京都在住の私がすすめる「京のまち歩き」
京都を食べる 更新日:2023.08.03
京都のスパイスメニューで夏の食欲増進!

SPICE GATE:100種類以上ものハーブやスパイスが並ぶ店内。グラム単位で購入できます
※掲載した内容は全て取材時点での情報であり、現在の内容と異なる場合があります。


暑い京都の夏は、旅の途中にスパイスざんまいのメニューでパワーチャージがおすすめ。今回は王道のスパイスカレーではなく、京都らしい和のエッセンスが加わった、個性豊かなお店のメニューをご紹介します。
京都の混雑状況(2023年6月29日現在) ※現地取材スタッフの主観に基づく取材時の混雑状況です。
スパイスに包まれる日常を

SPICE GATE:魚介の出汁がきいたさらっとしたカレーと11種類の副菜がついた「京風スパイス朝定食」
すぱいすげーと
SPICE GATE
2022年5月にオープンした「SPICE GATE」は、ビリヤニ専門店として人気の「INDIA GATE」の姉妹店。こちらはカレーを中心としたメニューと併設された物販コーナーで、多種多様のスパイスを存分に楽しむことができます。魚介の出汁がきいたさらっとしたカレーと11種類の副菜がついた「京風スパイス朝定食」は、朝の限定メニュー。副菜全てに様々なスパイスが使われています。プレートの中心には「祇園 北川半兵衛」の煎茶で炊いた、爽やかな香りのするバスマティライスが盛られており、朝食にこそ食べたい、食欲を刺激する軽やかな和定食になっています。ランチは鹿肉カツカレーやタコライスなど異なる趣向のメニューなので、朝と昼の両時間帯に訪れる人もいるそう。スパイスハイボールやチャイなどのドリンクメニューもおすすめです。

SPICE GATE:店内では100種類以上ものハーブやスパイスが販売されています。スパイスを使ったスイーツメニューもあり、店内はもちろんテイクアウトもできるので、ぜひ味わってみてください

SPICE GATE:寺町通沿いにある白い入口を2階へ進んだ先にお店があります。スパイス購入だけの利用も可能。グラム単位で販売されているので、スパイスに詳しいスタッフさんたちに相談しながら欲しい分量を購入できます
基本情報 | |
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所在地 | 京都市下京区寺町通仏光寺下る恵美須之町546番地1 しきさい寺町ビル2F地図 |
アクセス | 阪急「京都河原町」駅より徒歩約4分、市バス4・5・17・80・205号系統「河原町松原」より徒歩約3分 |
電話番号 | 075-741-7554 |
URL | |
営業日 | 月曜日、水曜日~日曜日 朝定食7:30-11:00LO、ランチ11:30-14:00LO、カフェ14:00-16:00LO ※水、金のみ夜営業あり(21:00LO)、スパイス販売7:30-16:00 |
休業日 | 火曜日 |
料金 | 「京風スパイス朝定食」1,200円(税込) |
多彩なエッセンスを取り入れた進化系まぜ麺

MARUTA:8~10種類のミックスハーブと野菜をふんだんに使った一番人気の「すだちまぜ麺」
じゃぱにーずまぜめんまるた
Japaneseまぜ麺 MARUTA
京都ではあまり馴染みのない"まぜ麺"を和風にアレンジし、ここでしか味わえない麺料理へと昇華させた「Japaneseまぜ麺 MARUTA」。一番人気は写真の「すだちまぜ麺」だそう。冷たい麺か温かい麺を選べ、辛さも0番から5番の6段階あります。おすすめは少しピリッとする2番。トッピングには8~10種類のミックスハーブと野菜がふんだんに使われ、その下には半熟卵と炙りチャーシュー。それらの具材と麺、出汁を混ぜながらいただきます。ごぼうの素揚げが香ばしさのアクセントに。定番メニュー以外にも1~2種類ほど、旬の食材を使った季節のまぜ麺が用意されています。食材と出汁が作り出す奥深い香りを感じながら、つるつるっと喉越しのいい麺を楽しんでみてはいかがでしょうか。

MARUTA:店内はカフェのような落ち着いた雰囲気の空間。女性一人のお客さんも多く、カウンター席の前には異色の経歴をもつオーナーがセレクトした、独特の風合いをもつ器が並びます

