇橋」下車すぐ |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。 |
【東海】静岡県のおすすめ絶景スポット
ここでは静岡の絶景スポットをご紹介します。
静岡県は、東京・横浜や名古屋など各都市からのアクセスが便利で、日帰りでも楽しめる観光地があり人気です。雄大な富士山や駿河湾を背景にした壮大な景観をはじめ、大自然が織り成す四季折々の絶景が楽しめるスポットが数多くあります。静岡県を訪れ、その魅力を体感してみてはいかがでしょうか。
さえぎるものがなく爽快な景色が楽しめる 「大室山」


大室山(おおむろやま)は、伊豆半島の東伊豆エリアに位置する標高580mの山で、その美しい円錐形のフォルムは国の天然記念物にも指定されており、周辺地域のシンボルとして愛されています。山頂まではリフトに乗って行くことができ、約6分間の空中散歩で自然の風を感じながら足元に咲き誇る四季折々の山野草を眺めれば、きっと心が癒されることでしょう。
そして、山頂には直径300m、深さ70mの大きな噴火口跡があります。この特徴的なくぼみを周回する「お鉢巡り」(※1周約1km、所要時間約20~30分)は、富士山をはじめ、南アルプス、伊豆諸島、さらには房総半島まで360度の大パノラマで見渡せると評判です。
また、大室山は季節によって魅力が異なることも特徴の一つです。春は麓で美しい桜が咲き誇り、夏は爽やかな風を感じつつ散策を楽しめるでしょう。また、秋には山全体を覆うススキの穂で白銀色に染まった景色を見ることができます。さらに、例年2月には山焼きがあり、この時期だけの貴重な景色を見ることもできます。なお、元旦にはリフトの特別運行が行われているため、伊豆大島の傍らから昇る輝かしい初日の出とその光を浴びる富士山を眺めながら、新年を迎えてみてはいかがでしょうか。
※環境保全のため徒歩での登山は禁止されています。
※旧登山道は山肌を保護するため現在は立ち入り禁止となっています。
※元旦のリフト特別運行は、元旦当日が強風や荒天などの場合、運休することがありますのでご注意ください。また元旦のリフト特別運行の時間は公式ホームページでご確認ください。
所在地 | 〒413-0234 静岡県伊東市池672-2 |
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アクセス | JR「伊東駅」より、東海バス「シャボテン公園」下車、徒歩約2分 |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。 |
溶岩が作り出した自然の奇跡 「城ケ崎海岸」


城ケ崎海岸は、約4000年前に大室山が噴火した際に流れ出した溶岩によってできた岬です。その迫力満点な断崖絶壁の城ケ崎海岸は、ドラマの撮影地としても知られています。海岸沿いには全長約9kmのピクニカルコースと自然研究路が整備されているので、雄大な海の景色と自然を堪能しながら散策するのもおすすめです。
全長48m、高さ約23mの「門脇つり橋」は、伊豆七島を望むオーシャンビューや海岸に打ち付ける波の音とともに、火山活動で形成された溶岩の景色を眺めることができる絶景スポットです。また、「門脇埼灯台」の展望台からは、360度のパノラマで伊豆七島や天城連山を一望することが可能です。
さらに、6月にはアジサイ、7月にはハマカンゾウやスカシユリ、秋にはイソギクやツワブキなど、四季折々の花々を楽しむことができます。
※遊歩道の路面整備工事のため、2024年8月21日(水)から2025年3月31日(月)までの期間、城ヶ崎ピクニカルコースの一部(ふたまた付近~ぼら納屋の区間)は通行止めとなります。門脇つり橋や門脇灯台へ行く際は、車道(市道城ケ崎線の歩道)をお通りください。
所在地 | 〒413-0231 静岡県伊東市富戸 |
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アクセス | 伊豆急行線「城ヶ崎海岸駅」下車、徒歩約35分 |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。 |
伝説の舞台と富士山の絶景が広がる 「三保松原(みほのまつばら)」


