京都で人気のおしゃれカフェや喫茶店21選

3.　【東山周辺】世界的コーヒーチェーンも京都だと一味違う　「スターバックス コーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店」

世界遺産・清水寺へと続く「二寧坂」に位置する「スターバックス コーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店」は、スターバックスの他店舗とは大きく異なる、伝統的な数寄屋風の日本家屋を使用した店構えが特徴。瓦屋根の立ち並ぶ京都の美しい町並みにしっとりと溶け込んでおり、気づかずに通り過ぎてしまう方も少なくありません。

店内は伝統建築の良さを残したおしゃれな雰囲気で、テーブル席やソファー席はもちろん、スターバックス店舗初となる靴を脱いで上がる座敷席があります。清水寺「音羽の滝」の水の流れとコーヒー豆のストーリーを表現したオリジナルの掛軸が設置された座敷席は、全部で3部屋。和の趣を感じながら落ち着いた室内なので、落ち着いて時間を過ごすことができるでしょう。

おすすめは、スターバックスの定番ドリンクの1つ「抹茶クリームフラペチーノⓇ」。連日多くの観光客が訪れる人気店です。

4.　【南禅寺周辺】京町屋×開放的な空間で味わう　「ブルーボトルコーヒー 京都カフェ」

四季折々の景色や美しい庭園などで有名な「南禅寺」のほど近くに位置する「ブルーボトルコーヒー 京都カフェ」。築100年を超える2層構造の伝統的な京町屋をリノベーションした同店では、大きなガラス窓を設置した開放感のある空間で人気のコーヒーを味わうことができます。

2棟ある建物のうち敷地奥にあるカフェスペースでは、豆にこだわった本格的な「ドリップコーヒー」やミルクたっぷりの「ラテ」など、種類豊富なドリンクが楽しめます。なかでもおすすめは、注文を受けてからバリスタがハンドドリップで1杯ずつ淹れる「ドリップコーヒー」で、淹れたての薫り高いコーヒーを堪能することができます。

一方、道路に面した建物「はなれ」の1階では、コーヒー豆やタンブラーなど「ブルーボトルコーヒー」のグッズなどが販売されています。「ブルーボトルコーヒー」のロゴマークが描かれたグッズはシンプルでとてもおしゃれ。京都エリアのカフェ限定の「トラベルサコッシュ」や「オリジナルハンドタオル」は京都土産としてもおすすめです。

また、「はなれ」の2階「The Lounge -Kyoto-」（完全予約制）では、コーヒーのコースメニューを楽しむことができます。コーヒーのコースメニューを楽しむことができるのは「The Lounge -Kyoto-」がブルーボトルコーヒーの中で世界初。コーヒー好きの方は、ぜひ予定に組み入れてみてはいかがでしょうか。なお、「The Lounge -Kyoto-」のコース内容は変更になる可能性があります。詳細はカフェにお問合せください。

5.　【烏丸御池周辺】老舗の呉服商を改装した京都特有のカフェ　「然花抄院 京都室町本店」

「花も、菓も、然るべき姿へ。」をコンセプトとする「然花抄院 京都室町本店」は、製法や素材にこだわったお菓子や選りすぐりの茶葉を使用した日本茶などをいただける菓子処。築300年ほどの町屋を改築したカフェは当時の面影を色濃く残しており、呉服商が立ち並ぶエリアの中で堂々とした店の佇まいからは貫禄のようなものを感じます。また、店内には建立の年号が書き記された古柱をはじめ、かまどや石畳などが残っており、然花抄院の歴史を堪能することができます。

茶寮「然カフェ」では、四季折々の移ろいを感じる中庭を眺めながら、できたてのお菓子とお茶をゆっくりといただけます。なかでもおすすめは「『然』かすてら」の入った3種のお菓子と飲物がセットになった「茶庭ノ膳」。「『然』かすてら」は、丹波黒豆を食べて育った京都の鶏の卵を使用した「然花抄院」オリジナルの紙焼きかすてらで、店内にあるショップで購入することもできます。このショップでは「『然』かすてら」をはじめ洋風煎餅やどらやきなどさまざまなお菓子を購入することができるので、京都のお土産を選ぶのにもぴったりです。

