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JR東海沿線のご当地グルメ
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人形焼
カステラ生地にあんこなどの具を入れて焼いた和菓子の一種。発祥は…
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深大寺そば
東京都調布市にある深大寺周辺に伝わるそば。土地が米の生産に…
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佃煮
小魚や小エビ、貝などを醤油と砂糖で甘辛く煮付けた、ごはんのお供…
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江戸前寿司
冷蔵庫のない江戸時代、寿司といえば箱ずし・巻きずし・棒ずしが…
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もんじゃ焼き
小麦粉にソースなどの調味料、具材を混ぜ込み鉄板で調理する…
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ちゃんこ鍋
栄養バランスがよく力士の体つくりには欠かせないちゃんこ鍋…
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深川めし
あさりやはまぐり、ねぎ、油揚げ、野菜などを味噌で煮込み、ご飯に…
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東京都への
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よこすか海軍カレー
明治初期、軍人たちは「脚気」によって命を落とすことが多く、深刻な…
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サンマー麺
神奈川県のご当地ラーメン。よく誤解されますが秋刀魚は入って…
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葉山牛
三浦半島で生産されている大変希少な黒毛和牛です。加熱したお米や…
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三崎マグロ
三浦半島の南端、「マグロの町」として知られる三崎は古くから…
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生しらす丼
しらす丼といえば、釜揚げやちりめんをご飯にのせたものが一般的ですが…
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そば
古くから温泉街としてにぎわいをみせてきた箱根温泉街。自然豊かな…
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かまぼこ
海に近い小田原では、昔から多くの魚介類に恵まれていました…
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神奈川県への
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富士宮やきそば
富士宮やきそば専用の麺を肉かす、キャベツなどの野菜と共に鉄板で…
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浜松餃子
浜松に3年以上在住しており浜松市内で製造されている事が浜松餃子の…
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桜えび
実は貴重な桜えび。日本で漁獲が認められているのは駿河湾だけです…
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抹茶スイーツ
鮮やかな緑色が美しい「抹茶」を使用した「抹茶スイーツ」。和菓子や…
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金目鯛の煮付け
色鮮やかな赤色の魚体に金色の目が輝く、伊豆を代表する魚「金目鯛」…
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うなぎの蒲焼き
農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」に選ばれたうなぎの蒲焼き…
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静岡おでん
地元では「しぞーかおでん」と呼ばれ、大正時代から庶民の味として…
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静岡県への
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豊橋カレーうどん
愛知県豊橋市でしか食べることができないご当地グルメ。特徴は、うずら…
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ひつまぶし
うなぎの蒲焼きを細かく刻んでご飯の上にのせた名古屋の名物…
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天むす
天むす(てんむす)とは、名古屋めしの一つとして知られる海老の天ぷら…
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モーニング
愛知県の朝ごはんとして有名なモーニングとは、ドリンクを注文すると…
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きしめん
愛知県内全域で食べられる県民のソウルフード「きしめん」。厚さ1mm…
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タコ
伊勢湾・三河湾はタコの好漁場です。川が運んでくる山々からの栄養…
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ふぐ
国内屈指の「天然とらふぐ」の漁獲量を誇る愛知県。餌となるプラン…
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愛知県への
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伊勢海老
古くから伊勢志摩地方の名産で、古書にも「此の海老、伊勢より来る故…
