京都在住の私がすすめる「京のまち歩き」

春の伏見さんぽ

十石舟:宇治川派流を遊覧する十石舟と桜

提供元:伏見観光協会

十石舟:宇治川派流を遊覧する十石舟と桜

※掲載した内容は全て取材時点での情報であり、現在の内容と異なる場合があります。

現地スタッフ おすすめポイント
現地スタッフ

古くから名水が湧き出る酒処として有名な「伏見」ですが、近ごろは花見スポットとしても注目を集めています。そんな「伏見」の春散歩にぴったりなコースをご紹介します。ぜひ朝からお出かけしてみてください。

京都の混雑状況(2022年10月25日現在) ★★★☆☆ 例年並です。 ※現地取材スタッフの主観に基づく取材時の混雑状況です。

近鉄「桃山御陵前」駅からスタートです!

近鉄「桃山御陵前」駅へのアクセス:「京都」駅より近鉄京都線で約10分
モデルコースの所要時間:3時間30

ルート

近鉄「桃山御陵前」駅からスタート!

徒歩約2分(約170m)

1

「御香宮神社」

徒歩約11分(約900m)

2

「AMAZAKE HOUSE」

徒歩約5分(約350m)

3

「伏見十石舟」

徒歩約2分(約150m)

4

「月桂冠大倉記念館」

伏見を守る香り高き神社

御香宮神社:紀州徳川家初代である徳川頼宣が1625年に寄進した拝殿

御香宮神社:紀州徳川家初代である徳川頼宣が1625年に寄進した拝殿

ごこうのみやじんじゃ

御香宮神社

もともとは御諸神社と称されていましたが、平安時代の862年9月9日に境内から「香」の良い水が涌き出るという不思議な出来事があり、清和天皇より「御香宮」という名を賜ったと伝えられています。それ以来「御香宮神社」として、広く伏見の人々の信仰を集めてきました。鳥羽・伏見の戦い(1868年)の際には薩摩藩の屯所になりましたが、幸い戦禍をこうむることはありませんでした。そのため1605年に徳川家康の命により建立された本殿や、紀州徳川家初代である徳川頼宣が寄進した拝殿、伏見城の大手門を移築した表門など、桃山時代より残る建造物を今なお間近に見ることができます。特に当時の極彩色が復元された本殿と拝殿の豪華絢爛な彫刻を見逃しなく。

御香宮神社:小堀遠州が伏見奉行に命ぜられた際に作庭した、奉行所内の庭園にあった石を移した遠州ゆかりの石庭。後水尾上皇が命名した「ところがらの藤」も移植されていて、4月頃に庭の奥を彩ります

御香宮神社:小堀遠州が伏見奉行に命ぜられた際に作庭した、奉行所内の庭園にあった石を移した遠州ゆかりの石庭。後水尾上皇が命名した「ところがらの藤」も移植されていて、4月頃に庭の奥を彩ります

御香宮神社:神社の名前の由来にもなった「石井の御香水」は、京の名水の代表として国の名水百選にも認定されています

御香宮神社:神社の名前の由来にもなった「石井の御香水」は、京の名水の代表として国の名水百選にも認定されています

基本情報
所在地

京都市伏見区御香宮門前町174地図

アクセス

近鉄「桃山御陵前」駅より徒歩約2分、京阪「伏見桃山」駅より徒歩約4分

電話番号

075-611-0559

URL

https://gokounomiya.kyoto.jp/

参拝時間

月曜日~日曜日 9:00-16:00

休日

年中無休 ※神社行事による臨時休有り

料金

参拝無料、石庭拝観料大人200円 学生(大学生含む)150円


次の
見所
「AMAZAKE HOUSE」まで徒歩約11分(約900m)
「AMAZAKE HOUSE」まで徒歩約11分(約900m)