三保松原は、静岡市清水区の三保半島にある日本有数の景勝地で、2013年6月に富士山世界文化遺産の構成資産に登録されました。約5kmの海岸には約3万本もの松が生い茂り、松林の緑、打ち寄せる白波、海の青さと富士山が織りなす景色は思わず見とれてしまうほどの美しさで、歌川広重の浮世絵や数々の絵画・和歌にも表現されています。白波が打ち寄せる海岸の曲線を近景に、緑豊かな松原を中景におさめれば、絵葉書のように見事な写真を撮ることができるでしょう。特に、12月から4月頃にかけては冠雪した富士山を眺めることができるため、カメラ片手に訪れることをおすすめします。
松原の中央付近にある「羽衣の松」は、天女が羽衣をかけたとされる「羽衣伝説」が語り継がれる三保松原の象徴的なスポットです。ほかにも、御穂神社から羽衣の松へ続く「神の道」は、神々の通り道として、また神の力が宿る神聖な場所として古くから敬われてきました。神の道を歩けばその神聖な空気を感じ取ることができるかもしれません。
また、三保松原海岸のほど近くにある静岡市三保松原文化創造センター「みほしるべ」(入場無料・年中無休)では、富士山と三保松原だけでなく、羽衣伝説や三保松原と芸術作品などの深い関わりについて多くの展示がされています。入り口付近には足湯(冬季の土日祝日限定)が設置されており、美しい松原を眺めながらゆっくりと足を休めることも可能です。ぜひ、三保松原を訪れる際は訪れてみてはいかがでしょうか。
所在地 | 〒424-0901 静岡県静岡市清水区三保1338-45 |
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アクセス | JR「清水駅」より、バスで約25分「三保松原入口」下車、徒歩約20分 |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。 |
富士山と駿河湾を一望できる開放的な空間 「伊豆パノラマパーク」


伊豆パノラマパークは、富士山や駿河湾を一望でき、展望デッキなどを備えた公園が広がる山頂エリアと、ショップやレストランが集まる山麓エリア、そしてそれらをつなぐロープウェイからなる滞在施設です。
ロープウェイは片道の全長が約1,800mで、約7分間の空中散歩を楽しむことができます。山肌に沿って高度を上げていくゴンドラの車窓から望む、伊豆の自然や街並み、駿河湾越しの富士山など、移り変わる景色も見応えがあります。
山頂エリアの公園内には展望デッキや散策路が点在しており、絶景を眺めながら散歩を楽しむことができます。また、カフェやコーヒースタンドも併設されているため、のんびりとした時間を過ごせるでしょう。展望広場「碧テラス」には、自由に使用できるソファやカフェのカウンター席があり、目の前に広がる大パノラマを堪能することができます。
山頂エリアにはほかにも神社や史跡、アスレチック施設、足湯などがあるので、子どもから大人まで思い思いに過ごすことができるでしょう。また、春にはおよそ35,000本のつつじや桜、夏にはさまざまな色や形のあじさい、秋には紅葉、冬には菜の花や梅が出迎えてくれ、移り変わる風景を楽しむことができます。ぜひ、気の向くままに散策をして、標高452mで感じる爽やかな空気や、四季折々に表情を変える自然に癒されてみてはいかがでしょうか。
所在地 | 〒410-2211 静岡県伊豆の国市長岡260-1 |
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電話番号 | 055-948-1525 |
アクセス | 伊豆箱根鉄道「伊豆長岡駅」より、バス「長岡温泉場循環」もしくは「伊豆三津シーパラダイス行き」乗車、「伊豆の国市役所前」下車、徒歩約1~2分 |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。 |
360度の大パノラマを堪能できる 「日本平夢テラス」


