京都在住の私がすすめる「京のまち歩き」

京都で愛される鍋料理

権太呂:“黄金の一汁”と名付けられただしを使った、名物の京風うどんすき「権太呂なべ」

提供元:権太呂

権太呂:“黄金の一汁”と名付けられただしを使った、名物の京風うどんすき「権太呂なべ」

※掲載した内容は全て取材時点での情報であり、現在の内容と異なる場合があります。

現地スタッフ おすすめポイント
現地スタッフ

「底冷え」といわれる厳しい寒さで知られる冬の京都。そんな季節だからこそ、心も身体も温まる鍋料理がおいしく楽しめます。ちょっと贅沢にゆったりと鍋料理を満喫する、冬だけの京都旅はいかがでしょうか。

京都の混雑状況(2024年11月28日現在) ★★★★☆ 例年よりも混雑しています。 ※現地取材スタッフの主観に基づく取材時の混雑状況です。

とろける和牛を伝統のすき焼きで

モリタ屋:精肉店直営ならではの質の高い和牛を使い、伝統のスタイルで作るすき焼きは絶品

提供元:モリタ屋

モリタ屋:精肉店直営ならではの質の高い和牛を使い、伝統のスタイルで作るすき焼きは絶品

もりたや じぇいあーるきょうといせたんてん

モリタ屋 ジェイアール京都伊勢丹店

京都初の牛肉専門店として明治2(1869)年に創業した「盛牛舎森田屋」を前身とする「モリタ屋」は、地元では「和牛肉といえばモリタ屋」とも称される名店です。文明開化の時代に関西において「牛肉を食べる食文化」を牽引してきた同店が昭和51(1976)年に飲食店をオープン。精肉店直営ならではの質の高い和牛を使ったすき焼きは、牛肉を存分に味わうことができる作り方になっています。熱した鉄鍋に牛脂を引いてザラメを散らし、その上にお肉を広げて焼き色をつけてから味付けする所謂関西スタイル。京都駅直結のジェイアール京都伊勢丹店で、京都旅の始まりにそして締め括りに、極上の和牛を堪能する贅沢な時間はいかがでしょうか。

モリタ屋:大きな窓が印象的な広々とした店内。ジェイアール京都伊勢丹の11階にあるため、窓からは京都タワーや東山の眺望が楽しめます

提供元:モリタ屋

モリタ屋:大きな窓が印象的な広々とした店内。ジェイアール京都伊勢丹の11階にあるため、窓からは京都タワーや東山の眺望が楽しめます

モリタ屋:すき焼き・しゃぶしゃぶ・オイル焼き・ステーキからメインの肉料理が選べる関西限定の贅沢な「極コース」のほか、ランチタイムにはお得な「和牛鍋」等の御前メニューも用意されています

提供元:モリタ屋

モリタ屋:すき焼き・しゃぶしゃぶ・オイル焼き・ステーキからメインの肉料理が選べる関西限定の贅沢な「極コース」のほか、ランチタイムにはお得な「和牛鍋」等の御前メニューも用意されています

基本情報
所在地

京都市下京区烏丸通塩小路下る東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹11階 レストラン街「イートパラダイス」内地図

アクセス

各線「京都」駅直結

電話番号

075-365-7788

URL

https://moritaya-kyoto.co.jp/restaurant/

営業日

月曜日~日曜日 11:00-22:00(21:00LO) ※ランチメニューは15:45までに入店

休業日

不定休 ※ジェイアール京都伊勢丹に準ずる

料金

「すき焼き(ディナー)」6,600円(税込)~、「和牛鍋(ランチのみ)」2,420円(税込)


