念珠には僧侶が持つような長い正式なもの（写真右）と、一般的に使われる略式のもの（写真左）があり、体験では略式の京念珠を作ります。ふさのすぐ上にある大きな玉を「親玉」、一番数が多い「主玉」、左右に1個ずつ使われる小さな「小玉」の3種類の玉を使います

略式は男女で使う玉の大きさが違います。写真手前の3列は少し大きめの玉、奥の3列が小さめの玉。選ぶ石と数によって値段が変動するので、予算に応じて決めましょう

約40種類の天然石から選んでいきます。選び方は、「直感で好きなもの」、「天然石が持つパワー」、「誕生石などの守護石」、「推しの色の天然石」など。パワーの詳細や守護石についての一覧表も用意されています

女性用はふさの上に親玉、左から主玉が7個・小玉1個・主玉19個・小玉1個・主玉7個の順になっています。親玉は他のものと違うので、後で選びます。デザインサンプルの画像を見ながらイメージを膨らませていきます

念珠の形の枠を利用して、選んだ玉を実際に並べていきます。左右対称に並べる場合が多いですが、全て同じ石で統一する人や、グラデーションやレインボーカラーにした人もいたそう。サンプル画像を参考にするのもおすすめです

石を並べ終えたら、まずは中心の親玉を選びます。その下につけるふさは、1色または2色になったものの2種類から、最後に通し糸（7色）×組み糸（12色）の組み合わせをお好みに合わせて選んでいきます

解説図を見ながら親玉の中にテグスを通します。そのテグスを利用して親玉に通し糸を通します。少し難しいですが、講師がサポートしてくれるので安心です

通し糸に並べた通りに天然石を通していきます。透明の石は見逃しがちなので、抜け漏れがないように注意しましょう。全て通せたら、仕上げはお店の方にお任せします

店内では天然石を使ったチャームや、京都らしい和雑貨が販売されています。体験した人には割引きのサービスがあるので、ぜひお土産用にチェックしてみてはいかがでしょうか

編みあがった完成品は1～2週間後に希望する住所に届きます。急ぎで必要な時は早めに仕上げてもらえる場合もあるので、相談してみてください