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四日市とんてき
分厚い豚肉をにんにくと一緒に濃い目のたれでソテーし、たっぷりの…
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津ぎょうざ
学校給食が発祥の津市のご当地グルメ。その特徴はインパクトのある…
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はまぐり・牡蠣
はまぐりの一大生産地である三重県桑名。現地で食べる名物焼きはまぐり…
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松阪牛
松阪牛(まつさかうし)は、様々な条件をクリアして名乗ることのできる…
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てこね寿司
てこね寿司は、志摩地方の漁師が漁に出る際、忙しい合間に手軽に…
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伊勢うどん
伊勢うどんは、たまり醤油に鰹節やいりこ、昆布などの出汁を加えた濃厚…
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三重県への
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五平餅
中部地方の山間部に伝わる郷土料理の「五平餅」。お米(うるち米)を…
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朴葉味噌焼き
枯朴葉の上に味噌をのせて焼いて食べる、飛騨高山地方に伝わる郷土料理…
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漬物ステーキ
岐阜県飛騨地方の郷土料理。厳しい冬で凍りついてしまった漬物を…
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栗きんとん
東濃地域は「栗菓子の里」と呼ばれおり、その代表格が「栗きんとん」…
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飛騨牛
岐阜県の豊かな自然のなかで、優れた技術をもつ生産者たちに…
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鮎料理
清流のシンボルとされる鮎が生息する長良川。1300年も続く…
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鶏ちゃん焼き
鶏ちゃん焼きとは下呂市や郡上市を中心とした郷土料理で、”けい”ちゃん…
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岐阜県への
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赤こんにゃく
滋賀県近江八幡に伝わる赤こんにゃくは、こんにゃく芋を三二酸化鉄と…
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丁稚羊羹
丁稚羊羹は近畿地方で食べられる和菓子で、滋賀県の特産品としても…
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近江ちゃんぽん
ちゃんぽんといえば長崎が有名ですが、“ご当地ちゃんぽん”が各地に…
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近江牛
圧倒的な歴史をほこる近江牛。およそ400年以上から牛肉の産地として…
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鮒ずし
鮒ずしはフナを使った「なれ寿司」のひとつで滋賀県に伝わる郷土料理…
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焼鯖そうめん
長浜市には、農家に嫁いだ娘のもとへ、娘を案じる親が焼鯖を届ける…
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セタシジミご飯
絶品の旨味。琵琶湖のシジミご飯を食べてみませんか。シジミは…
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滋賀県への
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鱧料理
京都の夏を涼しげに彩る鱧(はも)料理。鱧は生命力がある魚なので…
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湯豆腐
京都の美食を語るうえで外せない「湯豆腐」。もとは南禅寺の茶屋料理…
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西京漬
京都名産の西京味噌に、旬の魚や肉の切り身などを漬け込んでつくる…
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おばんざい
おばんざいとは京都の各家庭で代々受け継いできた家庭料理のこと…
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宇治金時
夏の風物詩であるかき氷のトッピングに用いられ、人気が高い…
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くずきり
つるつるとして、弾力のある歯ごたえが楽しめるくずきり。京都祇園の…
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にしんそば
海から遠い京都市内では、江戸時代北前船で運ばれた北海道産の「身欠きにしん」…
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京都府への
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ちりとり鍋
大阪が発祥といわれている「ちりとり鍋」。ホルモンと山盛りになった…
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いか焼き
いかを串に刺して焼いた「姿焼き」を思い浮かべると思いますが、大阪で…
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うどんすき
大阪で200年以上も続く老舗料亭で生まれた郷土料理のひとつ。だし汁で…
