110年以上の歴史に寄り添う、大人の隠れ家─ 〈沼津倶楽部〉 宿泊記
SAORI
カメラ片手に旅をしながら、かわいいと思った瞬間を切り取っているトラベルクリエイター。企業のSNSコンテンツ用の撮影や、宿泊プラン・ツアープロデュースなど旅にまつわるPRにカメラとともに携わる。
Instagram : @sao_0324
駿河湾を望む千本松原のほど近くに佇む〈沼津倶楽部〉は、登録有形文化財の数寄屋建築と、現代建築が美しく調和する客室数わずか8室のラグジュアリーホテルです。歴史ある庭園や洗練された空間、地元の食材を活かした料理など、この場所ならではの魅力を存分に味わえる滞在が始まります。
和の美しさとモダンが調和する空間
身体も心も整う、静寂に包まれた癒しの時間
館内には人工温泉の露天風呂に加え、サウナや岩盤浴室が備えられており、静かな空間の中でゆっくりと心身を整えることができます。お風呂には富士山の伏流水が使われており、なめらかな湯ざわりで、旅の疲れがほぐれていきます。特に印象的だったのは岩盤浴です。室内には、オーストリアで採掘された希少な天然バドガシュタイン鉱石が四方八方に敷き詰められており、この鉱石から放たれる遠赤外線によって身体の芯からじんわりと温まります。
歴史ある空間に触れる、特別なひととき
沼津倶楽部に宿泊したら、ぜひ体験してほしいのが、登録有形文化財に指定されている「茶亭」の見学です。通常はスタッフの方が案内してくださるため、建物の歴史や建築様式、当時のエピソードを聞きながら見学できるのが魅力的です。
静岡の恵みを味わう、身体にやさしい中華朝食
翌朝の朝食は、レストラン「茶亭」にて。歴史ある建物の静かな空気に包まれながらいただく朝食は、中華と沼津をはじめとする静岡の食材を掛け合わせた内容でした。
中心となるのは、ジャスミンライスを使ったお粥。やさしい香りと軽やかな口当たりで、朝の身体にすっと馴染みます。そこに、柴漬けやピータン、薬味などの具材を少しずつ合わせて楽しめるのが印象的でした。
PHOTO ギャラリー
帰る頃には、「また違う季節にも訪れてみたい」と自然と思っていました。四季折々に表情を変える庭園や建築を眺めながら、次はもっとゆっくり、この静かな時間を味わいたい。そんな気持ちにさせてくれる、大人のための隠れ家でした。
Text & Photo:SAORI
静岡県のホテルライフを満喫するには、〈沼津倶楽部〉がおすすめ。
沼津倶楽部
| 所在地 | 静岡県沼津市千本郷林1907-8 |
| アクセス | JR「沼津駅」南口から車で約10分 |
| 電話番号 | 055-954-6611 |
| URL | https://numazu-club.com/ |
| @numazuclub_official |
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