京都在住の私がすすめる「京のまち歩き」
京都を食べる 更新日：2022.06.09
酷暑を乗り切るお供に！京都のかき氷
大極殿本舗：こちらで一番人気の「ミルクミントかき氷」は夏の名物です
※掲載した内容は全て取材時点での情報であり、現在の内容と異なる場合があります。
暑い夏が来るとついつい食べたくなるかき氷。最近では頭がキーンとならずに楽しめる、進化系かき氷が人気ですよね。今回は、王道な味わいのかき氷はもちろんのこと、型にはまらない個性豊かなかき氷など、京都の夏の味をご紹介します
京都の混雑状況（2022年10月25日現在） ※現地取材スタッフの主観に基づく取材時の混雑状況です。
京素材を活かし王道の美味しさを追求する
提供元：お茶と酒 たすき
お茶と酒 たすき：定番さけ氷メニューの「煎茶ジンライム～青山椒仕立て～」
おちゃとさけ たすき しんぷうかん
お茶と酒 たすき 新風館
"すでにあるものを大切にし、新たな価値を創造する"というコンセプトのもと、京都の素材を活かしたかき氷が楽しめる「お茶と酒 たすき」。店舗は、2020年6月にリニューアルオープンした烏丸御池エリアの複合施設「新風館」内の一角にあります。かき氷は、定番の抹茶・ほうじ茶をはじめ、月替りで旬の食材を使ったメニューが用意されています。また、お酒を使ったかき氷があるのも「たすき」ならでは。煎茶とジンを使った「さけ氷」は、油断していると酔ってしまうほどしっかりとお酒を楽しめる仕上がりに。お茶のカクテルや京都のクラフトビールもあるので、気軽に1杯呑みたい時に立ち寄るのもオススメ。素材の良さが伝わるシンプルなかき氷で、京都を味わってみて。
※写真はテイクアウト専用皿です。（テイクアウト用イメージ写真）
提供元：お茶と酒 たすき
お茶と酒 たすき：抹茶を使ったかき氷「抹茶みつ」は、おうすにも使われるような京都産の高品質な茶葉を使用しています
お茶と酒 たすき：一つひとつのかき氷を、アート作品のように大切に作っているそう。天井が高くスタイリッシュな店内なので、かき氷がとても映えますよ
| 基本情報 | |
|---|---|
| 所在地 | 京都市中京区場之町586-2 新風館1階地図 |
| アクセス | 地下鉄烏丸線・東西線「烏丸御池」駅直結 |
| 電話番号 | 075-744-1139 |
| 営業日 | 月曜日～日曜日 11：00-21：00 |
| 休業日 | 年中無休 |
| 料金 | 「さけ氷 煎茶ジンライム～青山椒仕立て～」1,122円（税込）、「かき氷 抹茶みつ」1,067円（税込）※取材時の参考価格 |
かき氷愛が生み出す異彩のスイーツ
京氷菓 つらら：ルビーアングレーズソースやカスタードを使った「向夏なルビーの指輪」
きょうひょうか つらら
京氷菓 つらら
2019年夏にオープンした通年かき氷が楽しめるかき氷専門店。常時16～18種類ものかき氷があり、通年メニューの5～6種類以外は季節や旬の食材に応じて、どんどん入れ替わっていきます。可愛らしいお品書きには、どんなソースや食材が使われているのかが明記されているので安心して注文できます。入門編として「いちごミルク」なども用意されていますが、ゴルゴンゾーラなどのチーズを使ったクリームや、ペッパーなどのスパイスがかかったものなど、ぜひ「つらら」らしいユニークな味にチャレンジしてみてください。中には、本物よりもティラミスらしいと評されるなど、スイーツが苦手な方にもおすすめしたい本格的な味わいのかき氷も。最新のメニューはInstagramで更新されていますので、ぜひ来店前に確認を。
京氷菓 つらら：かき氷の内側にもたっぷりとクリームやソース、果実が入っているので、上から崩しながら食べてみて
京氷菓 つらら：12：00頃のお昼時、16：30以降の夕方が並ばずに入れるおすすめの時間帯です。予約枠があまり多くないので、当日は時間に余裕をもって並びましょう
| 基本情報 | |
|---|---|
| 所在地 | 京都市中京区西ノ京内畑町22地図 |
| アクセス | JR・地下鉄東西線「二条」駅より徒歩約9分、市バス6・15・46・52・55・201・206号系統「千本旧二条」より徒歩約5分 |