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箱寿司
大阪発祥の寿司で、木型にえび、魚の切り身など、酢で味付けした…
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たこ焼き
「たこ焼き」は大阪府西成区で昭和10年に生まれた比較的新しい…
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串カツ
二度づけ禁止!で知られる大阪下町の名物が串カツです。串カツの…
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どて焼き
どて焼きは、牛のスジ肉を味噌やみりんで時間をかけて煮込んだ…
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大阪府への
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茶粥
西日本に広く伝わる家庭料理ですが、奈良ではその歴史は特に古く…
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奈良漬
奈良を代表するお漬物。その歴史は古く、奈良時代にはすでに作られて…
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天理ラーメン
「天理ラーメン」とは、奈良県天理市を中心としたご当地ラーメン。主に…
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三輪そうめん
三輪そうめんの歴史は古く、今から1200年以上前に大和の中央に…
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わらび餅
「わらび餅」は、わらび粉に水や砂糖を加えて加熱しながら混ぜ…
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柿の葉寿司
「柿の葉寿司」は、塩で締めた鯖、鮭などの魚の切身を酢飯にのせて…
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奈良茶飯
奈良茶飯は、米と、炒った大豆や小豆、穀物、季節の野菜などを入れ…
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奈良県への
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その他おすすめ旅行プラン
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豊橋 豊橋カレーうどん
愛知県豊橋市でしか食べることができないご当地グルメ。特徴は、うずらの卵と紅しょうがなどがトッピングされたカレーうどんの下にとろろごはんが入っていること。器の底へ箸をさして混ぜないようにしながらカレーうどんを食べ進めるとその下から「とろろがのったごはん」が出てくるので、カレーとからめて二度目の味を楽しむことができます。
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名古屋 ひつまぶし
うなぎの蒲焼きを細かく刻んでご飯の上にのせた名古屋の名物「ひつまぶし」。ご飯を入れてる木の器(おひつ)でうなぎをまぜる(まぶす)ことがその名の語源だといわれています。おひつからお茶碗に取り分ける食べ方が主流で、一杯目はそのままいただき、二杯目はネギやわさびなどの薬味をのせて、三杯目はお茶漬けにしてさっぱりと。三つの味を一度で美味しく召し上がれます。
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名古屋 天むす
天むす(てんむす)とは、名古屋めしの一つとして知られる海老の天ぷらを具にしたおにぎりのこと。ぷりっぷり食感の海老が黄金色の衣に包まれ、ご飯との相性も抜群です。一般的なおにぎりよりもサイズが小さいものが多く、おやつとしてや小腹が空いたときに食べられる手軽さも人気です。
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名古屋・一宮 モーニング
愛知県の朝ごはんとして有名なモーニングとは、ドリンクを注文すると、トーストやゆでたまごなどが付いてくるサービスです。おにぎりにみそ汁、おかゆなどのサービスがあるお店などバラエティ豊富で、モーニング巡りも楽しみの1つです。
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全域 きしめん
愛知県内全域で食べられる県民のソウルフード「きしめん」。厚さ1mm・幅が7〜8mmほどの平たいうどんで、うどんよりも味が染み込みやすく、しっかりした味つけを好む愛知県民のあいだで浸透したと言われています。県内には「きしめん普及委員会」が発足するほど愛知県の名物になっています。うどん同様、「カレーきしめん」や「味噌煮込みきしめん」など様々な食べ方があり、新幹線のホームや駅近のお店などで、気軽に本格きしめんをお楽しみいただけます。
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日間賀島 タコ
伊勢湾・三河湾はタコの好漁場です。川が運んでくる山々からの栄養分が豊富で、タコが好むアサリやカニなどの甲殻類が多く生息します。それらを食べて育ったタコは、しっかりした甘みのある上質な身に育ちます。ここで捕れたタコは、茹で上げても固くならず、噛むほどに旨味が口の中に広がり、プリプリの食感を堪能できます。刺し身や唐揚げ、タコ飯にしても美味しくいただけます。
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日間賀島 ふぐ
国内屈指の「天然とらふぐ」の漁獲量を誇る愛知県。餌となるプランクトンや小魚が豊富な伊勢湾口は産卵場のひとつで、大切なふぐは、魚体を傷つけないよう延縄漁で丁寧に水揚げされます。筋肉質の身は「てっさ(ふぐ刺し)」が絶品で、お皿が透けるほどの薄さなのに、歯ごたえがよく噛むほどに旨味が広がります。白身魚とは思えないほどふっくら柔らかい「唐揚げ」や、弾力がたまらない「てっちり(ふぐ鍋)」も最高の味わいです。ふぐ漁は10月に解禁され、3月までおいしく食べられます。
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富士宮 富士宮やきそば
富士宮やきそば専用の麺を肉かす、キャベツなどの野菜と共に鉄板で炒め仕上げに削り粉をふりかけるやきそばで、古くから富士宮市で食べられてきた郷土料理です。もちもちしてコシが強く噛み応えのある麺が特徴で、近年では郷土料理としてだけでなく「B級グルメ」として紹介される事も多くなっています。