標高300mの丘陵地に位置する日本平夢テラスは、駿河湾越しに仰ぎ見る富士山、眼下に見える清水港、伊豆半島、南アルプスなどの絶景を一望できる展望施設です。静岡県産の木材をふんだんに用いた建物は、隈研吾建築都市設計事務所が設計を手掛けており、周囲の自然と調和した美しい建築物となっています。
3階の展望フロアからは、富士山や駿河湾、三保松原など、360度のパノラマ展望を楽しむことができ、まさに至福のひとときをもたらす絶景。昼の眺望はもちろん、夜景もすばらしく、眼下に広がる市街地やオレンジ色に煌めく清水港と遠くに見える富士山や伊豆半島、南アルプスの光景は幻想的です。
1階の展示エリアでは、日本平の歴史や文化をグラフィックパネルで見ることができるほか、地形の成り立ちをプロジェクションマッピングで学ぶことができます。また、2階のお茶カフェでは、景色を楽しみながら静岡県産のお茶や季節のお菓子をいただくことが可能です。
季節によって、さまざまな姿を見せてくれる富士山など四周の眺望を、ぜひ日本平夢テラスで存分に楽しんでみてはいかがでしょうか。
所在地 | 〒424-0886 静岡県静岡市清水区草薙600-1 |
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電話番号 | 054-340-1172 |
アクセス | JR「静岡駅」よりバス「日本平線日本平ロープウェイ行き」乗車、「日本平夢テラス入口」下車、徒歩約5分 |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。 |
風紋アートと広大な海を望む 「中田島砂丘」


中田島砂丘は、静岡県浜松市の南部に位置し、南北に約0.6km、東西に約800mにわたって広がる砂丘です。日本三大砂丘の一つであるともいわれ、そのスケールの大きさと美しさで多くの観光客を魅了しています。
砂丘内には景観を遮るものがないため、一面に広がる遠州灘海岸の景色は圧巻の一言です。遠州の空っ風といわれる北西から吹きつける強い風によって独特の模様「風紋」が砂地の表面に描かれ、その造形美はまさに自然が生んだアート作品のよう。訪れるたびに異なる表情を見せてくれるため、一瞬一瞬の景色が貴重といえるでしょう。
初日の出の名所としても有名で、海から昇る黄金色に輝く太陽と青い空とのコントラストは訪れる人々に忘れられない感動を与えてくれます。また、冬には水平線に沈む夕日も幻想的で、まるで絵画のような美しい景色に心が癒されることでしょう。
所在地 | 〒430-0845 静岡県浜松市中央区中田島 |
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アクセス | JR「浜松駅」より、バス「中田島車庫行き」乗車、「中田島砂丘」下車、徒歩約15分 |
※詳細は中田島砂丘観光協会の公式ホームページなどでチェックしてください。 |
自然が作り出した幻想的な海の洞窟 「龍宮窟(りゅうぐうくつ)」


静岡県伊豆半島の南部、下田市に位置する龍宮窟(りゅうぐうくつ)は、自然が作り出した非常に神秘的な海食洞です。この洞窟の大きな特徴は、海の侵食によって形作られた直径50mほどの壮大な天窓で、伊豆半島にある天窓を有する海食洞の中でも最大級の規模を誇ります。
龍宮窟の魅力は、洞窟内およびその周辺に配置された遊歩道から、天窓の景色を上下両方の視点から楽しめる点です。下からは洞窟越しの青空が、上からは天窓の底を満たす青い海水とのコントラストが生み出す神秘的な光景を見ることができます。なお、上から見るとハート型に見えるため、「ハートスポット」としても人気。ハートの底面に光が入るお昼前後の時間帯が明るくておすすめです。
※龍宮窟は、指定された遊歩道や展望スポットからのみ観覧するようにしてください。
※落石などの危険があるため、一部立ち入り禁止となっているエリアがあります。詳しくは公式ホームページなどでご確認ください。
所在地 | 〒415-0029 静岡県下田市田牛 |
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アクセス | 伊豆急行線「伊豆急下田駅」より、バス「田牛行き」乗車、「龍宮窟」にて下車、徒歩約3分 |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。 |
爽快感満点の吊橋で空中散歩を体験 「三島スカイウォーク」