6.　【河原町周辺】和スイーツからプレートランチまで楽しめる　「omo cafe（オモカフェ）」

omo cafeごはんプレート

外観

築115年以上になる乾物屋の京町家をリノベーションした「omo cafe（オモカフェ）」は、和スイーツや京都らしいランチが楽しめることで人気のカフェ。防空壕跡や土壁、京町家特有の虫籠窓などが残る店内は風情ある和モダンな雰囲気で、おひとりでの利用はもちろん、デートや女子会などさまざまなシーンに利用できます。

京都ならではのごはんを味わいたい方には、野菜やお肉など6種のおかずを少しずつ楽しめる「omo cafeごはんプレート」がおすすめ。おかずはどれもご飯に合う優しい味付けです。食後のデザートには、種類豊富な和スイーツをどうぞ。おすすめは「omo cafe」定番の人気メニュー「オモパフェ」。キャラメリゼされたバナナにバニラアイス、抹茶プリン、白あんパウンドケーキ、粒あん、白玉など、いろいろな和スイーツを一度に味わえる贅沢&絶品デザートです。また夏に訪れるなら、てんさい糖や水あめを使用した控えめな甘さがクセになる夏期限定の自家製かき氷も見逃せません。

京都を訪れる際には、休憩がてら「omo café」に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

8.　【宇治周辺】宇治抹茶のスイーツを味わうならここ！　「中村藤吉本店」

「中村藤吉本店」は、創業約170年におよぶ宇治茶の老舗。2021年（令和3年）にリニューアルされたオープンテラスのある「カフェ」では、樹齢約250年のクロマツ・宝来舟松や日本庭園を眺めながら抹茶を使ったスイーツやお食事を味わうことができます。

抹茶を使ったスイーツメニューを数多く提供している同店ですが、特に人気なのが宇治本店限定の「まるとパフェ」です。器には生の竹筒を使用し、自社で挽いたお抹茶で中村藤吉本店の屋号である「まると」をクリームの上に描いたパフェです。食べ進めるうちに抹茶ゼリイや抹茶アイスなどが現れ、まるで宝探しをしているような気持ちで最後まで楽しみながら食べることができるでしょう。

また、麺に抹茶を練りこんだ「茶蕎麦」も人気メニューの1つ。お食事からスイーツまで濃厚な抹茶本来の味を楽しんでみてはいかがでしょうか。

開店時間前から行列ができるほどの人気店なので、時間に余裕を持って来店することをおすすめします（カフェの予約不可）。また、「挽き茶とお茶席体験」（要予約）も開催されているので、京都文化を体験したい方も予約の上、ぜひ訪れてみてください。

9.　【祇園周辺】京都の洋菓子店が生み出した抹茶スイーツ　「ジュヴァンセル　祇園店」

1988年（昭和63年）創業の「ジュヴァンセル」は、京都の四季をテーマにした洋菓子づくりに定評のある人気京洋菓子店。祇園店は、八坂神社の南楼門から南へ100mほどのところにあり、風情ある京都の町並みを見ながらゆっくりと季節のケーキや焼き菓子などをいただくことができます。

特に有名なのは、宇治抹茶を贅沢に使ったチョコレートソースに季節のフルーツやお団子などを付けて食べる「祇園フォンデュ」と、人気商品「ふろらんたん」にバニラアイスクリーム、抹茶アイスクリーム、フルーツを合わせた「祇園あいす」。どちらも「ジュヴァンセル」のオリジナルで、祇園店の限定メニューです。味はもちろん、見た目の美しさも相まってSNSなどでも話題に。常に行列が絶えない人気店ですので気になる方は予約して行くことをおすすめします。

※時期により予約できない場合もありますので、電話にてお問い合わせください。

10.　【東山周辺】ミシュラン3つ星の料亭が手掛けた濃厚抹茶パフェ　「無碍山房（むげさんぼう） Salon de Muge」

時雨めし弁当

無碍山房 Salon de Muge　外観

「無碍山房 Salon de Muge」は、ミシュラン3つ星を15年連続獲得している料亭「菊乃井」が手掛けた話題のカフェ。高級料亭の味が気軽に楽しめると連日多くの人が訪れています。山房をイメージしたモダンな数奇屋建築の「無碍山房 Salon de Muge」は、「菊乃井」本店に隣接。昼は菊乃井の名物「時雨めし弁当」を、喫茶ではコーヒーなどのドリンクやでき立ての本わらび餅などの和甘味を美しい苔の庭を眺めながらいただくことができます。