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浜松 浜松餃子
浜松に3年以上在住しており浜松市内で製造されている事が浜松餃子の条件となっています。キャベツや白菜などの野菜をふんだんに使用するため、臭みがなく優しい味わいです。餃子を円形で焼いて、付け合せとして茹でもやしを添えるのが王道スタイルです。
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静岡・焼津 桜えび
実は貴重な桜えび。日本で漁獲が認められているのは駿河湾だけです。桜えび漁は年に2回、3月下旬~6月初旬、10月下旬~12月下旬と時期は限られますが、水揚げされた桜えびは、翌朝新鮮な状態で出荷されるので、新鮮な生の桜えびを味わうことができます。乾物とはまったく異なる身の大きさや甘みの強さの生桜えびを是非お召し上がりください。
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全域 抹茶スイーツ
鮮やかな緑色が美しい「抹茶」を使用した「抹茶スイーツ」。和菓子や洋菓子・氷菓など種類も豊富で、スイーツ好きな方だけでなく幅広い年代の方に人気です。独特の渋みや苦味・芳醇な香りと甘みが見事に調和した美味しさに自然と笑顔になるでしょう。お茶の里として全国に知れ渡る静岡でいただく味わいは、広がる茶畑を想像させる美味しさです。
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伊豆 金目鯛の煮付け
色鮮やかな赤色の魚体に金色の目が輝く、伊豆を代表する魚「金目鯛」。高級魚として知られる金目鯛は、白身魚でありながら上質な脂がのり、身がやわらかいのが特徴です。刺し身や焼き魚も美味しいのですが、金目鯛といえば煮付けがおすすめです。煮付けにすると上品な脂とやわらかな身を味わえ、季節を問わず楽しむことができます。身がやわらかく小骨も少ない魚なので、お子様からお年寄りまで安心して美味しく食べられます。
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三島・浜松 うなぎの蒲焼き
農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」に選ばれたうなぎの蒲焼き。豊富な水量と温暖な気候の静岡県は、国内でも有数のうなぎの産地です。うなぎはビタミンが豊富で栄養満点のスタミナ食ですが、実は低カロリーでコラーゲンもたっぷり含んでいるので、美容の面でも優れた食材なのです。脂がのったふかふかの身に、特製のタレで焼き上げた蒲焼きを、熱々のご飯にのせたうな重は絶品です。
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静岡 静岡おでん
地元では「しぞーかおでん」と呼ばれ、大正時代から庶民の味として親しまれてきました。牛すじをメインに濃い口の醤油で煮込むことから見た目は黒いですが、実際はそれほど辛くなく、継ぎ足して作る出汁のうま味が染み込んでいます。また一本一本のタネが串に刺さっており「だし粉」と呼ばれる魚粉をかけて食べるのが特徴のひとつです。魚を骨ごとすり潰して作る黒ハンペン、出汁をたっぷり吸い込んだ牛すじなど旨味溢れるタネが沢山揃います。
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横須賀 よこすか海軍カレー
明治初期、軍人たちは「脚気」によって命を落とすことが多く、深刻な問題となっていました。当時の海軍軍医がたんぱく質やビタミンB1不足であることを突き止め、イギリス海軍を参考にカレーを取り入れます。その当時のレシピをもとに、現代に復元したカレーが「よこすか海軍カレー」として地元に愛されています。
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全域 サンマー麺
神奈川県のご当地ラーメン。よく誤解されますが秋刀魚は入っていません。漢字で「生馬麺」と書きます。生(サン)は「新鮮でしゃきしゃきした」、 馬(マー)は「上に載せる」と言う意味で、もやしや白菜、人参などの野菜をシャキッと手早く炒め、とろみを付けてコクのある具に仕上げるのが特徴。旨味たっぷりのスープとあんかけが食欲をそそる、ボリュームのある一品です。
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葉山 葉山牛
三浦半島で生産されている大変希少な黒毛和牛です。加熱したお米や豆腐粕などの穀類を自家製で配合したこだわりの飼料を与えることで、肉に甘みと無駄のない脂肪を加えています。良質な環境で一頭一頭こだわりを持って作られたその味は絶妙な旨味と溶けるような舌ざわりを生み出します。
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三崎 三崎マグロ
三浦半島の南端、「マグロの町」として知られる三崎は古くから遠洋漁業の基地として栄えてきました。メバチマグロ・クロマグロ・インドマグロ等、世界各地で獲れたマグロは船上で急速冷凍することで、鮮度を保ったまま帰港します。市場に並ぶマグロはどれも脂が乗っておりその質の高さが窺え、様々なマグロを食べ比べる事ができるのも三崎ならではと言えるでしょう。
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湘南 生しらす丼
しらす丼といえば、釜揚げやちりめんをご飯にのせたものが一般的ですが、神奈川はしらす漁が盛んなため、1月から3月ごろの禁漁期間を除けば、生のしらすを新鮮な状態で食すことができます。艶やかに輝く透明な生のしらすを、熱々のご飯にのせて海苔・ネギなどの薬味を散らせば、海の香りが漂う贅沢などんぶりが出来上がります。産地で食べてこその醍醐味を是非味わってください。
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箱根 そば
古くから温泉街としてにぎわいをみせてきた箱根温泉街。自然豊かな箱根では、「金太郎伝説」で知られる金時山の伏流水など、そばの味を左右するとも言われる上質な水が豊富に湧き出ています。ここの名水で打つ蕎麦は別格の味わいで、ご当地グルメとして多くの観光客から人気を集めています。十割そばや自然薯入りそばなど多彩な味が楽しめるだけでなく、お店の雰囲気も様々です。箱根の名水が作りだす滋味深いそばを味わいに行きませんか。
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小田原 かまぼこ
海に近い小田原では、昔から多くの魚介類に恵まれていました。この魚の保存利用として誕生したのがかまぼこです。江戸時代に東海道の宿場町として栄えた小田原で、箱根を越える旅人や湯治客のため食膳用に製造され普及したとも言われています。小田原かまぼこのコシのある食感やなめらかな舌触り、魚本来の味わいをぜひお楽しみください。ここでの食べ歩きや、かまぼこ作り体験をするのも楽しみのひとつです。