三島スカイウォークは、静岡県三島市にある全長400mの歩行者専用吊橋で、空中散歩を楽しみながら富士山や駿河湾、伊豆の山々を一望できる人気の絶景スポットです。
吊橋から見る富士山は末広がりかつ左右対称で、まるで絵画のような美しさ。朝日に照らされる姿や夕暮れ時に茜色に染まる姿など1日の中でもさまざまな姿を見せてくれるうえ、夏はきれいな青色に染まった姿、冬は雪化粧した姿など、訪れるたびに異なる表情を見せてくれる点も魅力です。また、期間限定の楽しみ方もあります。例年11月下旬から1月下旬にかけて開催される「サンセットスカイウォーク」では、沈む夕日が織りなす絶景を吊橋から楽しむことができます。
ほかにも、あじさい小道では例年6月中旬から7月中旬にかけて、約7,000㎡の広大な森の散策エリアに咲く1万3,000株、205種類のあじさいが見頃を迎え、季節の美しさを堪能することができます。
また、吊橋を渡った先のウッドテラスでは、大パノラマを眺めながらピクニックやカフェタイムを楽しむことができます。ウッドテラス近くにあるカフェでボリューム満点のホットドッグやサンドイッチをバスケットに詰めてそのまま持ち出せるので、爽やかな空気の中で美しい街並みや自然の景色を眺めながらピクニック気分を楽しんでみてはいかがでしょうか。
所在地 | 〒411-0012 静岡県三島市笹原新田313 |
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アクセス | JR「三島駅」より、東海バス (所要時間約25分)「三島スカイウォーク」下車すぐ |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。 |
東海道新幹線で行く絶景スポットはこちらでもご紹介しています
【東海】愛知県のおすすめ絶景スポット
ここでは、愛知県の絶景スポットをご紹介します。
愛知県は、海、山、都市が調和した絶景を楽しめる魅力的なエリアです。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康などの名だたる武将が活躍した場所としても知られ、武将にゆかりのある歴史的な神社や仏閣、お城なども数多くあります。また、これらの歴史的建造物と自然美を一緒に堪能できるスポットが多いことも愛知県の特徴です。歴史と自然が織りなす絶景は、愛知の魅力の一つといえるでしょう。
幻想的な桜の風景が広がる 「名古屋城」


1615年に徳川家康によって築城された名古屋城は、国の特別史跡に指定されています。大天守は史上最大の延床面積を誇り、絢爛豪華な本丸御殿は見どころが満載です。
特に、名古屋城のシンボル的存在である金鯱(きんしゃち)は、ときの権力者であった徳川家康や尾張徳川家の権威を誇示するために作られたため、ほかのお城に比べると大変きらびやかです。また、金鯱は北側が雄、南側が雌とされており、雄の方が少し大きめなのだそう。じっくりと見比べてみるのも楽しみのひとつです。
石垣は、本丸・二之丸・西之丸・御深井丸(おふけまる)を中心に築かれ、三之丸も含めるとその距離は城全体で総延長8.2kmにおよびます。石垣には大名ごとの刻印が残っており、歴史を感じさせます。
また、春になるとソメイヨシノやシダレザクラをはじめ、約10種類、約900本以上の桜が咲き誇る名古屋城は、桜の名所としても有名です。例年3月下旬から4月上旬には「名古屋城桜まつり」が開催され、期間中はライトアップされた桜と城の幻想的な景観を楽しむことができます。
※名古屋城桜まつりの詳細は公式ホームページをご確認ください。
※2025年2月現在、天守閣は耐震性の問題に対応するため閉館しており内部を見学することはできません。
所在地 | 〒460-0031 愛知県名古屋市中区本丸1番1号 |
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電話番号 | 052-231-1700(名古屋城総合事務所) |
アクセス | 地下鉄名城線「名古屋城駅」下車、徒歩約5分 |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。 |
名古屋城についてはこちらの記事でも紹介しています。
巴川に映る紅葉と古い町並みに心癒される 「香嵐渓」


愛知県豊田市足助町に位置する香嵐渓(こうらんけい)は、全国有数の紅葉の名所で、秋には約3,000本のもみじが色づき、山々が美しい紅葉で彩られます。特に、巴川の川面に映るもみじは絵画のように美しく、幻想的です。11月には日没から21時まで紅葉のライトアップが行われ、昼間とは異なる静謐な雰囲気が漂います。
また、香嵐渓は紅葉だけでなくさまざまな山野草の観賞スポットとしても有名です。なかでも、おすすめしたいのは3月中旬に見ごろを迎える「かたくりの花」です。広さ5,000㎡にわたって咲き誇る様子はまるで薄紫のじゅうたんを敷き詰めたように美しく、まさに絶景です。
さらに、香嵐渓から足助川をはさんで徒歩15分ほどの場所には、かつての宿場町の風情を今に伝える古い町並みが残されており、こちらも必見です。紅葉を楽しんだ後に歴史の息吹を感じながら町並みを散策すれば、きっと心癒されるひとときを過ごせることでしょう。
所在地 | 〒444-2424 愛知県豊田市足助町飯盛 |
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アクセス |
名鉄豊田線「浄水駅」より、とよたおいでんバスさなげ足助線(百年草行)に乗車、「香嵐渓」下車すぐ 名鉄三河線・豊田線「豊田市駅」より、名鉄バス矢並線(足助行)に乗車、「香嵐渓」下車すぐ |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。 |
10mの火柱と轟音が迫力満点の 「豊橋の手筒花火」