| 電話番号 | 075-811-3330 |
| URL | |
| 営業日 | 11：00-19：00 ※18：30最終受付 |
| 休業日 | 火曜日 ※火曜日が祝日の場合は営業 |
| 料金 | 「向夏なルビーの指輪」1,200円（税込）※例年4月～6月限定メニュー |
老舗和菓子店で夢見るあの日の雪解け
大極殿本舗：一番人気の「ミルクミントかき氷」は夏の名物
だいごくでんほんぽ ほんてん（かんみどころ せいえん）
大極殿本舗 本店（甘味処 栖園）
食べる宝石と評される"琥珀流し"で知られる「大極殿本舗」は、明治18（1885）年創業の老舗和菓子店。月替りで提供される琥珀流しに使われる、寒天や自家製の蜜を使ったかき氷は夏の名物になっています。かき氷を作り始めた当初から人気があったのは「梅酒氷」でしたが、自家製梅酒が減ってきたため考案されたのが「ミルクミント」です。写真の通り、涼やかなルックスで現在の一番人気メニューです。女将が子どもの頃に経験した粉雪の口溶けを目指したふわふわ氷と、繊細な甘さの蜜は最高の組み合わせ。和菓子店だからこそ表現できる季節感を大切にしているそう。今後、本店でしか味わえないメニューも増える予定なので、夏限定の美しい和氷をお楽しみに。
大極殿本舗：2019年にリニューアルした店舗。奥には坪庭を中心に広々とした「甘味処 栖園」のカフェスペースがあります
大極殿本舗：大丸京都店のすぐ東にある本店。「殿」が書かれた暖簾が目印です。喫茶だけでなく、お買い物だけでももちろん利用可能です
| 基本情報 | |
|---|---|
| 所在地 | 京都市中京区高倉通四条上る帯屋町590地図 |
| アクセス | 地下鉄烏丸線「四条」駅・阪急「烏丸」駅より各徒歩約1分 |
| 電話番号 | 075-221-3533 |
| URL | |
| 営業日 | 月曜日～火曜日、木曜日～日曜日［販売］9：30-18：00［喫茶］10：00-17：00LO |
| 休業日 | 水曜日 |
| 料金 | 「かき氷 ミルクミント」800円（税込） |
素材をふんだんに使った掟破りなかき氷
雪ノ下 京都本店：水を一滴も使わずに作る贅沢な「宮崎マンゴー氷」と「紅ほっぺ苺ミルク氷」
ゆきのした きょうとほんてん
雪ノ下 京都本店
水を一滴も使わずに作られることで注目された「雪ノ下」のかき氷。写真の左側にあるのが、宮崎マンゴーそのものを氷にした「宮崎マンゴー氷」です。このフルーツ氷系には、練乳のアイスがセットになっていて、一緒に食べてミルクっぽさを追加することもできますよ。右側にある「紅ほっぺ苺ミルク氷」は一番人気のかき氷。白い部分は甘いミルクの氷になっていて、上から苺のソースがかかっています。昨年の夏最盛期にはキウイ・パインなどのフルーツ氷はもちろん、黒糖・生姜・抹茶など10種類以上のかき氷が登場。今年も苺氷やマンゴー氷などの定番6種類に加えて、夏に向けてどんどん種類が増えていくそう。ここでしか味わえない贅沢なかき氷で、蒸し暑い京都でひと時の涼を楽しんで。
雪ノ下 京都本店：木の家具を配する落ち着いた雰囲気の店内。カフェには珍しい食券式なので、まずは入口で購入を
雪ノ下 京都本店： 三条通沿いにある建物の2階にお店があります。1階は別の会社が入っており、2階へと続く階段がある間口は狭いので、お見逃しなく！
| 基本情報 | |
|---|---|
| 所在地 | 京都市中京区三条油小路東入ル三条油小路町145-1 2F地図 |
| アクセス | 地下鉄烏丸線・東西線「烏丸御池」駅より徒歩約8分、市バス9・12・50・67号系統「堀川三条」より徒歩約3分 |
| 電話番号 | 075-285-0150 |
| URL | |
| 営業日 | 月曜日～日曜日 11：00-18：00（17：00LO） |
| 休業日 | 不定休 |
| 料金 | 「宮崎マンゴー氷」1,800円（税込）、「紅ほっぺ苺ミルク氷」1,100円（税込） |
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