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浅草・人形町 人形焼
カステラ生地にあんこなどの具を入れて焼いた和菓子の一種。発祥は日本橋人形町であるとされており、人形町で売られていることから「人形焼」の名称になったとされています。あんこの甘い香りと、焼けたカステラ生地から漂う香ばしい小麦の風味を感じることができます。
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調布 深大寺そば
東京都調布市にある深大寺周辺に伝わるそば。土地が米の生産に向かなかったため、蕎麦を作って蕎麦粉を深大寺に献上。 それをお寺が蕎麦として打ち、来客をもてなしたのが始まりとされています。江戸後期には知名度が上がり、文人や墨客にも愛されるようになりました。今ではお寺の周辺には20店舗ほど蕎麦屋が立ち並び、店舗ごとにこだわりの製法でつくられています。
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佃 佃煮
小魚や小エビ、貝などを醤油と砂糖で甘辛く煮付けた、ごはんのお供。徳川家康が江戸幕府を開く際、摂津国佃村(現在の大阪市西淀川区佃)の漁民を隅田川河口の小島(現在の東京都中央区佃)に住まわせ、彼らが作り出した保存食がその始まりと言われています。食材をまるごと食べられるので、さまざまな栄養素を摂ることができます。
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全域 江戸前寿司
冷蔵庫のない江戸時代、箱ずし・巻きずし・棒ずしが作られるようになり、握りずしが誕生するまでは、寿司といえば箱ずしが主流でした。握りずしは、江戸時代後期に華屋与兵衛(はなや よへえ)という料理人が生み出したと言われています。当時の握りずしは屋台で売られており、客の目の前で握る安くて早い庶民的な食べ物でした。江戸前寿司の代表的なネタは、コハダや鯖などを〆たもの、煮穴子や蒸しエビなどの火を通したものがあります。職人の技と味をぜひお楽しみください。
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月島 もんじゃ焼き
小麦粉にソースなどの調味料、具材を混ぜ込み鉄板で調理する料理です。鉄板に流し込んだ具材を、コテで押さえつけて焼きながら食べるのが一般的で、外側はパリッと押さえつけが弱い部分はトロっとした食感を楽しむことができます。もともとはおやつとして食べられてきたもので、焼く際にゆるめの生地で文字を書いて遊んだことから「文字焼き」と呼ばれ、それが「もんじゃ焼き」となったと言われています。
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両国 ちゃんこ鍋
栄養バランスがよく力士の体つくりには欠かせないちゃんこ鍋。「ちゃんこ」とは力士の食事全体のことを指し、その中でも力士が作る鍋のことを「ちゃんこ鍋」と呼びます。実は昔”手をつかない=負けない”ということで二本足の鶏の肉や出汁をベースとしたちゃんこ鍋が多かったのですが、今は牛や豚などを使った様々な味付けを楽しむことができます。大相撲が開催される両国国技館の両国周辺には元力士が営む名店などが数多くひしめきあいます。
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深川 深川丼
あさりやはまぐり、ねぎ、油揚げ、野菜などを味噌で煮込み、ご飯にぶっかけたどんぶりを「深川丼」といいます。船上で食べられる賄い飯として、江戸深川の漁師たちが作りはじめたことがルーツとされています。また、屋台や一膳飯屋でも出される手軽で簡単な食事として、庶民の味としても親しまれてきました。現在も清澄白河や門前仲町周辺で、深川丼を提供する料理店が多く存在します。下町情緒に触れながら、どうぞ一度お召し上がりください。
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飛騨 五平餅
中部地方の山間部に伝わる郷土料理の「五平餅」。お米(うるち米)を潰して餅のような状態にしたものを平たくして串に刺し、味噌ダレをつけて焼き上げて食べます。平たい楕円形をしたわらじのような形が一般的ですが、だんごを平たくした形などバリエーションは豊富。米が貴重だった江戸時代中期頃は祭りや祝いの席などで食べていましたが、いまでは手軽な軽食として、特に観光時の食べ歩きグルメとして人気があります。
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飛騨 朴葉味噌焼き
枯朴葉の上に味噌をのせて焼いて食べる、飛騨高山地方に伝わる郷土料理。朴(ホオノキ)の葉は比較的火に強く、食材をのせるのにちょうどよい大きさなため、お皿のように使って火を通すなど調理用具に活用してきました。本来は味噌と刻んだねぎを朴葉の上で焼きながら食べる素朴な料理でしたが、今では飛騨牛やきのこなどと一緒に焼くことも多く、一層味わい深くなっています。
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飛騨 漬物ステーキ
岐阜県飛騨地方の郷土料理。厳しい冬で凍りついてしまった漬物を解かすため、囲炉裏で朴葉に載せて焼いて食べたのがはじまりとされています。生卵を混ぜて半熟で食べたり、味噌や醤油で味付けされた漬物は、通常の漬物とはひと味もふた味も違い、香ばしさと甘みが増して食がすすみます。飛騨地方の居酒屋では人気の定番メニューです。
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東濃(恵那、中津川など) 栗きんとん
東濃地域は「栗菓子の里」と呼ばれおり、その代表格が「栗きんとん」です。おせち料理に入っている栗きんとんとは違い、茹でて裏ごしをした栗に砂糖を加えて炊き、茶巾絞りの形にした程よい甘みのある郷土料理です。お店ごとに甘さや形が違うので、さまざまな栗きんとんを味わえます。栗の収穫が始まる9月から1月までに販売されます。しっとりとした甘さの高級和菓子をご賞味ください。
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飛騨 飛騨牛
岐阜県の豊かな自然のなかで、優れた技術をもつ生産者たちに、愛情を込めて育てられた「飛騨牛」。肉質はきめ細やかで、とてもやわらかいのが特徴です。美しい霜降りは口の中でとろけ芳醇な香りと味わいを楽しめます。そんな飛騨牛をステーキ・しゃぶしゃぶ・寿司などの料理で堪能してみませんか。飛騨牛カレーや飛騨牛ジャーキーなどお土産も充実しています。