琥珀色のだしと食材が調和するうどんすき

権太呂:“黄金の一汁”と名付けられただしを堪能する、名物の京風うどんすき「権太呂なべ」

提供元:権太呂

権太呂:“黄金の一汁”と名付けられただしを堪能する、名物の京風うどんすき「権太呂なべ」

ごんたろ しじょうほんてん

権太呂 四条本店

本店が京の台所錦市場のほど近くにある「権太呂」の名物といえば、京風うどんすき「権太呂なべ」です。主役は“黄金の一汁”と名付けられた、羅臼昆布とうるめ・めじか・さば三種の節を使って職人が丁寧に仕上げるおだし。具材には活きの良い車海老や蛤などの海の幸、湯葉などの京食材、野菜や椎茸、鶏肉などに厳選小麦と天塩で打ち上げる自家製うどんが合わさります。澄んだ出汁と、具材から引き出された旨味を吸い上げたうどんは、うどんすきならではの深い味わいが楽しめます。1人前から注文可能な「権太呂なべ」の他にもアツアツの「鍋焼きうどん」も冬には嬉しいメニュー。一日通しての営業なので、遅めのランチにもおすすめです。

権太呂:数寄屋づくりの店内の1・2階はテーブル席と掘りごたつ席になっています。4階には本格的な茶室も備えられています

提供元:権太呂

権太呂:数寄屋づくりの店内の1・2階はテーブル席と掘りごたつ席になっています。4階には本格的な茶室も備えられています

権太呂:錦市場のほど近く、麩屋町通沿いにある四条本店。冬は赤い暖簾、夏は白い暖簾が掲げられ、脇にあるお地蔵様が印象的なエントランスです

権太呂:錦市場のほど近く、麩屋町通沿いにある四条本店。冬は赤い暖簾、夏は白い暖簾が掲げられ、脇にあるお地蔵様が印象的なエントランスです

基本情報
所在地

京都市中京区麸屋町通四条上ル地図

アクセス

地下鉄烏丸線「四条」駅、阪急「烏丸」駅より各徒歩約5分

電話番号

075-221-5810

URL

https://gontaro.co.jp/

営業日

月曜日~火曜日、木曜日~日曜日 11:00-21:30(21:00LO)

休業日

水曜日

料金

「京風うどんすき 名物権太呂なべ(権太呂鍋・付出し)」1人前5,000円(税込)


挑戦し続ける純米吟醸蔵の新しい味

純米酒粕 玉乃光:酒粕のコクと深みを感じる味わいの「酒粕おでん」は必食の一皿

純米酒粕 玉乃光:酒粕のコクと深みを感じる味わいの「酒粕おでん」は必食の一皿

じゅんまいさけかす たまのひかり

純米酒粕 玉乃光

2024年7月にリニューアルオープンした「純米酒粕 玉乃光」は、2024年で創業350年を迎えた玉乃光酒造直営のレストラン&ショップ。世界初の酒粕専門店として多様な酒粕の楽しみ方を提案しており、ショップでは酒粕を使ったオリジナルスイーツなども販売しています。1階のテイスティングバーでは気軽に日本酒の飲み比べを試すことができ、2階のレストランでは食事と日本酒をゆったりと味わうことができます。通年人気の「酒粕おでん」は酒粕のコクと深みを感じる味わいで、酒粕が苦手な方にこそ食べてほしい逸品です。定番メニューの5種盛・7種盛の他にも「フォアグラ大根」などの創作おでんも。また、冬季限定で「豚しゃぶ」も登場(要予約)。京都の冬を楽しめるよう、酒粕料理と日本酒で身体の中から温まってみてはいかがでしょうか。

純米酒粕 玉乃光:2階のレストランは開放的で洗練された空間。1次会を2階のレストランで、2次会を1階のテイスティングバーでという方もいるそうです

純米酒粕 玉乃光:2階のレストランは開放的で洗練された空間。1次会を2階のレストランで、2次会を1階のテイスティングバーでという方もいるそうです

純米酒粕 玉乃光:1階はハイテーブルが並ぶカジュアルな雰囲気。より気軽に玉乃光のお酒が楽しめるよう30分日本酒飲み放題や小皿のおつまみなど、2階とは異なるメニュー構成に。レストランの待ち合わせに0次会としても活用できます