なかでも人気なのは「無碍山房濃い抹茶パフェ」。良質の宇治抹茶をふんだんに使用した抹茶パフェは、まるで濃茶を飲んでいるかのような抹茶の濃厚な味わいを楽しめます。自家製のカステラ・小豆・白玉・抹茶ゼリーのシンプルな素材と組み合わさることで、より一層お抹茶を味わえるパフェです。京都を訪れた際は、“本物だけを集めた空間”で“本物の味”をいただいてみてはいかがでしょうか。

※喫茶予約不可、満席の場合は整理券を発券

11.　【祇園周辺】祇園の京町屋で楽しむ抹茶スイーツ　「祇園 北川半兵衛」

茶詠み	祇園 北川半兵衛　内観

「祇園 北川半兵衛」は、京都の老舗宇治茶問屋「北川半兵衞商店」が2018年（平成30年）にオープンした日本茶カフェです。築120年の京町家をリノベーションした店内は、和モダンでおしゃれ。落ち着いた雰囲気の中で、ゆっくりとお茶やスイーツをいただくことができます。

「祇園 北川半兵衛」を訪れたらぜひ食べていただきたいのが「抹茶のデグリネゾン」です。京都産の高級抹茶をふんだんに使用した抹茶スイーツの盛り合わせで、特選抹茶のアイスクリーム、濃茶のチーズケーキ、グリーンベルト、コロホロ抹茶ボウル、抹茶とミルクのジュレの5種がプレートに美しく並べられています。濃厚な抹茶を思う存分味わうことができるので、抹茶好きにはたまらない一皿。セットのお茶をお抹茶（きたじるし一号）、煎茶、焙じ茶、和烏龍茶、和紅茶、珈琲の6種類から選ぶことできるのも嬉しいポイントです。

また、5種類のお茶を飲み比べできる「茶詠み」は、お茶が主役という 日本茶専門店ならではのメニュー。5種類のお茶は元は同じ茶葉というのだから驚きです。ぜひ、「祇園 北川半兵衛」だからこそのこだわりのお茶体験をしてみませんか。

京都祇園で話題のスイーツやカフェについてはこちらの記事でも紹介しています。

13.　【祇園周辺】焙煎にこだわったきな粉スイーツ専門店　「吉祥菓寮　祇園本店」

わらびもち

吉祥菓寮　祇園本店　外観

「吉祥菓寮 祇園本店」は、焙煎にこだわったきな粉を専門とするカフェで、きな粉を中心としたスイーツを幅広く展開しています。京の古民家をリノベーションした店内は、モダンで落ち着いた雰囲気。店内にはきな粉専用の焙煎室が併設されており、香ばしいきな粉の香りが漂います。

看板メニューの「焦がしきな粉パフェ」は、きな粉アイスとバニラアイスの間には豆乳のブラマンジェとほうじ茶ゼリーが挟まれており、クランチとメレンゲのサクサク感も相まって、一品でさまざまな食感を楽しめるパフェになっています。

また、丁寧に練り上げたとろける食感の「わらびもち」もおすすめです。香り高い焙煎きな粉×黒蜜×プルプルのわらび餅のハーモニーは絶品！

各テーブルには自家焙煎のミヤギシロメ大豆のきな粉が用意されているので、心ゆくまで追いきな粉を楽しんでくださいね。

14.　【岡崎周辺】一目見たら忘れないふわふわスフレが大人気　「スフレ&カフェコーナー茶庭（さてい）」

「スフレ&カフェコーナー茶庭」は、120年以上の歴史を誇る老舗料亭「六盛（ろくせい）」に併設している「スフレ&カフェコーナー」。ふわふわの焼きたてスフレが楽しめるとSNSなどで話題となっています。「六盛」のお昼の営業が終わった14時からの開店で、週末や行楽シーズンには行列ができるほどの人気ぶり。落ち着いた雰囲気の店内には、小上がりの座敷席とカウンター席の2種類の席が用意されており、窓側の席からは琵琶湖疎水を眺めることができます。

メニューは、ドリンクとスフレのみ。スフレの味は、バニラ・抹茶・ショコラ・フロマージュの4種類のほか、旬の食材を使った限定メニュー「季節のスフレ」が月替わりで2～3種類提供されています。

こだわりは、注文を受けてから25分かけてスフレを焼き上げること。焼き上がりを待つ間に、テーブルに置いてあるスフレの食べ方をしっかりチェックしておくと良いですよ。焼きたてのスフレはココットからはみ出すほど膨らんでおりプルプルと左右に揺れる姿がたまらなくかわいいのですが、時間が経つとしぼんでくるので、なるべく早くいただくのがコツです。