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長良川 鮎料理
清流のシンボルとされる鮎が生息する長良川。1300年も続く伝統的な鮎漁である鵜飼が行われるのも納得です。そんな美しい水の中で育った鮎は、甘みがあり旨味も存分に味わえます。定番の鮎の塩焼きから天ぷら、炊き込みご飯などを楽しむことができます。さらに若鮎や成魚、子持ち鮎などシーズンによって色々な楽しみ方があり、お土産には、お酒のおつまみとして最適なうるかや鮎の形をした和菓子も人気です。
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下呂・郡上など 鶏ちゃん焼き
鶏ちゃん焼きとは下呂市や郡上市を中心とした郷土料理で、”けい”ちゃんと呼びます。鶏ちゃん焼きは、しょうゆや味噌をベースとしたタレで味付けされた鶏肉をキャベツなどと一緒に焼いて食べるのが一般的とされていますが、お店や家庭によって様々にアレンジされた味付けが魅力の一つです。現地でご自身のお好みに合う鶏ちゃんを見つけてみてはいかがでしょうか。
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近江八幡 赤こんにゃく
滋賀県近江八幡に伝わる赤こんにゃくは、こんにゃく芋を三二酸化鉄という成分で赤色に色付けしたものです。なぜこんにゃくが赤いのかということについては諸説ありますが、由来や起源を示す史料は残されていません。華やかなものが好きだった織田信長がこんにゃくまで赤く染めさせたという説もあります。一般的なこんにゃくよりもキメが細かく、むっちりとした歯ごたえが特徴で、こんにゃく特有のにおいが少ないためお刺身で食べるものもおすすめです。
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全域 丁稚羊羹
丁稚羊羹は近畿地方で食べられる和菓子で、滋賀県の特産品としても知られています。練り羊羹をつくる際、海のない滋賀県(近江)では手に入れることが難しい寒天のかわりに、小麦粉をつなぎに使用したといわれています。小豆のこし餡に小麦粉を混ぜたあん生地を竹皮で包んで蒸し固めます。ほんのり漂う竹皮の香りともちもちとした触感、そして懐かしさを感じる素朴な甘さが特徴です。
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全域 近江ちゃんぽん
ちゃんぽんといえば長崎が有名ですが、“ご当地ちゃんぽん”が各地に存在します。『近江ちゃんぽん』もそのひとつで、半世紀以上前に誕生して以来、彦根を中心に滋賀県全域に定着し、「滋賀県民のソウルフード」と呼ばれるほどの存在感を放っています。『長崎ちゃんぽん』が鶏ガラやトンコツを使ってスープを取るのに対し、『近江ちゃんぽん』は、削り節と昆布がベース。中華麺を使っていることや、具材が野菜と豚肉のみで海鮮を入れていない点もオリジナルです。
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近江 近江牛
圧倒的な歴史をほこる近江牛。400年以上前から牛肉の産地として知られていました。そんな歴史ある近江牛は、霜降りの肉質がきめ細かく、脂はあっさりと甘いのが特徴。口に入れた瞬間にとろけるほどおいしいと言われる理由は、豊かな自然環境とミネラル豊富な水に恵まれている滋賀県だから。近江商人もすすめたブランド和牛。近江牛本来の味がたのしめるしゃぶしゃぶなんかはいかがでしょうか。
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琵琶湖周辺 鮒ずし
鮒ずしはフナを使った「なれ寿司」のひとつで滋賀県に伝わる郷土料理です。琵琶湖に生息するニグロブナと呼ばれる大型のフナの卵巣以外の内蔵を取り除き、そこに塩を詰め込み3ヶ月ほど漬け込みます。その後フナを洗い、ご飯に塩を混ぜたものを詰め、数ヶ月〜2年ほど漬け込んでから食べます。なんとも手間ひまのかかった料理です。鮒ずしは発酵食品独特の強烈な発酵臭と酸味がありますが、食べ慣れると病みつきになります。
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長浜 焼鯖そうめん
長浜市には、農家に嫁いだ娘のもとへ、娘を案じる親が焼鯖を届ける「五月見舞い」という習慣がありました。その焼鯖とそうめんを炊き合わせて作られたのが「焼鯖そうめん」。焼鯖をしょう油や砂糖などで甘辛く煮て、その煮汁にそうめんを絡めた料理です。農繁期に気軽に作って食べられ、また客をもてなす料理としても伝えられてきました。
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大津 セタシジミご飯
絶品の旨味。琵琶湖のシジミご飯を食べてみませんか。シジミは、マシジミ(関東周辺)、セタシジミ(琵琶湖)、ヤマトシジミ(山陰)の3種類があります。淡水で育つためクセが少なく、風味がよくコクがあります。セタシジミの旨味がたっぷり染み込んだご飯は最高の味わいです。
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全域 伊勢海老
古くから伊勢志摩地方の名産で、古書にも「此の海老、伊勢より来る故、伊勢海老と号す」と記載されています。複雑に入り組んだリアス式海岸は栄養が豊富なため、美味しい伊勢海老が育つといわれています。伊勢海老は茹でる・姿焼き・刺し身など様々に調理でき、身を食べたあとの殻は、濃厚な出汁をとることもできます。
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四日市 四日市とんてき
分厚い豚肉をにんにくと一緒に濃い目のたれでソテーし、たっぷりのキャベツの千切りをそえた料理。戦後間もない頃、中華料理店や肉料理専門店から広がり、今では四日市市内や 周辺地域に広がりました。調理法や味付けは、お店によって様々。スタミナ抜群のB級グルメとして全国的にも人気を集めています。
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津 津ぎょうざ
学校給食が発祥の津市のご当地グルメ。その特徴はインパクトのある超巨大なサイズ。子供たちの栄養・満足感を考えて作られた給食メニューであるため、中身がたっぷりの大きい揚げ餃子になりました。津ぎょうざの定義は「直径15cmの皮を使用していること」「揚げ餃子であること」。外の皮がカリっとしていて、中身の具がジューシーなのがおいしさの秘密です。
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桑名・伊勢志摩 はまぐり・牡蠣
はまぐりの一大生産地である三重県桑名。現地で食べる名物焼きはまぐりは何もつけなくても絶品で、江戸時代から愛されているシンプルな食べ方です。他にもお吸い物などもおすすめです。そして三重は牡蠣の産地としても有名。濃厚でクリーミー、大きく肉厚な牡蠣を牡蠣小屋で味わえるのが魅力です。特にオススメなのは海のミルクと呼ばれるブランド牡蠣の的矢かきで、特別な洗浄で安心して生ガキを食することができます。
