京都をもっと深く楽しむ、〈hotel tou nishinotoin kyoto〉で過ごす時間

SAORI

カメラ片手に旅をしながら、かわいいと思った瞬間を切り取っているトラベルクリエイター。企業のSNSコンテンツ用の撮影や、宿泊プラン・ツアープロデュースなど旅にまつわるPRにカメラとともに携わる。


Instagram : @sao_0324

京都駅から徒歩圏内、西本願寺にもほど近い西洞院通りに佇む〈hotel tou nishinotoin kyoto〉。京都の“奥”に触れ、より深く京都を体感することをテーマにしたデザイナーズホテルへ。

館内へ足を踏み入れると印象的なのが、光と影を巧みに取り入れた空間。モダンでスタイリッシュでありながら、石や木、庭園など和を感じさせる要素が随所に散りばめられています。

京都観光の拠点として便利な立地はもちろん、こだわりの食事や大浴場など、ホテルの中で過ごす時間も楽しみのひとつ。今回は、実際に滞在して感じた魅力とともに〈hotel tou nishinotoin kyoto〉の宿泊記をお届けします。


 

本とお茶を楽しみながら、静かなホテル時間へ

チェックインを済ませてまず目に留まったのが、1階に設けられたライブラリー。京都の歴史や文化など、5つのテーマからセレクトされた和書・洋書が並んでいて、気になる一冊を手に取りながら京都について知ることができます。単なるロビーではなく、ホテルにいながら旅をもう一歩深く楽しめるような空間になっているのが素敵です。
アメニティが充実しているのも嬉しいポイント。1階アメニティバーには、 クレンジングや化粧水、乳液といったスキンケア用品をはじめ、フェイスマスクやマウスウォッシュなどが豊富に用意されています。必要なものを選んで客室へ持っていくスタイルです。
客室は、京都の伝統文化と現代的なデザインを融合させた落ち着きのある空間。華美な装飾ではなく、色使いや照明、素材感によって和の雰囲気が表現されていて、観光から戻ってきたあともゆっくり身体を休めることができました。清掃リクエストなどの札や館内着もおしゃれにデザインされていて、随所にこだわりを感じます。
滞在中には、宿泊者向けのラウンジでお茶を楽しむ時間も。観光へ出かけるだけではなく、本を読んだり、お茶を飲んだり、ホテルの中で少し立ち止まる時間をつくれるのも印象的でした。

「cafe & bar oku」で楽しむ、京都らしい夜


夜はホテル1階の「cafe & bar oku」へ。昼間のラウンジとはまた違い、夜になると照明を落とした落ち着きのあるバー空間へと表情を変えます。京都の地酒やワイン、クラフトビールなども揃っていて、ホテルから出ずにゆっくり夜を楽しめるのが嬉しいところ。
 
今回特に楽しみにしていたのが、「焦がしバターとマスタードのスモークうどん 〜鴨肉と九条葱〜」。運ばれてきた瞬間からスモーキーな香りが広がり、焦がしバターのコクにマスタードのアクセント、さらに鴨肉と九条葱が合わさった一皿です。うどんという馴染みのある料理でありながら、想像していたものとはまったく違う味わいで、今回の滞在で特に印象に残るほど絶品でした。
一緒にいただいた「厚揚げとキノコのアヒージョ」も、お酒と合わせて楽しむのにぴったり。そしてドリンクには、京都醸造のクラフトビールを。ベルギースタイルの伝統にアメリカンスタイルの要素を掛け合わせた京都発のビールで、料理との相性もよく、ついついグラスが進みます。京都らしい食材を使いながら、少し意外性のあるアレンジで楽しませてくれる料理の数々。一般的なホテルディナーとはまた違った、カジュアルでありながらセンスを感じる夜ごはんになりました。

 

静寂に包まれる「uro」で旅の疲れを癒す


食事と並んで楽しみにしていたのが、地下1階にある宿泊者専用の大浴場「grand bath uro」。

「uro」とは“洞穴”を意味する言葉。その名の通り、地下へ進んでいくと、やわらかな光と影に包まれた静かな空間が現れます。一般的な明るい大浴場とは異なり、あえて光を抑えたデザインが印象的で、ホテルのコンセプトである京都の奥深さや“侘び寂び”を、お風呂でも表現しているように感じました。大浴場の中にも石や庭を取り入れた空間があり、静かにお湯に浸かっていると、一日の観光で疲れた身体がゆっくりとほぐれていきます。

京都では朝から夜まで歩き回ることも多いので、ホテルへ戻って広いお風呂を利用できるのはやっぱり嬉しいです。

「京の朝粥定食」で始める、やさしい京都の朝


翌朝の朝食は、和食と洋食から選ぶことができ、今回は「京の朝粥定食」をいただきました。

主役となるお粥には、京都の老舗米店「八代目儀兵衛」が選んだお米を使用。そこに、京都伝統のすぐき酢漬けや胡瓜の赤紫蘇漬け、ちりめん山椒、佃煮、紀州南高梅など、少しずつ味を変えながら楽しめる6種類のお供が添えられています。さらに、お茶の風味を感じる特製出汁餡を合わせることもでき、シンプルなお粥だからこそ、食べ方によってさまざまな味わいを楽しめるのが印象的でした。
お膳には鯖の西京焼きや季節のおばんざい、こだわりの出汁で仕上げた「大栄製玉」の出汁巻き玉子も。お味噌汁には「御幸町 関東屋」の京味噌と美山の割れ湯葉が使われていたり、カウンターには自家製豆腐があり、京都産の「琴引の塩」やオリーブオイルなどを出来立てのお豆腐にかけていただきました。旅先だからこそ、その土地らしいものを朝から味わえるのが嬉しく、京都で迎える朝を最後まで楽しめる朝食でした。


PHOTO ギャラリー


〈hotel tou nishinotoin kyoto〉に滞在して印象的だったのは、ホテル全体にひとつの世界観がしっかりとつくられていること。

光と影を意識したデザインや庭園、京都について知ることができるライブラリー、静かな大浴場、そして京都の食文化を現代的に楽しめる食事。客室で休むだけではなく、館内を利用しながら過ごすことで、このホテルが表現する“京都の奥深さ”を少しずつ感じられたように思います。

京都駅から徒歩圏内なので観光にも出かけやすく、それでいてホテルに戻れば落ち着いた時間を過ごせるのもお気に入りのポイント。デザイン性の高いホテルが好きな方や、定番の京都観光だけでなく、ホテルでも京都らしさを感じたい方におすすめしたいホテルです。

 

Text & Photo:SAORI


京都府のホテルライフを満喫するには、〈hotel tou nishinotoin kyoto〉がおすすめ。

hotel tou nishinotoin kyoto


所在地京都府京都市下京区西洞院通花屋町下る西洞院町455
アクセスJR京都駅から徒歩約10分
電話番号075-744-0144
URLhttps://www.hotel-tou.com/
Instagram@hoteltounishinotoin


 
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※画像は全てイメージです。