「スフレ&カフェコーナー茶庭」のスフレは、表面はサクサク・中はふわとろ、卵の優しい味と別添えソースの甘さが見事に調和した至高のスイーツ。口の中でシュワシュワと溶けていく食感はやみつきになること間違いありません。

15.　【祇園周辺】モダンな空間で味わう本格和菓子　「ゼンカフェ（ZEN CAFE）」

「ゼンカフェ（ZEN CAFE）」は、江戸・享保年間創業の京菓子店「鍵善良房（かぎぜんよしふさ）」がプロデュースしたカフェ。アートや北欧のヴィンテージ家具などに彩られたモダンな空間で、上質な和菓子を味わうことができます。

メニューには「鍵善良房」の代名詞ともいえる「くずもち」や「上生菓子」などのほかに、旬のフルーツをサンドした「フルーツサンド」もあり評判です。

なかでも人気なのは、吉野産の本葛を使用した「特製くずもち」。ぷるぷるとした食感ととろけるような口溶けの良さに、思わず笑みがこぼれてしまうでしょう。黒蜜ときなこが別添えされていますが、まずひと口目は何もかけずにいただくのがおすすめ！葛本来の上品な甘さを感じることができるので、ぜひ試してみてくださいね。また、「季節のお菓子」は「鍵善良房」の伝統の技と京都の四季を感じられる逸品。京都の伝統を舌だけでなく目でも楽しむことができます。

ちなみに「ゼンカフェ（ZEN CAFE）」の和菓子は、お茶だけでなくコーヒーや紅茶とも相性抜群なのですが、その理由は、和菓子の甘さを引き立てる銘柄にこだわってセレクトしているから。提供するものすべてに妥協を許さないこだわりを体感してみてはいかがでしょうか。

16.　【祇園周辺】出来たてを味わえるドーナツファクトリー　「koe donuts（コエドーナツ） 京都店」

「koe donuts（コエドーナツ）」は、出来立てのドーナツをナイフ&フォークスタイルで楽しむことができる体験型のドーナツファクトリー。日本を代表する建築家・隈研吾氏が手掛けた店内では、ドーナツができる工程を見ながら食べることができます。

「koe donuts」のドーナツは、「オーガニック」「天然由来」「地産地消」をキーワードに、京都をはじめ身体にも環境にも配慮した食材を厳選して調達。日本らしいドーナツに再編集したエシカルなドーナツは安心・安全・健康にもこだわっています。

ドーナツはイートインとテイクアウト合わせてなんと約30種類！なかでも看板メニューは、イートイン限定の「ドーナツメルト」。焼きドーナツの生地に特製シロップを染み込ませたジューシーで柔らかい食感はまるでケーキのようです。「ドーナツメルト」にはイチゴとクリームがたっぷり入った「ストロベリー」、クリームに和三盆糖を使用した「クラシック」、そして期間限定のフレーバーもあるので何度も訪れたくなること間違いなし！

また、テイクアウトメニューには、京都らしい和のテイストが感じられる「ほうじ茶」や「抹茶オールドファッション」など様々なドーナツがラインナップされています。「koe donuts」のドーナツを片手に京都の町を観光するのもおすすめです。なお、おしゃれな京都土産をお探しの方には、人気のクッキー缶がぴったり！味はクッキーなのに見た目は「koe donuts」のドーナツそのまま。ひとつひとつ手作りされたサクサク食感の自家製クッキーは味も見た目もおしゃれなので、京都土産として渡せば喜ばれること間違いありません。クッキー缶は店頭（※要予約）だけでなくオンラインショップ（※要予約）でも購入可能なのでぜひチェックしてみてくださいね。

17.　【東山周辺】雲ノムースと日本茶で和らぐ時間を楽しめる　「雲ノ茶　KUMONOCHA」

「雲ノ茶　KUMONOCHA」は、「和らぐ、お茶を、京都で。」をコンセプトとする日本茶にこだわったカフェ。清水三年坂店の店内は、和の趣きにモダンの軽やかさを組み合わせた特別な空間となっており、スタッフがお茶をつくる様子を見ながらお茶やお菓子を味わうことができます。

もこもこしたまるで雲のようなスイーツ「雲ノムース」と「雲ノ抹茶ラテ」がセットになった「雲ノ茶セット」がSNSなどでも話題です。「雲ノムース」はどの角度から見てもかわいいので、思わず写真に撮りたくなってしまう人が続出！雲を模したふわふわのムースの中には抹茶で作られたムースとあずきが入っており、相性抜群なんですよ。