手筒花火は、東三河地域独自の伝統的な花火で、豊橋が発祥の地といわれています。
その特徴は、直径10cm、長さ約80cmの孟宗竹(もうそうちく)に縄を巻き、詰めた火薬に火をつけると、約10mもの火柱が噴き昇る圧巻の光景です。
手筒花火は、揚げ手本人が手作りし、五穀豊穣、無病息災、悪疫退散などを祈る奉納行事として豊橋市内の数多くの祭礼で揚げられています。
揚げ手は火柱が噴出する筒を抱え、その火の粉を体に浴びる姿に、驚きとともに感動すること間違いありません。最後に「ハネ」と呼ばれる炎が大きな轟音とともに足元に吹き出す瞬間は特に見どころです。
10mにものぼる火柱や吹き出す火の粉の勢いを間近で見て、ぜひその伝統と迫力を肌で感じてみてはいかがでしょうか。
※観覧の際は、立ち入り禁止区域を守ってご覧ください。
※地域の催事ですので地域の方優先、係の指示に必ず従ってください。
【東海】岐阜県のおすすめ絶景スポット
ここでは、岐阜県の絶景スポットをご紹介します。
岐阜県は、四季折々の豊かな自然に恵まれ、美しい山々や清流が織りなす景観が魅力のエリアです。日本アルプスの雄大な山並みをはじめ、古き良き日本を感じさせる歴史的な名所が数多く残されています。特に世界遺産に登録されている白川郷や、標高差を楽しめる新穂高ロープウェイなど、ここでしか見られない特別な景色は必見です。
ぜひ、風情溢れる風景に心を癒されながら、岐阜ならではの魅力をじっくりと味わってください。
合掌造りと雪景色が織りなす幻想的な風景 「白川郷」


岐阜県白川村にある白川郷は、日本の原風景とも称される合掌造りの建築物が多く残る地域です。日本の伝統建築と自然が調和した美しい景観が高く評価され、1995年にユネスコの世界遺産に登録されました。
四季を通して異なる魅力を持つ白川郷では、春には桜が咲き誇り、夏には田園風景が新緑に包まれ、秋には紅葉で鮮やかに彩られます。
なかでも冬の白川郷は、一面雪景色に包まれた幻想的な風景が楽しめます。雪に飾られた合掌造り家屋の軒先にはつららが垂れ下がり、冬の厳しさを物語っています。また、深く積もった雪の上を歩くと足元でサクサクと心地よい音が響き、まるで静寂の中で自分だけが存在しているような感覚に包まれます。
荻町城跡展望台からは、荻町集落を一望できるので、ぜひ四季折々の白川郷の絶景をご覧ください(車での通行不可)。撮影スポットとしても最適なので、四季折々の表情を楽しみながら、特別な1枚を切り取ってみてはいかがでしょうか。
※私有地(敷地内)への立ち入りやドローン撮影は禁止されています。
所在地 | 〒501-5627 岐阜県大野郡白川村荻町 |
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アクセス | 荻町集落から徒歩約30分、シャトルバスで約10分 |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。 |
標高2,000mを超える絶景が楽しめる 「新穂高ロープウェイ」


