1159段の石段から始まる。
静岡市の南、駿河湾を見下ろす久能山のふもとに立つと、〈久能山東照宮〉の石碑と石鳥居が見えてくる。ここは参道の入口で山頂までは1159段。語呂合わせで「いちいちご苦労さん」と呼ばれる石段の始まりだ。最初のうちは民家の間を抜ける緩やかな坂道。やがて海を背に、石の段差がしっかりとした山道へと変わる。
“EX旅先予約”で新幹線コラボ御守と特別御朱印を。
奥に見えるのは朱塗りの楼門。と、その前にチケット売り場となる社務所に向かう。今回の旅では、JR東海の“新幹線コラボ御守&特別御朱印”が目当ての一つでもあったので、事前に「EX旅先予約」で予約してきた。
聖地〈久能山東照宮〉へ。
〈久能山東照宮〉は、徳川家康の死後、その遺命により遺骸を埋葬した地に、2代将軍徳川秀忠の命により1617年に創建された神社。家康は晩年を駿府(現在の静岡市)で過ごし、自らの埋葬地として久能山を選んだ。日光東照宮はそのすぐ後に創建されたが、久能山は東照宮信仰発祥の地として厚く崇敬され続けているという。
社殿は桃山文化の華麗な様式を今に伝える極彩色の建築で、2010年には国宝に指定された。家康の精神と徳川政権の象徴が息づく、歴史的価値の高い聖地だ。
御社殿(拝殿)
御社殿(拝殿の側面)
日本平の山頂に続くロープウェイ。
1159段の石段を登らずとも、〈久能山東照宮〉にアクセスできる方法はもう一つある。久能山の北側、日本平山頂から出ている「日本平ロープウェイ」だ。
日本平の山頂には展望施設、日本平夢テラスがある。360度の大パノラマを楽しめる展望フロアからは、晴れた日には富士山、駿河湾、伊豆半島、静岡市街地が一望でき、静岡県産のお茶やスイーツを楽しむことのできるラウンジもある。〈久能山東照宮〉に来るきっかけにもなった“新幹線コラボ御守&特別御朱印”。旅の思い出を「御朱印」や「御守」という形で残すことができるのもまた嬉しい。是非また利用してみたい。
※2026年03月31日まで
Text & Photo:tabigatari editorial department
いつもと違う静岡県観光には、静岡市の〈久能山東照宮〉がおすすめ。
久能山東照宮
| 所在地 | 静岡市駿河区根古屋390 |
| アクセス | しずてつジャストラインバス「久能山下」から徒歩約20分 日本平ロープウェイ「久能山」駅すぐ |
| 電話番号 | 054-237-2438 |
| URL | https://www.toshogu.or.jp/ |
| 拝観時間 | 9:00~17:00(最終受付16:00)無休 |
| 拝観料 | 社殿拝観 大人・高校生700円 小・中学生300円 社殿・博物館共通券 大人・高校生1,200円 小・中学生500円 |
日本平ロープウェイ
| 所在地 | 静岡市清水区草薙597-8(日本平山頂) |
| アクセス | しずてつジャストラインバス「日本平ロープウェイ」下車 |
| 電話番号 | 054-334-2026 |
| URL | https://ropeway.shizutetsu.co.jp/ |
| 運行時間 | 日本平駅始発 9:10 〜 久能山駅最終 17:00 |
| 乗車料金 | 往復:大人(中学生以上)1,250円・小人(4歳 ~ 小学生)630円 片道:大人(中学生以上)700円・小人(4歳 ~ 小学生)350円 |
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