食堂であり居酒屋。
足を踏み入れずにはいられない佇まい。


名古屋市と岐阜市のほぼ中間に位置し、古くから繊維産業の街として栄える愛知県一宮市。その中心エリアである本町の商店街を夕方にぶらりと歩いていると、ただならぬ雰囲気の大衆食堂がありました。

その名も〈日の出寿し食堂〉。レトロな外観や暖簾、看板など、とってもよい感じです。
迷うことなく暖簾ををくぐります。そして足を踏み入れた瞬間「これは間違いない!」と確信しました。

入ってすぐのところには冷蔵ショーケースがあり、自由に選ぶことのできる美味しそうな惣菜たちが並びます。厨房側には魅力的な手書きのお品書き。そこかしこに貼ってあるお店の歴史を感じるポスターも素敵です。

一宮の「大衆」に愛され続ける豊富なメニュー。


創業はなんと明治39年とのことで、今年(2026年)で120年!
「食堂」の名の通り、ランチも行っているそうですが、現在は店名に入っている「寿し」はメニューにないそうです。
「寿し」はなくても魅力的なメニューはたくさんあります。なにより、壁に貼ってある短冊メニューの様子が素晴らしいです。ひとつずつ読んでいたらそれだけでお酒が飲めそうな気がしてきて、とにもかくにも瓶ビールを頼みました(笑)。

気軽に頼めて、ちゃんと美味しい。


「まさに大衆食堂」という雰囲気の畳の小上がりに通してもらって、「刺身盛合」を頼みつつ、つまみながら何を頼むか考えます。
が、気になるメニューが多過ぎる…こういうときはお店の方(あるいは近くにいる常連さん)に聞くのが一番です。

帰ってきた答えは「ホルモン炒め」、そして「どて煮」!お酒が大好きだとバレていますね(笑)。一緒に「冷や酒」もお願いします!
やってきた「ホルモン炒め」は甘辛濃いめで、もちもちの食感。続いての「どて煮」はこちらも濃厚赤味噌仕立て。“尾張”を存分に楽しめる美味しさにお酒がぐいぐい進みます。

なんとなくペースが掴めたので、今度は自力で注文。「ハマグリ酒むし」「ごぼう天ぷら」をいただきます。
ハマグリの出汁がよく染み出ていますねー。ごぼう天ぷらは噛むほどにいい味わいです。

目移りしちゃうほどたくさんメニューがありますが、どれもこれも本当にこの価格?という良心価格。日本酒(白鹿)をやりながら、永遠につまんでいられそうです。2階には座敷席があるようで、よい感じに出来上がった地元の方々が降りてきました。名残惜しいですが、我々もそろそろお暇します。

聞くとお店はなんと10時半から開いてるそうで、昼呑み、いや朝呑みも可能ですね...。
またお伺いします!




Text:tabigatari editorial department
Photo:Yuki Arimitsu




いつもと違う愛知県観光には、一宮市の〈日の出寿し食堂〉がおすすめ。

日の出寿し食堂


所在地愛知県一宮市本町3-4-1(Google Map)
アクセスJR「尾張一宮駅」から徒歩約6分
電話番号0586-24-5047
Instagram@hinodezushi_8888
営業時間10:30〜14:00/15:30〜20:30
休業日水曜

※記事中の商品・サービスに関する情報などは、記事掲載当時のものになります。詳しくは店舗・施設までお問い合わせください。