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松阪 松阪牛
松阪牛(まつさかうし)は、様々な条件をクリアして名乗ることのできるブランド牛です。甘く上品な香りと美しい霜降りが特徴で、食感はとろけるような舌触り。手のひらに乗せたただけでも上質な脂が溶け出すと言われています。食べ方はステーキや焼き肉などで脂の香りを味わうのも絶品ですが、肉寿司として食べるのも贅沢です。噛めば噛むほど旨味が溢れでてとってもジューシーです。
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伊勢志摩 てこね寿司
てこね寿司は、志摩地方の漁師が漁に出る際、忙しい合間に手軽に食べられる食事として作られました。ぶつ切りのかつおと調味料を酢飯にのせ、手でこねて混ぜたのが始まりと言われています。海女達の間でも、食事の準備に手間がかからず、簡単に食べられ栄養価が高い料理として定着しました。現在でも三重県では、宴会の席などで食べられています。
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伊勢 伊勢うどん
伊勢うどんは、たまり醤油に鰹節やいりこ、昆布などの出汁を加えた濃厚で黒いつゆに、1時間ほど軟らかく煮た極太の緬を絡めて食べるうどんで、シンプルに食べるのが特徴。江戸時代以前から伊勢周辺の農民が食べていたといわれています。やがてお伊勢参りの参拝客にこのうどんを振舞う店が出るようになり、今では伊勢の名物として定着しました。
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全域 鱧料理
京都の夏を涼しげに彩る鱧(はも)料理。鱧は生命力がある魚なので、輸送技術が発達していなかった時代でも内陸の京都まで生きたまま輸送できたといわれています。その生命力にあやかり、脂が乗り始めた鱧を夏の時期に食べるようになりました。湯引きして身が白い花のように開く鱧を梅肉醤油やからし酢味噌をつけて食したり、照り焼きや牡丹鱧(吸い物)、寿司などにするなどその調理法はさまざまです。
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全域 湯豆腐
京都の美食を語るうえで外せない「湯豆腐」。もとは南禅寺の茶屋料理として振る舞われていたのが始まりで、なめらかな食感と豊かな風味は誰もが情緒を感じることのできる絶品グルメです。京都の名水を使っているからこその美味であることも忘れてはいけません。お店によって使用する大豆や、昆布だしのとり方にも違いが見られ、自分だけのお気に入りを探すのもおすすめです。
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全域 西京漬
京都名産の西京味噌に、旬の魚や肉の切り身などを漬け込んでつくる、京都の伝統料理。海から遠い京都で魚を美味しく食べるために編み出された料理法です。西京漬に使われる西京味噌は関西地方の白味噌で、味噌漬けにしたときに魚の色がそのまま活かされるので見た目も美味しそうに映ります。また普通の味噌に比べると塩分が控えめでヘルシーなのも嬉しいところ。
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全域 おばんざい
おばんざいとは京都の各家庭で代々受け継いできた家庭料理のことを言います。したがっておばんざいとは特定の料理を指すわけではありません。そして家庭料理と言ってもそこには京都ならではの素材や知恵が詰め込まれています。聖護院だいこんや賀茂なすなどに代表されるその時の旬な京野菜をつかって、和え物・煮物、揚げびたしなど飽きがこないようなシンプルな味付けで仕上げます。
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京都市、山城地域 宇治金時
夏の風物詩であるかき氷のトッピングに用いられ、人気が高い宇治金時は、古くから人々に親しまれている和のスイーツの一つです。宇治金時は「宇治」と「金時」のふたつの言葉をあわせた名称です。「宇治」は最高級の茶である宇治茶から由来しており、「金時」はかき氷のトッピングの小豆や餡のことを指しています。器に盛ったかき氷に小倉あんと抹茶のシロップをかけて食べるのが一般的で、京都市をはじめ、府内のカフェなどで提供されています。
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祇園 くずきり
つるつるとして、弾力のある歯ごたえが楽しめるくずきり。京都祇園の老舗和菓子店が発祥とされており、戦後期の食事のデザートして振る舞われていたとのことです。くずきりとは葛という植物の根のデンプン質から作りられているため、シンプルな味ですが、黒蜜をかけて食べるのが一番のおすすめです。夏に涼を味わう甘味として知られるくずきりですが、京都では季節を問わずいつでも食べることができます。
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京都市 にしんそば
海から遠い京都市内では、江戸時代北前船で運ばれた北海道産の「身欠きにしん」などの干物が貴重なタンパク源でした。これをなんとか蕎麦と合わせることは出来ないかと考えられ、試行錯誤のうち作られたのが「にしんそば」です。京都ならではの上品なお出汁のきいた蕎麦に、何日も時間をかけて骨まで柔らかくなるよう煮含めた「にしん」の甘露煮をのせて食します。甘辛いにしんの身が淡泊な味わいの蕎麦とよく合って、上品な味わいをお楽しみいただけます。
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全域 茶粥
西日本に広く伝わる家庭料理ですが、奈良ではその歴史は特に古く、1,200年あるいはそれ以上前から「茶粥」が食べられていたという記述が残っています。日本茶(主にほうじ茶)を炊き出し、茶袋を引き上げて米を入れるという至ってシンプルな作り方。店によって香りや味わいの特徴が異なり、それぞれに工夫をこらした茶粥を楽しむことができます。
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全域 奈良漬
奈良を代表するお漬物。その歴史は古く、奈良時代にはすでに作られていた記録が残っています。現在の奈良漬は、室町時代にはじまった清酒造りの途中、その酒粕に野菜を漬け込んだものがはじまりとされています。塩漬けした瓜・きゅうり・すいかなどを酒粕に漬け込み、何度も新しい酒粕に漬け変えることでふんわり香るお酒の匂いと独特の食感、口の中に広がる旨みと甘さがたまらない逸品です。