御香宮神社をお参りした後は、大手筋商店街を散策しながら次のスポットへ。この大手筋という名前の語源は、豊臣秀吉の時代にまでさかのぼるほど歴史があります。


酒どころで生まれた発酵ドリンク

AMAZAKE HOUSE:甘酒を使ったスムージー。左から定番のブルーベリー、バナナ、春に登場予定のいちご

AMAZAKE HOUSE:甘酒を使ったスムージー。左から定番のブルーベリー、バナナ、春に登場予定のいちご

あまざけはうす じかせいあまざけせんもんてん

AMAZAKE HOUSE 自家製生甘酒専門店

2020年9月にオープンした「AMAZAKE HOUSE」は、自家製生甘酒の専門店です。酒粕は使用せず、京都産コシヒカリとオリジナルブレンドの麹を使って作れられているので、ノンアルコール・ノンシュガー・無添加で腸活にぴったりなドリンクになっています。"生"甘酒とは、火入れをせずに、その麹が生み出す酵素が生きた状態のこと。そのため市販品とは違い、時間とともにどんどん味や栄養が変化し続けるそう。甘酒を使ったスムージーも、甘酒と果物だけで作ったものなので、優しい甘さが楽しめます。写真の定番のバナナ、ブルーベリーに加えて、春に登場予定のいちごなど季節限定メニューもたくさん。伏見散歩のお供に、さっぱり甘酒はいかがですか。

AMAZAKE HOUSE:さっぱりした味わいの「白米生甘酒」と、コクのある味わい「玄米生甘酒」の2種類があるので、まずは飲み比べてみて!

AMAZAKE HOUSE:さっぱりした味わいの「白米生甘酒」と、コクのある味わい「玄米生甘酒」の2種類があるので、まずは飲み比べてみて!

AMAZAKE HOUSE:京町家風の外観とレトロな雰囲が印象的な店舗は、「竜馬通り商店街」の一角にあります。店頭の酒樽を使えば、映える写真が撮れますよ

AMAZAKE HOUSE:京町家風の外観とレトロな雰囲が印象的な店舗は、「竜馬通り商店街」の一角にあります。店頭の酒樽を使えば、映える写真が撮れますよ

基本情報
所在地

京都市伏見区車町271-1地図

アクセス

近鉄「桃山御陵前」駅より徒歩約9分、京阪「伏見桃山」駅より徒歩約7分

URL

https://amazakehouse.com/

営業日

月曜日、木曜日~日曜日10:00-17:00

休業日

火曜日、水曜日

料金

「甘酒スムージー」500円(税込)~ ※フルーツによって価格が変わります


次の
見所
「伏見十石舟」まで徒歩約5分(約350m)
「伏見十石舟」まで徒歩約5分(約350m)

薩摩藩御用達の旅籠「寺田屋」でも有名な竜馬通り商店街。新しいお店がどんどん増えているので、お食事休憩にもおすすめですよ。


ゆらゆらとうつろう四季を船上から

伏見十石舟:月桂冠大倉記念館のすぐそばにある十石舟の乗船場と桜

提供元:伏見観光協会

伏見十石舟:月桂冠大倉記念館のすぐそばにある十石舟の乗船場と桜

ふしみじゅっこくぶね

伏見十石舟

江戸時代に淀川でさまざまな物資や旅客を運んだ十石舟。現在は伏見の風情を堪能できる遊覧船として復活し、宇治川派流を約50分で往復するコースとなっています。月桂冠大倉記念館のすぐそばにある乗船場からスタート。建ち並ぶ酒蔵と柳の木が揺れる美しい姿は、船に乗ってこその景色です。春には桜が咲き誇り、秋には紅葉と四季折々の変化も。三栖閘門(みすこうもん)と呼ばれる、運河の水量を調節するためのせきで一度下船します。三栖閘門資料館に立ち寄り、その仕組などについての展示を見学することができます。ちなみにこの三栖閘門は、パナマ運河と同じ仕組みなんだとか。船上からしか見られない風景を楽しみながら、伏見の歴史に思い馳せてみては。