MARUTA:お店は河原町通と丸太町通の交差点南西という、とても見つけやすい場所にあります。14:00以降なら比較的スムーズに入店できるそう
基本情報 | |
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所在地 | 京都市上京区丸太町通河原町西入高島町338-2地図 |
アクセス | 京阪「神宮丸太町」駅より徒歩約3分、市バス3・4・10・17・37・59・202・205号系統ほか「河原町丸太町」より徒歩約1分 |
電話番号 | 075-748-1961 |
URL | |
営業日 | 火曜日~土曜日 昼 11:30-15:00、夜 17:30-23:00(22:00LO) |
休業日 | 月曜日、日曜日、祝日 |
料金 | 「すだちまぜ麺」1,280円(税込) |
京の台所・錦市場でぴりりとひんやり

ぢんとら:145年の歴史を持つ京七味が練り込まれた「七味ソフト」
きょうしちみ ぢんとら
京七味 ぢんとら
明治11(1878)年創業の老舗七味屋「ぢんとら」では、錦市場で145年変わらない京七味の味が守られています。5代目がこだわって調合する七味は、今なおそのほとんどが手作り。材料となる胡麻や麻の実などは、その日の湿度や産地によって焙煎具合を変えるそう。必要な分だけその都度作るので、いつでも新鮮な七味が店頭に並びます。購入後は冷凍庫に保管すると長持ちするのだそう。その七味を使って半年かけて開発されたのが「七味ソフト」で、1口目は甘いバニラのアイス、2口目から七味のピリッとした風味を感じる、桜色の可愛い見た目からは想像のつかない不思議なお味。挽きたての国産山椒をトッピングした「山椒ソフト」とあわせて、ぜひ味わってみてください。

ぢんとら:145年変わらない中辛の七味をはじめ、辛味が強い大辛や純国産の新鮮な柚を使ったゆず七味、柚子こしょうなど5代目が考案した新商品も。ゆず七味・柚子こしょうは京都ではこちらのお店が初めて販売したそうです

ぢんとら:名入りの提灯が照らす入口を進むと、西陣織の風神雷神があしらわれた壁が見えます。風神雷神がデザインされた小袋はお土産にも喜ばれ、内側がアルミ袋になっているので自宅での保存にも最適です
基本情報 | |
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所在地 | 京都市中京区錦小路通堺町西入ル中魚屋町494地図 |
アクセス | 地下鉄烏丸線「四条」駅・阪急「烏丸」駅より各徒歩約4分 |
電話番号 | 075-221-0038 |
URL | |
営業日 | 月曜日~日曜日 10:00-18:00 |
休業日 | 年始(1/1~1/4) |
料金 | 「七味ソフト」430円(税込) |
京都の素材を活かしたスープカレー

土鍋スープカレー 近江屋清右衛門:京都の地鶏・京赤地鶏を使った手羽元スープカレー
どなべすーぷかれー おうみやせいうえもん
土鍋スープカレー 近江屋清右衛門
老舗漬物店「総本家近清」がプロデュースする「土鍋スープカレー 近江屋清右衛門」は、京都の食材を使ったスパイシーなスープカレー専門店。2種類の鰹を使った出汁を加えたトマトベースのスープカレーは、最後まで熱々で楽しめるオレンジ色の土鍋で提供されます。写真の京都の地鶏・京赤地鶏を使った手羽元スープカレーをはじめ、「京の肉(京都産黒毛和牛)」の赤ワイン煮込みや京の都もち豚ハンバーグなど、メイン食材は全て京都ブランド。スープにはスパイスが入っているので、食べる前にしっかり混ぜるのがポイントです。辛さの度合いは1~5段階と激辛・超激辛から選べます。暑い夏にはあえて、いつもより少し辛めにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

土鍋スープカレー 近江屋清右衛門:大きな窓が設えられ、広々とした開放的な雰囲気の店内。平日のランチタイムを過ぎたあたりの時間帯が狙い目です

提供元:土鍋スープカレー 近江屋清右衛門
土鍋スープカレー 近江屋清右衛門:お店は阪急「京都河原町」駅から徒歩すぐ、裏寺町にあるビルの2階にあります。オレンジ色の文字が特徴的な看板が目印
基本情報 | |
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所在地 | 京都市中京区裏寺町607-3 2F地図 |
アクセス | 阪急「京都河原町」駅より徒歩約2分、市バス3・4・17・37・58・201・203・207号系統ほか「四条河原町」より徒歩約2分 |
電話番号 | 075-212-5515 |
URL | |
営業日 | 月曜日~日曜日 ランチ平日 11:30-15:00、土日祝 11:30-15:30 ディナー17:30-20:30 ※スープ売り切れで早めに閉店する場合があります |
休業日 | 年末年始(12/29~1/1) |
料金 | 「京赤地鶏の手羽元スープカレー」1,380円(税込) |
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