また、厳選された宇治抹茶を使用した「雲ノ抹茶ラテ」は、抹茶のほろ苦さとミルクのバランスがとても良く、美味。描かれた雲のラテアートが器を持ち上げるたびにゆらゆらと揺れる様は、まるで本物の雲のようです。なお、「雲ノムース」は季節よって異なる味が限定発売されるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

18.　【京都駅周辺】京都の老舗洋菓子店のスイーツが味わえるBAIKAL Cafe（バイカルカフェ）

京都・下鴨の地で、1955年に創業した洋菓子店 BAIKAL（バイカル）初のカフェとして、京都駅より徒歩5分のところにある京湯本ハトヤ瑞鳳閣１Fにオープン。
和モダンで温かみ溢れる隠れ家的なカフェで、明るい色彩のアート作品が飾られた空間に、大きな窓からは柔らかな光が差し込む店内ではBAIKALのケーキやスイーツを楽しむことができます。

中でもおすすめは、ロンネフェルトとBAIKAL人気スイーツ「アップルパイ」のティープレート。
Ronnefeldt（ロンネフェルト）社は1823年に創立されたドイツの最高級紅茶のブランドで、ドバイにある「世界で唯一の７つ星ホテル」との呼称を持つ「バージ・アル・アラブ」でも使用されている、世界に認められた紅茶です。ロンネフェルトの紅茶は全てオーソドックス製法という製法で時間と手間を十分にかけ作りだされています。
アップルパイは、数ある品種の中から厳選した青森県産の紅玉種のりんごを使用し、産地より直送されてきたプレザーブは、ザラメ糖、シナモン、バター、アップルワインを使って仕上げ、パイ生地づくりに3日間の手間暇をかけ丁寧に独自のパイ製法で作られています。

ぜひ一度、歴史と伝統のあるロンネフェルトの紅茶と京都老舗洋菓子店のアップルパイとともに、ゆっくりとくつろぎのひと時を過ごしてみてはいかかでしょうか。

20.　【烏丸御池周辺】京都の老舗喫茶店　「イノダコーヒ本店」

「イノダコーヒ本店」は、京都を代表する老舗の喫茶店のひとつです。外観は町屋風ですが、一歩店内に入るとレトロな西洋風の空間が広がっています。重厚感のある照明やチェア、ギンガムチェックのテーブルクロスを用いた席などが、まるで高級ホテルのような雰囲気を演出しています。本店の席数は「イノダコーヒ」最大の211席を有し、テラス席もあるなど、広々とした空間でおいしいコーヒーをいただくことができます。

「イノダコーヒ本店」はモーニングが有名で、開店前からモーニング目当てのお客様でいっぱいになります。モーニングのおすすめは「京の朝食」。プレートに、本格ボンレスハム、新鮮野菜のサラダ、ふわふわのスクランブルエッグ、芳醇なバターの香りがするクロワッサンが盛り付けられており、ホテルのモーニングを思わせるようなエレガントさです。一緒に好きな飲み物をいただくことができるので、ぜひ創業当時から変わらない、布をフィルターとして淹れるネルドリップ式コーヒーを味わってみてはいかがでしょうか。

なお、「京の朝食」は11時までのサービスとなりますので、早めの来店をおすすめします。

21.　【河原町周辺】西洋を感じさせる大人の喫茶店　「フランソア喫茶室」

「フランソア喫茶室」は1934年（昭和9年）創業の老舗喫茶店。2003年（平成15年）には喫茶店として初の国の登録有形文化財に指定されました。

店内はイタリア建築のバロック様式を用いて豪華客船のホールをイメージして設計されており、豪華なシャンデリアや西洋風の重厚感のあるインテリアが高級感漂う雰囲気を造り出しています。また、画家・高木四郎氏のデザインによるステンドグラスを透過した日の光がテーブルや床などに色とりどりの影を落とす様は神秘的で美しいです。創業当時からほぼ変わらないという内装は不思議な魅力があり、多くの人を虜にしています。

メニューは、定番のカフェメニューからサンドイッチなどの軽食、お酒まで幅広く用意されています。特に有名な「レアチーズケーキ」は真っ白で、ブルーベリーソースの適度な酸味とチーズのクリーミーな味わいがマッチした逸品です。店内を流れるクラシック音楽を聴きながら、贅沢な大人の時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。