伏見十石舟:月桂冠の酒蔵と木々の緑の見事な眺め。船上からどう見えるかは、ぜひご自身の目で確かめてみてください

提供元:伏見観光協会

伏見十石舟:月桂冠の酒蔵と木々の緑の見事な眺め。船上からどう見えるかは、ぜひご自身の目で確かめてみてください

伏見十石舟:運行中にはいくつか橋の下を通ります。なかでも出会橋は映画のロケ地にもなった有名な桜スポットです

提供元:伏見観光協会

伏見十石舟:運行中にはいくつか橋の下を通ります。なかでも出会橋は映画のロケ地にもなった有名な桜スポットです

基本情報
所在地

京都市伏見区南浜町247(乗船場:月桂冠大倉記念館裏 河川沿い)地図

アクセス

近鉄「桃山御陵前」駅より徒歩約12分、京阪「中書島」駅より徒歩約4分

電話番号

075-623-1030

URL

https://kyoto-fushimi.or.jp/ship/

運行期間

2022年3月19日~12月4日

休日

月曜日 ※祝日を除く、4・5・10・11月は月曜日も運航、8月16日~31日運休

料金

大人(中学生以上)1,200円、こども(小学生以下)600円
※料金は変更になる場合があります


次の
見所
「月桂冠大倉記念館」まで徒歩約2分(約150m)
「月桂冠大倉記念館」まで徒歩約2分(約150m)

提供元:伏見観光協会

遊覧を終えたら川沿いの散策もおすすめ。船と桜の写真は、橋の上から撮影するとキレイに収まります。


伏見最古の酒蔵で学び味わう

月桂冠大倉記念館:2020年12月にリニューアルオープンした展示室

月桂冠大倉記念館:2020年12月にリニューアルオープンした展示室

げっけいかんおおくらきねんかん

月桂冠大倉記念館

伏見の歴史と酒文化を伝える「月桂冠大倉記念館」は、2020年12月にリニューアルオープン。時代の変遷と月桂冠の歴史を辿ることができるよう、順路や展示が刷新されました。見学のはじめに、もともと一般公開されていなかったホールで「おいしいお酒ができるまで」という動画を見ます。その後はスマホで見られる館内ガイドと共に、資料室や迫力の用具類を見学。自分のペースで、より深く展示内容を知ることができます。また平日限定で、酒樽のこも巻きが見学できるステージなども登場。酒樽を持ち上げる体験をすることもできますよ。もちろん見学後には記念館限定の日本酒などのきき酒も楽しめるので、ぜひ最後まで「月桂冠」を味わい尽くしてみて。

月桂冠大倉記念館:入場時に3枚のコインが渡され、1コインで1種類のお酒が試飲できます。季節ごとに約10種のさまざまなお酒が並び、1コイン100円で追加購できます

月桂冠大倉記念館:入場時に3枚のコインが渡され、1コインで1種類のお酒が試飲できます。季節ごとに約10種のさまざまなお酒が並び、1コイン100円で追加購できます
※運転手などお酒が飲めない場合は、コインの代わりにミニボトルをお渡ししています

月桂冠大倉記念館:1909(明治42)年建造の酒蔵を改装し、伏見の酒造り、日本酒の歴史・文化を紹介する史料館として82(昭和57)年に開設。今なおその姿を残します

月桂冠大倉記念館:1909(明治42)年建造の酒蔵を改装し、伏見の酒造り、日本酒の歴史・文化を紹介する史料館として82(昭和57)年に開設。今なおその姿を残します

基本情報
所在地

京都市伏見区南浜町247地図

アクセス

近鉄「桃山御陵前」駅より徒歩約10分、京阪「中書島」駅より徒歩約6分

電話番号

075-623-2056

URL

https://www.gekkeikan.co.jp/enjoy/museum/

時間

月曜日~日曜日 9:30-16:30(受付は16:00まで)

休日

盆8月13日~8月16日、年末年始12月28日~1月4日

料金

20歳以上600円、13歳~19歳100円、12歳以下無料
※13歳以上の方は、おみやげ付き


お疲れ様でした

お疲れ様でした

「月桂冠大倉記念館」から北へ進むと食事処が立ち並んでいます。駅に向かう途中に、腹ごしらえしてもいいですね。


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