新穂高ロープウェイでは、日本唯一の2階建てロープウェイに乗って、標高2,000mを超える絶景を楽しむことができます。標高2,156mの西穂高口駅にある屋上展望台からは、北アルプスの山々に囲まれた大自然と雲上の世界を見渡すことが可能です。
季節ごとに異なる表情を見せる自然は大きな魅力で、春は色とりどりの花々、夏は木々と青空のコントラストが美しく映えます。秋には紅葉が山肌を染め上げ、冬は雪化粧した山々が織りなす幻想的な風景が圧巻です。
また、お食事やおみやげまでさまざまな施設が揃っており、新穂高の自然を散策する自然散策路、スノーシューツアー、星空観賞便など、季節に合わせたイベントも多数開催しているので、きっと素敵な思い出をつくることができるでしょう。
所在地 | 〒506-1421 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷新穂高温泉 |
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電話番号 | 0578-89-2252 |
アクセス | JR「高山駅」下車、バス(平湯経由)で約1時間40分 |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。 |
新穂高ロープウェイのおすすめ観光プランをご紹介
時を超えた風景が広がる 「飛騨高山の古い町並」

飛騨高山の古い町並は、城下町の中心、商人町として発展した上町、下町から成る歴史情緒あふれるエリアです。江戸時代から明治時代にかけて城下町として栄えたころの景観がほぼそのまま残されており、まるでタイムスリップしたかのような感覚を味わえるでしょう。
上町は、駄菓子屋や民芸品のお店、高山名物の「みたらしだんご」や「飛騨牛」の握りなどが食べられるお店が並んでおり観光客に人気です。
下町には、菓子、餅屋、畳、文房具、郵便局、料理屋など市民生活に密接した店舗が並び、懐かしい町並みの風情が楽しめます。冬には雪化粧により一層美しさを増し、写真映えするスポットとしても人気です。
高山の古い町並の風情を味わいながら、その土地ならではの味覚を堪能するひとときは、きっと特別な思い出になることでしょう。
樹齢300年の藤が彩る絶景 「竹鼻別院」

竹鼻別院(たけはなべついん)は、岐阜県羽島市にある真宗大谷派の寺院で、阿弥陀如来を本尊としています。
境内には樹齢300年以上といわれる県指定天然記念物の藤があり、藤の花の名所としても有名です。毎年4月中旬から美しい薄紫の花が咲き乱れ多くの観光客を魅了しています。藤棚の中から見上げる光景は美しく幻想的で、ふわりと香る藤の匂いにも癒されるでしょう。
また同時期には、藤棚の下でさまざまなイベントが開催されます。華麗な藤の花を眺めながら、お抹茶を味わうことができるほか、模擬店では地元のグルメを堪能することが可能です。写真撮影会も行われるので、美しい藤の花を背景に思い出に残る1枚を残してみてはいかがでしょうか。
竹鼻別院では、歴史ある寺院の美しさとともに、春の風情を楽しむことができます。春の訪れとともに藤の花が織り成す絶景を見に、ぜひ竹鼻別院を訪れてみませんか。
所在地 | 〒501-6241 岐阜県羽島市竹鼻町2802 |
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電話番号 | 058-392-2379 |
アクセス | 名鉄竹鼻線「羽島市役所前駅」下車、徒歩約5分 |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。 |
【東海】三重県のおすすめ絶景スポット
ここでは、三重県の絶景スポットをご紹介します。
三重県は、日本のほぼ中央の太平洋側に位置し、美しい自然景観と豊かな文化が共存する地域です。自然や文化、海山の幸に恵まれていることから、古くから「美し国(うましくに)」といわれてきました。
バリエーション豊かな絶景スポットが数多くあるうえに、歴史的に重要な名所もあります。三重県の自然と文化が織りなす絶景スポットは、訪れる人々を魅了してやみません。
四季折々の美しい花々と幻想的な光の世界 「なばなの里」