提供元:玉乃光

純米酒粕 玉乃光:1階はハイテーブルが並ぶカジュアルな雰囲気。より気軽に玉乃光のお酒が楽しめるよう30分日本酒飲み放題や小皿のおつまみなど、2階とは異なるメニュー構成に。レストランの待ち合わせに0次会としても活用できます

基本情報
所在地

京都市下京区因幡堂町658-1地図

アクセス

地下鉄烏丸線「四条」駅・阪急「烏丸」駅5番出口より各徒歩約4分

電話番号

075-352-1673

URL

https://sakekasu.tamanohikari.co.jp/

営業日

月曜日~日曜日 【レストラン】11:30-15:00(14:00LO)/17:30-22:00(LO 21:30)、【テイスティングバー】12:00-15:00/17:30-22:00、【ショップ】11:00-15:00/17:00-21:30

休業日

12/31~1/3 、不定休

料金

「酒粕おでん 7種盛」2,000円(税込)


最古の湯豆腐で心を溶かす温時間

奥丹:敷地内の工房で作られるお豆腐を使った湯豆腐が楽しめるコース

提供元:奥丹

奥丹:敷地内の工房で作られるお豆腐を使った湯豆腐が楽しめるコース

そうほんけ ゆどうふ おくたん きよみず

総本家 ゆどうふ 奥丹 清水

2025年で創業390年を迎える「総本家ゆどうふ奥丹」は、その名の通り湯豆腐が堪能できる歴史あるお店です。寛永12(1635)年の創業当時の名前は「奥の丹後屋」で、日本一古い湯豆腐専門店とも言われます。湯豆腐のコースは「おきまり一通り」と「昔どうふ一通り」の2種類で、豆腐の種類が変わります。おきまりのコースではなめらかで柔らかい絹ごし豆腐、昔どうふでは伝統の純古代作りを再現した少し固めの木綿豆腐を使用。創業当時に作庭された600坪を誇る「錦翠の庭」を眺めながら、ほっこりと湯豆腐を味わう穏やかな時間は格別です。清水エリアを散策する際にはぜひ訪れてみてください。また、繫忙期以外はカフェメニューも用意されており、14時以降が入店しやすいタイミングになっています。

奥丹:庭園に流れる小川の水音が自然のBGMになった店内。四季折々にその姿を変える美しい庭は、京都市民が選ぶ、京都の財産として残したい「京都を彩る建物や庭園」にも認定されています

提供元:奥丹

奥丹:庭園に流れる小川の水音が自然のBGMになった店内。四季折々にその姿を変える美しい庭は、京都市民が選ぶ、京都の財産として残したい「京都を彩る建物や庭園」にも認定されています

奥丹:二年坂に向かう階段のほど近く、産寧坂沿いにある店舗建物は、醤油醸造で財を成した石橋氏別邸がそのルーツ。1か月前から予約が可能なので、旅程が決まったら早めの予約をおすすめします※空席があれば当日も利用可能

提供元:奥丹

奥丹:二年坂に向かう階段のほど近く、産寧坂沿いにある店舗建物は、醤油醸造で財を成した石橋氏別邸がそのルーツ。1か月前から予約が可能なので、旅程が決まったら早めの予約をおすすめします※空席があれば当日も利用可能

基本情報
所在地

京都市東山区清水3丁目340番地地図

アクセス

市バス58・80・86・202・206・207号系統ほか「清水道」より徒歩約6分

電話番号

075-525-2051

URL

https://www.tofuokutan.info/

営業日

月曜日~水曜日、金曜日 11:00-16:30(16:00LO)、 土曜日~日曜日・祝日 11:00-17:30(17:00LO)

休業日

木曜日

料金

「昔どうふ一通り」4,400円(税込)、「おきまり一通り」3,300円(税込)

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