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天理 天理ラーメン
「天理ラーメン」とは、奈良県天理市を中心としたご当地ラーメン。主に使用される具材は白菜・豚肉・ニラなど、いわゆる「スタミナ系」と呼ばれるラーメンです。ボリューム感のあるものが多く、濃厚でこってりとした味が人気です。辛さの中にも肉や野菜の旨味がたっぷり滲み出た味付けは、ヤミツキになる人も多い一品です。
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桜井 三輪そうめん
三輪そうめんの歴史は古く、今から1200年以上前に大和の中央にある三輪地域にて作り始められたことが起源とされ、ここで作られるそうめんを「三輪そうめん」と呼んでいます。豊かな三輪の自然と風土を最大限に生かして作られた三輪そうめんは、なめらかでコシが強く、茹でたあとも延びにくいのが特徴です。夏は季節の具をのせた冷やし素麺で、冬は温かいにゅうめんとして、年間を通して食べる食文化が根付いています。
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全域 わらび餅
「わらび餅」は、わらび粉に水や砂糖を加えて加熱しながら混ぜ、冷やして固めた和菓子です。奈良はわらび餅の原料であるわらび粉の名産地。季節を問わず、年間を通して主におやつとして食べられており、特に春から夏にかけてよく食べられています。極上の食感を生み出すため、丁寧に練り上げるわらびもちは、もちもちとして、とろけるような味わいです。
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吉野地域 柿の葉寿司
「柿の葉寿司」は、塩で締めた鯖、鮭などの魚の切身を酢飯にのせて柿の葉で包んだ押し寿司で、奈良県吉野地方の郷土料理です。柿の葉はタンニンが多く、腐敗防止、抗菌作用によって寿司を長持ちさせる効果があります。また作ってから一晩おくことで、柿の葉の香りと魚の旨みが酢飯に移り、独特の風味が出て美味しくいただくことが出来ます。多くの飲食店で提供され、奈良を代表するお土産として、全国のイベントや駅弁として販売され、広く親しまれています。
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全域 奈良茶飯
奈良茶飯は、米と、炒った大豆や小豆、穀物、季節の野菜などを入れて、煎茶やほうじ茶で炊き込んだ炊き込みご飯の一種で、奈良県各地に伝わる郷土料理です。古くから練行衆が、東大寺二月堂の修二会(お水取り)で食べていたもので、江戸時代に庶民に広まり、各地に茶飯屋があったと言われています。大豆を香ばしく炒り炊くことで、大豆の風味はそのままにふっくらと仕上がり、薄茶色のご飯は薄味で上品な味わいを堪能いただけます。
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全域 ちりとり鍋
大阪が発祥といわれている「ちりとり鍋」。ホルモンと山盛りになった野菜を煮こんだ、大阪で人気のローカルフードです。四角く浅い鍋が掃除用具の「塵取り」みたいだったので客がちりとり鍋と呼ぶようになりました。ボリュームとスタミナ満点でお肉とお野菜がたっぷり食べられます。
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全域 いか焼き
いかを串に刺して焼いた「姿焼き」を思い浮かべると思いますが、大阪で「いか焼き」と言う時は、粉物のイカ焼きのこと。お好み焼きと同じように小麦粉の生地に細かく刻んだいかを混ぜ込み、甘辛いソースをハケ等で塗り鉄板で押しつけて焼きます。小麦粉に含まれるグルテンの作用によってコシの強い、もちもちした食感がある大阪人のソウルフードです。
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全域 うどんすき
大阪で200年以上も続く老舗料亭で生まれた郷土料理のひとつ。だし汁でうどんと様々な具材(鶏肉、エビ、焼穴子、ハマグリ、ハクサイなど)を鍋でぐつぐつ煮込みながらいただきます。「うどんすき」という語感から「すき焼きに入れたうどん」と勘違いされますがそれとは別の食べもので、ツルツルとした舌触りと喉ごしが魅力のうどんを具材と一緒に煮込めば、うどんがだしや具材のうまみをたっぷり吸って贅沢な味わいに仕上がります。
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大阪市 箱寿司
大阪発祥の寿司で、木型にえび、魚の切り身など、酢で味付けしたご飯を入れて押したあと、取り出して食べやすい大きさに切って食べます。大阪では明治時代にサバやアジなどを材料とした押し寿司が普及し、そこからタイやエビ、アナゴなどの素材を使った高級志向の寿司として考案され誕生したと言われています。仕込みに大変手間のかかる料理ですが、今でも伝統技術と味は引き継がれています。
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大阪市 たこ焼き
「たこ焼き」は大阪府西成区で昭和10年に生まれた比較的新しい郷土料理です。たこ焼きが誕生した当初は、生地が醤油味で、ソースをかけて食べるものではなかったようです。ソースをかける様になったのは戦後にとんかつソースや中濃ソースが登場してからの昭和30年代ごろといわれています。たこ焼きと言えば お祭りの屋台で出される料理のイメージがあるかも知れませんが、大阪では街のいたるところに店舗が見られます。ぜひ、本場の味を味わいに行かれてみてはいかがでしょうか。
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全域 串カツ
二度づけ禁止!で知られる大阪下町の名物が串カツです。串カツの始まりは諸説ありますが、昭和初期に大阪新世界から広まったとされています。肉や野菜など様々な具材が一つ一つ串に刺さって、カリッと揚げられた大阪のソウルフード。美味しいのはもちろんのこと、リーズナブルな値段で気軽に食べられるのも魅力の一つ。またソースが入っているトレイは皆が共有するため、衛生面を配慮して二度づけ禁止となっています。
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大阪市 どて焼き
どて焼きは、牛のスジ肉を味噌やみりんで時間をかけて煮込んだもの。「どて煮」または単に「どて」とも言います。鉄鍋の周りに土手状に味噌を盛り、熱で溶け出した味噌で具材を焼き込むことから「どて焼き」と呼ばれるようになりました。現在は鍋を使うことが多いようです。出汁をきかせた味噌を鍋に注ぎこみ、串刺しにしたスジ肉を並べたあと、じっくりと煮込みます。食べる直前に、刻んだ青ネギと七味唐辛子をかければより一層おいしさも増します。ビールやハイボールにピッタリの大阪を代表する名物料理です。