三重県桑名市にある「なばなの里」は、四季折々の美しい花々が楽しめる大規模なテーマパークです。
特に冬から春にかけて開催される国内最大級のイルミネーションは、まるで壮大な芸術作品のように美しく、多くの観光客を魅了しています。水上イルミネーションや、全長約200mの光のトンネルなどさまざまなイルミネーションスポットがあり、いろいろな角度からも楽しむことができます。イルミネーションのメインテーマは毎年異なるため、いつ訪れても感動できるでしょう。
ほかにも、SNSで注目を集めているのが国内最大級のスケールを誇る「ベゴニアガーデン」。約5,000鉢の球根ベゴニアをはじめ、世界中から集めた数百種約12,000株の花々が常時栽培・展示されています。まるで絵画の中に足を踏み入れたかのようなベゴニアの花の美しさは、見る人をとりこにすること間違いありません。咲き誇る花々をバックにした記念撮影スペースもあり、その美しい景色はあなたの旅の思い出に色鮮やかな彩りを加えてくれることでしょう。
所在地 | 〒511-1144 三重県桑名市長島町駒江漆畑270 |
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電話番号 | 0594-41-0787 |
アクセス | JR「名古屋駅」下車、名鉄バスセンターより直通バスで約30分 |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。 |
匠の技が織りなす200本以上の梅の饗宴 「鈴鹿の森庭園」

鈴鹿の森庭園は、三重の梅の名所として知られ、日本の伝統園芸文化の一つであるしだれ梅の「仕立て技術」の存続と普及を目的としています。毎年2月中旬~3月下旬に行われる「しだれ梅まつり」では、「呉服(くれは)しだれ」をはじめ、匠の技と歴史が受け継がれた約200本の梅の名木が開花時期に合わせ、一般公開されます。鈴鹿山脈を背景に咲き乱れる梅の花々は、まさに日本の美そのものです。
園内で、ひときわ目を引くのが「天の龍」と「地の龍」と名付けられている呉服しだれです。どちらも樹齢100年以上と推定されており、2024年12月時点で確認されている呉服しだれの中では日本最古といわれています。
ほかにも、園内にある「見晴らし台」は、咲き誇る花々と鈴鹿山脈、さらによく晴れた日には釈迦ケ岳まで一望することができる絶景スポット。また、古くからの手法を取り入れ「梅」を背負った島や山を表現した日本庭園の「見立て」もすばらしく、梅の花と山々が織り成す美しい景色はきっと心を癒してくれることでしょう。
また数年に一度だけ、運が良ければしだれ梅と雪が織りなす貴重な景色に出会えることがあります。真っ白な雪を背景にしだれ梅の紅色が鮮やかに浮き上がる光景は、感動的な美しさです。
※梅の開花状況に応じて夜間のライトアップも行われます。詳しくは公式ホームページでご確認ください。
所在地 | 〒519-0315 三重県鈴鹿市山本町151-2 |
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電話番号 | 059-371-1777 |
アクセス | JR「四日市駅」下車、タクシーで約40分 |
※例年、臨時バス(期間限定)が運行しております(JR四日市駅発着、近鉄四日市駅経由)。詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。 |
60の島々と美しいリアス式海岸を望む 「横山展望台」

横山展望台では、英虞湾(あごわん)の美しい景色を一望でき、日本有数のリアス海岸美を誇る絶景を眺めることができます。
眼前には四季折々の美しい景色が広がり、春は桜、秋には島々を美しく染める紅葉など季節によって違う景色を楽しむことができます。特におすすめなのは日の出で、朝日が英虞湾を照らす幻想的な風景は息をのむほどの美しさです(※時期によっては英虞湾から昇る朝日が見られないこともあります)。
複数ある展望デッキは整備された遊歩道でつながっており、景色を堪能しながら山歩きを楽しめます。ぜひ、自然の美しさをゆっくりと感じながら、心癒されるひとときをお過ごしください。
※照明のある場所が限られており危険ですので、夜間の利用はご遠慮ください。早朝に訪れる際は、懐中電灯等を用意し、自身で安全の確保をお願いいたします。
所在地 | 〒517-0501 三重県志摩市阿児町鵜方875-20 |
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電話番号 | 0599-44-0567(横山ビジターセンター) |
アクセス | 近鉄「鵜方駅」下車、徒歩約40分、またはタクシーで約15分 |
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。 |
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まとめ
今回は、関東・東海エリアの絶景スポット30カ所を厳選してご紹介しました。都会的な絶景スポットから、山や海、湖など、自然の美しさを堪能できる絶景スポットまで、癒しと感動を与えてくれるスポットばかりです。非日常の中で心身ともに癒される旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
※情報は2025年2月現在のものです。
※最新情報は各施設へお問合せください。
※画像は全てイメージです。
編集:JR東海ツアーズ